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アクセルマークJP:3624
沿革
1994年3月 |
東京都千代田区東神田にキャラクター商品の企画及び著作権、商標権、意匠権の管理(プロパティ事業)を目的とした、株式会社マッキャナを設立(資本金10百万円) |
1997年12月 |
株式会社ハイジに商号変更 |
2000年3月 |
株式会社セプテーニ(注1)への第三者割当増資を実施し、同社のグループ会社(注2)となる |
2000年4月 |
本店を東京都新宿区西新宿に移転 |
2001年1月 |
コンテンツ事業を開始 |
2002年11月 |
広告事業を開始 |
2005年9月 |
株式会社ハイジを存続会社として、株式会社ピュアクリック、株式会社HRIを吸収合併 |
2005年11月 |
アクセルマーク株式会社に商号変更 |
2008年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2009年4月 |
メディアプランニング事業(広告事業より名称変更)を、新たに設立した100%子会社、株式会社メディアグロウへ会社分割により事業承継 |
2009年9月 |
株式会社メディアグロウの全株式を、株式会社セプテーニ・ホールディングスへ売却 |
2011年10月 |
当社を存続会社として、エフルート株式会社を吸収合併(注3) |
2012年6月 |
株式会社インディソフトウェアの株式を取得し、子会社化 |
2012年8月 |
株式会社ディー・エヌ・エーと戦略的提携 |
2012年9月 |
当社子会社である、エフルートレックス株式会社と株式会社インディソフトウェアが合併(注4) |
2013年8月 |
当社子会社である、アクセルビート株式会社を解散 |
2013年10月 |
ゲーム事業(ソーシャルゲーム事業より名称変更)を当社子会社であるアクセルゲームスタジオ株式会社に集約 |
2014年4月 |
当社子会社である、アクセルゲームスタジオ株式会社がネイティブアプリ開発を目的とした株式会社Interrapsを設立 |
2015年3月 |
当社子会社である、アクセルゲームスタジオ株式会社が同社子会社である株式会社Interrapsを解散 |
2015年5月 |
Game Creator Incubation有限責任事業組合を設立 |
2016年9月 |
コンテンツ事業をアサップネットワーク株式会社へ事業譲渡 |
2017年10月 |
and Experience事業を開始 |
2018年3月 |
KLab株式会社と資本業務提携 |
2018年6月 |
当社子会社である、Game Creator Incubation有限責任事業組合を解散 |
2018年12月 |
当社子会社である、アクセルゲームスタジオ株式会社を吸収合併(注6) |
2019年2月 |
IoT関連サービスを開始 |
2020年9月 |
ゲーム事業を承継する株式会社アクセルマークプラスを新設分割により設立し、その全株式を株式会社オルトプラスへ売却 |
2021年5月 |
ヘルスケア分野に参入、IoTヘルスケア関連サービスを開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所グロース市場へ移行 |
2023年9月 |
トレーディングカード事業を開始 |
事業内容
アクセルマークは、「楽しいで世界をつなぐ」という経営理念のもと、広告事業とその他事業の2つの報告セグメントで事業を展開しています。広告事業では、インターネット広告の企画、制作、運営などを手掛けており、システムの受託開発や運用保守も行っています。このセグメントでは、広告主に対して広告枠を販売し、手数料を収受する広告ネットワークサービスや、他社サービスを用いた広告運用を提供するトレーディングデスクを提供しています。また、同社はこれまでの実績を活かし、他社サービスのシステム開発も受託しています。
その他事業では、ブロックチェーンゲームの配信、IoTソリューションの企画、開発、販売、運用、トレーディングカードの販売などを行っています。IoTに関連するサービスとしては、プロダクト開発企業が持つ様々な機器やサービスに、アクセルマークが開発するシステムを組み合わせ、ワンストップのIoTソリューションを提供しています。IoTヘルスケア関連のプロダクトやサービスも取り扱っており、トレーディングカード事業では、販売・買取のノウハウを持つ業務提携先と共同で自動販売機の運営を開始しています。ブロックチェーン技術については、ゲーム領域以外での技術転用による事業展開を模索しています。
経営方針
アクセルマークは、インターネット広告事業を核とし、AI技術を活用した新たな広告配信プラットフォームの開発に注力しています。同社は、このプラットフォームを通じて、広告事業のさらなる成長と事業規模の拡大を目指しています。また、トレーディングカード事業、IoTヘルスケア事業、ブロックチェーン関連事業といった新規事業にも積極的に取り組んでおり、広告事業以外での新たな収益源の確立を図っています。
経営理念に「楽しいで世界をつなぐ」を掲げるアクセルマークは、顧客満足の向上、成長スピードの追求、効率的な事業運営を三つの基本方針としています。営業利益の最大化を重要な経営指標と捉え、事業生産性の向上に努めています。
同社は、収益基盤の強化、技術革新への対応、人材の確保と育成を主要な経営課題と認識しています。これらの課題に対処するため、広告ネットワークの拡大、新たな事業の確立、資金・リソースの適切な配分、事業の選択と集中による生産性の向上を図っています。また、技術革新に対応するための優秀な技術者の確保や新技術の探求、組織体制の構築にも取り組んでいます。人材の確保と育成においては、ダイバーシティを尊重した雇用形態の実現や人事制度の刷新、リスキリングや次世代人材への投資を推進し、企業価値向上につなげています。
アクセルマークは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。