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ホギメディカルJP:3593
沿革
| 1955-12 | 東京都文京区に保木将夫の個人商店として保木明正堂を創業し、紙・文具小売と医療用記録紙の販売開始 |
| 1961-04 | 東京都文京区に資本金100万円で保木記録紙販売株式会社を設立 |
| 1963-01 | ＨＯＧＹ印心電計記録紙の販売開始 |
| 1964-06 | 東京都練馬区に野方工場を設置し、メッキンバッグ（滅菌包装袋）の製造開始 |
| 1964-10 | メッキンバッグの販売開始 |
| 1967-09 | 千葉県柏市に柏工場を建設し、野方工場を閉鎖 |
| 1970-10 | 商号を株式会社ホギに変更 |
| 1971-01 | 千葉県流山市に第一配送センターを設置 |
| 1972-07 | 医療用不織布製品の製造および販売開始 |
| 1977-07 | 東京都知事より毒物劇物一般販売業の登録、医薬品販売業の許可を受ける。医療用具販売業を届出 |
| 1978-11 | 茨城県稲敷郡美浦村に美浦工場（現美浦工場第一）を建設し、メッキンバッグおよび不織布製品の製造開始、柏工場の業務吸収 |
| 1979-04 | 旧柏工場を改築し、第二配送センターを設置 |
| 1982-04 | Ｅ・Ｉ・デュポン社製「不織布ソンタラ」を使用した医療用不織布製品の製造販売を開始 |
| 1983-10 | 美浦工場第二が完成し、不織布製品専用工場とする。隣接地に第三配送センターを設置 |
| 1984-03 | ＯＲパック（手術用覆布パック）新製品の販売開始 |
| 1985-04 | 独自の全面採用システムによる不織布製品の販売戦略を開始 |
| 1987-04 | 商号を株式会社ホギメディカルに変更 |
| 1988-04 | 業務の統一管理および省力化のため新コンピュータシステムを導入 |
| 1989-06 | 江戸崎配送センター（全自動倉庫）設置 |
| 1991-12 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
| 1992-04 | 江戸崎滅菌センター（電子線滅菌）稼働 |
| 1993-07 | 美浦工場第三（1994年４月に美浦工場第二に統合）完成 |
| 1993-10 | 筑波工場用地（南奥原工業団地）取得 |
| 1994-01 | 江戸崎配送センター増築完成、第一配送センター統合 |
| 1994-04 | キット製品の販売開始 |
| 1994-10 | Ｐ．Ｔ．ホギインドネシア（現連結子会社）設立 |
| 1994-12 | 東京営業所（現東京支店）ビル完成 |
| 1995-10 | 筑波滅菌センター（全自動電子線滅菌）完成 |
| 1997-10 | 筑波配送センター（全自動倉庫）完成 |
| 1999-02 | 鋼製器具の販売開始 |
| 1999-07 | ペイシェントケア用品の販売開始 |
| 2000-03 | 東京証券取引所市場第一部に指定 |
| 2002-01 | 本社ビル完成 |
| 2002-04 | 本店を現在地（東京都港区）に移転 |
| 2003-03 | 筑波キット工場が完成し、キット製品専用工場とする |
| 2004-04 | オペラマスターの販売開始 |
| 2005-11 | 筑波工場オペラマスター専用生産ライン稼働開始 |
| 2006-06 | 筑波新配送センター（筑波ＯＰＣ）（全自動倉庫）稼働開始 |
| 2007-07 | Ｐ．Ｔ．ニットウマテックスインドネシア（2008年２月にＰ．Ｔ．ホギに商号変更）孫会社化 |
| 2009-07 | Ｐ．Ｔ．ホギインドネシアがＰ．Ｔ．ホギを吸収合併 |
| 2009-09 | Ｐ．Ｔ．ホギインドネシアのパック・キット製品製造工場（パック・キット製造工場）完成 |
| 2011-06 | Ｐ．Ｔ．ホギメディカルセールスインドネシア（現連結孫会社）設立 |
| 2012-11 | 手術管理システムの販売開始 |
| 2015-08 | ＥＭＡＲＯの販売開始 |
| 2016-08 | プレミアムキットの販売開始 |
| 2017-06 | 筑波新工場稼動開始 |
| 2018-08 | ホギメディカルアジアパシフィックＰＴＥ.ＬＴＤ.（現連結子会社）設立 |
| 2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
| 2023-04 | 筑波新工場Ⅱ期工事稼働開始 |
事業内容
ホギメディカルとそのグループ企業は、医療用消耗品、医療機器、および医療用不織布製品の製造と販売を主な事業としています。このグループは、株式会社ホギメディカル、その子会社であるP.T.ホギインドネシア、ホギメディカルアジアパシフィックPTE.LTD.、および孫会社のP.T.ホギメディカルセールスインドネシアから構成されています。
P.T.ホギインドネシアは、ホギメディカルの医療用不織布製品と医療用消耗品の一部を製造しており、その製品はほぼ全量がホギメディカルグループに供給されています。これにより、P.T.ホギインドネシアは同社の主要な製造拠点の一つとなっています。
また、ホギメディカルアジアパシフィックPTE.LTD.とP.T.ホギメディカルセールスインドネシアは、ASEAN諸国への医療用消耗品、医療機器、および医療用不織布製品の販売活動を行っています。これにより、ホギメディカルグループはアジア太平洋地域における医療業界への貢献を拡大しています。
ホギメディカルグループの事業構造は、製造から販売まで一貫して行うことで、医療業界におけるニーズに対応し、高品質な製品の提供を実現しています。
経営方針
ホギメディカルは、医療進歩への貢献と社会の繁栄を目指し、患者と医療従事者の安全、医療機関の経営合理化に貢献する製品群の製造・販売を行っています。同社は、厳しい経営環境の中で、コスト削減や生産性の改善を継続し、安定的で継続的な製品供給を目指しています。特に、医療従事者の離職率が高止まりする中、医療安全と院内業務の生産性向上を両立させることが急務となっており、ホギメディカルは「プレミアムキット」の提案活動を通じて、医療機関の課題解決に貢献しています。
海外事業では、ASEAN諸国への製品導入を積極的に展開しており、新キット工場Ⅱ期の稼働により生産量増大と生産効率向上を図っています。また、R-SUD（単回使用医療機器再製造）事業にも注力しており、許認可取得件数の増加を見込んでいます。
経営上の課題としては、安全な製品の安定供給、継続的な利益成長、医療環境の変化への対応、内部統制システム・コンプライアンス体制の整備が挙げられます。これらの課題に対し、生産管理体制の強化、新製品の販売強化、生産性の向上、海外販売事業の拡大などの施策を通じて、企業価値の向上を図っています。
ホギメディカルは、医療業界におけるニーズに対応し、高品質な製品の提供を実現するため、製造から販売まで一貫した事業構造を持っています。これにより、アジア太平洋地域における医療業界への貢献を拡大しています。