- 日本企業
- No.1
No.1JP:3562
沿革
1989年9月 |
法人向けのソフトウェアの販売会社として神奈川県横浜市に株式会社ジェー・ビー・エム(現当社)を設立 |
1993年6月 |
OA機器販売を開始 |
1994年2月 |
自社販売のOA機器の保守・メンテナンス業務を開始 |
1998年10月 |
東京を中心としたOA機器の販売会社として、東京都豊島区に株式会社ビッグ・ウィンを設立 |
1999年3月 |
横浜市に株式会社ジャパン・ビジネス・マシンを設立 |
2000年2月 |
株式会社ジャパン・ビジネス・マシンの事業を株式会社ビッグ・ウィンに吸収 |
2004年3月 |
販売エリアの統合並びに販売と保守・メンテナンスの連携による経営効率向上を目的として株式会社ビッグ・ウィンを吸収合併し、社名を株式会社No.1に変更 |
本社を東京都豊島区に移転 |
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株式会社No.1システムサポートを設立 |
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2008年3月 |
株式会社No.1システムサポートを吸収合併 |
2008年8月 |
オフィス通販を開始 |
2010年3月 |
西日本電信電話株式会社の代理店のフランチャイズになることを目的として、東京都豊島区に株式会社ウィル・ウエストを設立 |
2010年6月 |
携帯電話販売会社の管理事業を目的として東京都豊島区に株式会社No.1ウィズを設立 |
2010年11月 |
本社を東京都千代田区に移転 |
2011年8月 |
西日本電信電話株式会社と取引を開始、NTT西日本情報機器特約店となる |
2011年12月 |
東日本電信電話株式会社と取引を開始、NTT東日本情報機器特約店となる |
2012年8月 |
自社企画商品のUTM機器、NRシリーズの販売を開始 |
2013年3月 |
Webサイト制作サービス開始 |
2013年5月 |
自社企画商品のUTM機器の問合せ窓口業務を目的として株式会社Club One Systemsを設立 |
2013年6月 |
自社企画商品のサーバーの販売を開始 |
2013年12月 |
自社企画商品のUTM機器、WALLIORの販売を開始 |
2014年4月 |
株式会社ウィル・ウエスト、株式会社No.1ウィズを吸収合併 |
2014年9月 |
株式会社キューブエスの全株式を取得し子会社化 |
2017年3月 |
東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場 |
2018年1月 |
ISMS一部認証取得 |
2019年1月 |
ISMS全拠点認証取得 |
2019年4月 |
Webマーケティングを活用した携帯端末等の販売を目的とし、株式会社No.1パートナーを設立 |
2019年4月 2020年6月 2020年7月 2020年9月 2020年11月 2021年1月 2021年4月 |
連結子会社である株式会社キューブエスは、商号を株式会社オフィスアルファに変更 株式会社リライ(現株式会社No.1デジタルソリューション)を子会社化 株式会社アレクソンを子会社化 ビジネスコンサルタントによるコンサルティングサービス「No.1ビジネスサポート」を提供開始 新中期経営計画を発表 ISMS再認証取得 一般社団法人日本経済団体連合会に入会 |
2021年12月 |
ISMS再認証取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所JASDAQ市場からスタンダード市場に移行 |
2022年8月 |
オフィス用品通販事業(アスクル代理店事業)の事業譲渡 |
2022年8月 |
中小企業向けの「オフィス防災事業」を開始 |
2022年9月 |
鹿児島県事業者の課題解決に向けたソリューション提供を目的とし、株式会社セゾンビジネスサポートを設立 |
2023年1月 |
ISMS再認証取得 |
事業内容
No.1グループは、No.1及びその連結子会社5社(株式会社アレクソン、株式会社オフィスアルファ、株式会社ClubOne Systems、株式会社No.1デジタルソリューション、株式会社No.1パートナー)で構成されており、情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売及び保守、情報通信機器・OA関連商品の販売及び保守を主な事業としています。単一セグメントで運営されており、主要な事業内容は以下の通りです。
1. 情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売及び保守事業:No.1グループは、中小企業向けに多層防御の情報セキュリティ対策を提供しています。これには、UTM(統合脅威管理)やセキュリティスイッチなどが含まれます。
2. OA関連商品販売事業:MFPやビジネスフォンなどのOA機器の販売を行っており、リース契約を通じた販売も行っています。また、株式会社オフィスアルファでは、中古OA機器の販売及びレンタルを手掛けています。
3. 情報通信端末販売事業:ビジネスWi-Fi、タブレットPC、スマートフォン、SIMカードなどの販売を行っています。
4. Webソリューション・販促品販売事業:ホームページの制作や運用サポート、SEOコンサルタント事業を展開しており、企業の営業戦略サービスを提供しています。
5. ビジネスサポート事業:「No.1ビジネスサポート」として、経営支援やリモートサポートなどのサービスを提供しています。
6. システムサポート事業:販売した機器の保守・メンテナンス及びサービスを行っており、「テクニカルコンシェルジュ」と呼ばれるサービスマンが顧客を定期的に巡回します。
7. オフィス環境商品販売事業:オゾン除菌消臭器や空気浄化装置など、職場の安全・衛生を支援する商品を販売しています。
8. 官公庁・教育機関入札事業:MFPや発券機、防犯セキュリティカメラ、ビジネスWi-Fi等の入札に参加し、受注を目指しています。
9. 販売代理店事業:情報セキュリティ機器やMFP、ビジネスフォンの販売を代理店を通じて行っており、販売拡大のための支援活動や経営戦略に対する助言活動を行っています。
No.1グループは、これらの事業を通じて、企業のIT化支援やセキュリティ対策、効率化、経営支援など幅広いサービスを提供しています。
経営方針
No.1グループは、情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売及び保守、情報通信機器・OA関連商品の販売及び保守を主な事業としており、中小企業を中心にトータルビジネスパートナーとして支援しています。同社は、「日本の会社を元気にする一番の力へ」という経営理念のもと、最先端の情報活用で企業成長を支援することを目指しています。
経営環境の変化に対応し、2020年11月に新中期経営計画を策定しました。この計画では、2024年2月期を最終年度とし、売上高13,299百万円、営業利益1,280百万円、営業利益率9.6%、EBITDA 1,367百万円の達成を目標としています。特に、収益性と成長性の高い事業に力点を置き、事業構造の進化と収益性の向上を追求しています。
新中期経営計画の下、同社は「Be a Platformer」というテーマを掲げ、中小企業にとって不可欠なプラットフォームのような存在を目指しています。これには、高機能かつ低コスト商品の提供、ITサポートから経営相談までのビジネスサポート、クラウド型プラットフォームの構築、多層防御セキュリティシステムの強化などが含まれます。
また、同社はM&Aや事業提携、新規事業の創出にも積極的に取り組んでおり、事業領域の拡大とビジネスモデルの変革を加速させています。これらの取り組みを通じて、同社は継続的な企業価値の向上を目指しています。
さらに、ESGへの取り組みも強化しており、コーポレート・ガバナンス体制の強化、環境・社会への対応、人的資本の強化など、持続可能な成長を支える基盤を構築しています。
No.1グループは、これらの成長戦略を推進することで、中小企業のビジネスパートナーとしての地位を確固たるものにし、日本経済の原動力となることを目指しています。