アセンテック (3565) 株価

時価総額
¥212.1億
PER
14.6倍
仮想デスクトップソリューションの有力企業。セキュリティ対策として仮想デスクトップ・クラウドインフラ・ゼロトラストセキュリティの3事業を展開。自社ブランド「Resalio」で独自製品開発。16年10月にリモートPCアレイを発表。国内中心に展開。

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事業内容

アセンテックは、情報セキュリティ対策として仮想デスクトップソリューションを中心とした事業を展開している企業です。同社は海外メーカーとの一次代理店契約により商品の輸入・販売・保守を行う一方、自社ブランド「レサリオ」として独自製品・サービスも開発・販売しています。メーカーの技術認定を受けた専門エンジニアによるコンサルティングから保守・運用まで一貫したサービス体制を構築しており、月額利用可能なクラウド型サービスも提供しています。

同社の顧客は主にシステムインテグレータ経由でのエンドユーザ企業となっており、一部では直接取引も行っています。収益構造は取扱商品の販売、自社開発製品の販売、そして技術支援サービスの提供から成り立っています。仮想デスクトップの導入から運用まで、ハードウェアとソフトウェアの両面でトータルソリューションを提供することで収益を上げています。

事業セグメントは単一のITインフラ事業で、仮想デスクトップ事業、クラウドインフラ事業、ゼロトラストセキュリティ事業の3つの領域で構成しています。仮想デスクトップ事業では、データを端末に保存しない高セキュリティなデスクトップ環境とシンクライアント端末を提供し、クラウドインフラ事業では高性能サーバや独自開発のリモートPCアレイを展開しています。新たに加わったゼロトラストセキュリティ事業では、従来の境界型防御を超えた現代的なセキュリティソリューションを提供しています。

経営方針

アセンテックは「中期経営計画Ascentech Vision2030」のもと、3つの主要戦略を軸とした成長戦略を展開しています。同社は売上高と経常利益を重要な経営指標と位置づけ、自社製品の開発と継続収入ビジネスの拡大により、技術的付加価値の高い製品とサービス提供を通じてこれらの指標向上を目指しています。特に、情報セキュリティ強化、ワークスタイル変革、ESGへの取り組みという3つの社会課題を解決する仮想デスクトップ技術を核とした事業展開を進めています。

第一の戦略である価値創造による製品力強化では、新たに「Edge AI Array」を発表してAI事業に参入し、急拡大するAIインフラ市場への展開を開始しました。同社の主力自社製品「リモートPCアレイ」については、地方自治体や金融機関での導入を加速させ、シェア拡大を図っています。また、先進的なサブスクリプションサービスによるストックビジネスの拡大と、CSG社の国内事業を担当する株式会社CXJの事業拡大にも取り組んでいます。これにより、従来の一時的な売り切り型から安定的な継続収入モデルへの転換を推進しています。

M&Aと戦略的事業提携による事業拡大も重要な成長戦略として位置づけています。事業成長の加速を目的としたM&Aの実施、高収益自社製品のラインナップ強化に向けた戦略的事業提携、そして全国レベルの販売網確保のための提携を積極的に推進しています。同社は300社を超えるパートナーとの協力関係を構築しており、VMware代替ソリューション「XenServer」などの新たなソリューションラインナップを拡充し、あらゆる業界への仮想デスクトップソリューション展開を強化しています。

持続的成長の実現に向けた経営基盤の構築では、AI人材と経営幹部の継続的育成による次世代型の人材・組織基盤強化に注力しています。同社は仮想デスクトップ案件の増加に伴うエンジニアの採用・育成を強化し、専門性の高いシステムエンジニアの確保を進めています。また、株価向上に向けた戦略的イニシアチブの実施や、ESG経営の深化によるガバナンス・リスク管理の強化も重要課題として取り組んでおり、グローバルテクノロジーパートナーとの事業提携も継続的に推進しています。

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