テクミラホールディングスJP:3627

時価総額
¥48.3億
PER
デジタルテクノロジーを活用した知育・教育、健康、マネー、エンターテインメントのライフデザイン事業、ソフトウェア開発、システムインテグレーション、AIやクラウドサービスのビジネスイノベーション事業、ICT及びIoT製品の開発・製造のコネクテッドソリューション事業。

沿革

2004年4月

プライムワークス㈱設立。代表取締役社長に池田昌史就任

2004年8月

㈱セルシスと共同で携帯コミック配信ASPサービス「コミックDC」へサービス提供を開始

2004年9月

シャープ㈱に対する第三者割当増資を実施

2005年7月

シャープ㈱と共同で携帯電話きせかえサービス『カスタモ』を開始

2008年5月

東京証券取引所マザーズへ上場

2009年9月

子会社スタジオプラスコ㈱を設立

2011年9月

スマートフォン版キャラクターコンテンツ配信サイト『カスタモ』のサービスを展開

2011年10月

docomoスマートフォン向けに「アニエモ」技術のライセンスを開始

2012年1月

東京証券取引所 市場第一部へ市場変更

2012年6月

グループ統合によりネオス㈱に商号変更

2012年9月

docomoの写真・動画ストレージサービス ドコモクラウド「フォトコレクション」の開発を支援

2013年2月

docomoが発売するスティック型デバイス『SmartTV dstick 01』を企画・開発、製造

2013年3月

無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」でスタンプの配信を開始

2013年9月

特化したクラウドアドレス帳サービスを新たに開発。法人向け『SMART アドレス帳』を提供開始

2013年10月

docomoのスマホ向け新サービス『dキッズ』のスタートに合わせてコンテンツ提供を開始

2014年5月

ボディメイクサポートアプリ『RenoBody』を提供開始

2014年11月

新たなエンタープライズ向けクラウドソリューションを開始、構築から運用開始まで一環提供

2015年5月

スマートデバイスの企画・開発・製造を行うJENESIS(株)(旧:(株)ジェネシスホールディングス)と業務提携契約を締結

2015年6月

プリペイドカードサービスの国内最大手㈱バリューデザインの株式を取得、業務提携契約を締結

2015年10月

JENESIS(株)の株式取得により持分法適用関連会社化

2016年12月

LINEなどの主要チャットサービスに対応したチャットボット基盤『SMART Message BOT』を開発

2017年1月

店舗独自の電子マネーをカードレスで発行できる『Value Wallet』を提供開始

2017年3月

『クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦』を開発 ドコモの知育サービスに提供開始

2017年3月

ベトナム現地法人「Neos Vietnam International Co.,Ltd」を設立

2017年11月

歩数計アプリ『RenoBody』を法人向けソリューションとして提供を開始

2018年3月

JENESIS(株)を連結子会社化

2018年7月

㈱セールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーとして認定

2018年9月

JENESIS(株)が製造を受託した、ソースネクスト㈱の次世代通訳機「POCKETALK®W」が発売

2018年9月

全国展開のコーヒーショップ「上島珈琲店」アプリでキャッシュレス決済サービスを提供開始

2018年11月

JENESIS(株)がJapanTaxi㈱のタクシー業界初「決済機能付きタブレット」を共同開発・製造

2018年11月

知育アプリ内蔵タブレットを搭載したキッズ向け IoT カート「スマートキッズカート」、ドン・キホーテ新店舗への導入を皮切りに商用化

2019年4月

デジタル教材プラットフォームへ教育コンテンツの提供を開始、教育のICT化を支援するEdTech事業への取り組みを本格化

2019年4月

「Neos Vietnam International Co.,Ltd」の資本を増強し、オフショア開発体制を拡大

2019年7月

NintendoSwitch市場へ参入、サンリオ・サン宝石とのコラボによるキッズ向けタイトル『ぷるきゃらフレンズ』を発売

2019年7月

札幌の開発拠点を統合・拡張し、新たな技術センター「Neos Sapporo Developers Park」を開設

2019年9月

JENESIS(株)が中国・深圳法人の増資を実施。同年3月の現地工場の移転拡張に続き生産体制を強化

2019年10月

サイボウズ(株)のオフィシャルSIパートナーとして認定、kintoneソリューションの提供を開始

2019年12月

JENESIS(株)が製造を受託した、ソースネクスト(株)のAI通訳機の新モデル「POCKETALK® S」が発売

2019年12月

JENESIS(株)、宮崎のカスタマーサポートセンターを拡張移転し顧客対応および保守体制を強化

2020年9月

会社分割により旧ネオス(株)は持株会社となり、「JNSホールディングス(株)」へ商号を変更。JNSホールディングス(株)の子会社である新たな「ネオス株式会社」が従来の事業を承継

2020年9月

Nintendo Switchソフト第2弾 『いっしょにあそぼ~♪コウペンちゃん』発売

2020年9月

AIチャットボットをリニューアル、業務自動化による企業のDX支援サービス『OfficeBot』として提供開始

2020年10月

スマホ決済サービス基盤『ValueWallet』をベースとしたモバイルオーダー機能付きハウス電子マネーアプリを「ウェンディーズ・ファーストキッチン」&「ファーストキッチン」に提供

2020年12月

JENESIS(株)の深圳金型工場を法人化、製造工程の内製化を加速するとともに小ロット・多品種製造への対応を拡大

2021年2月

グループワンストップ対応により、ミクシィ「みてねみまもりGPS」のデバイス製造およびアプリ/サーバー開発を受託

2021年7月

Nintendo Switchソフト第3弾 『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』発売

2021年8月

アララ(株)と業務提携契約を締結、ハウス型電子マネーによるスマートフォンアプリ決済事業を共同推進

2022年2月

ポケトーク株式会社へ出資、AI 通訳機「POCKETALK」シリーズの製造事業における連携を強化

2022年4月

東京証券取引所による市場再編に伴い、上場市場区分が「プライム市場」(旧:市場第一部)へ変更

2022年5月

Nintendo Switchソフト 『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』アジア版を台湾・香港・韓国で発売、海外及びマルチプラットフォーム展開を本格化

2022年9月

新たな自社デバイスブランド『aiwaデジタル』立ち上げ、第1弾プロダクトを販売開始

2022年11月

国際規格に基づく情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得

2023年1月

酒販業界向けのDX事業に参入、新規事業会社「スマはっちゅう株式会社」を設立

2023年3月

ネオス(株)における社員の健康維持・増進を支援する各種取り組みが評価され、2022年度に続き「健康経営優良法人 (大規模法人部門)」に認定

2023年4月

『RenoBody』アプリ利用者数80万人・ウォーキングイベントサービス導入数500団体を突破、「健康経営優良法人2023」における140社超の認定取得を支援

事業内容

テクミラホールディングス及びそのグループ企業は、幅広い事業セグメントを展開しています。主に、ライフデザイン事業、ビジネスイノベーション事業、コネクテッドソリューション事業の三つの柱で構成されています。

ライフデザイン事業では、知育・教育、健康、マネー、エンターテインメントなどの分野でデジタルテクノロジーを活用したサービスを提供しています。これにより、生活者の視点から新たな価値を創出しています。

ビジネスイノベーション事業では、ソフトウェア開発、システムインテグレーション、AIやクラウドを活用したサービス提供を通じて、ビジネスのイノベーションを支援しています。これにより、企業のデジタルトランスフォーメーションを促進しています。

コネクテッドソリューション事業では、デバイス完結型のソリューションだけでなく、デバイス+クラウド+ネットワーク一体型の新たな価値を提供しています。ICT及びIoT製品の開発、製造受託、販売、及びカスタマーサポート業務受託などを手がけています。

これらの事業を通じて、テクミラホールディングスグループは、デジタルテクノロジーを駆使した多様なサービスを提供し、生活者やビジネスの変革を支援しています。

経営方針

テクミラホールディングスは、ライフデザイン事業、AI&クラウド事業、コネクテッド事業の3つの主要事業を軸に、中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、デジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供し、豊かで新しい未来の創造を目指しています。特に、知育・教育、健康、フィンテック、キャラクター利用などの分野で、革新的なプロダクトやソリューションを展開しています。

経営指標としては、事業規模の拡大と利益増大、効率的な株主資本の運用による企業価値の向上を目指しています。経常利益、純利益、自己資本利益率(ROE)を重視し、これらの目標達成に努めています。

DX化の進展とICT市場の拡大を背景に、テクミラホールディングスは、各事業において競争優位性を活かしたソリューションの展開を進めています。また、自社プロダクト、自社サービスへの投資を積極的に推進し、さらなる成長を目指しています。

グローバル化の推進も同社の重要な戦略の一つです。世界的な潮流を踏まえた技術開発やコスト競争力の優位性を確保するため、ソフトウェア開発、ハードウェア設計開発、製造体制のグローバルな展開を推進しています。

さらに、プロジェクトマネジメントの強化、有能な人材の確保及び育成、セキュリティ体制の強化、ESG経営への取り組みなど、経営の質の向上にも注力しています。これらの戦略を通じて、テクミラホールディングスは、不確実性に満ちた現代においても継続的に企業価値を向上させていくことを目指しています。