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力の源ホールディングスJP:3561
沿革
1994年12月 |
有限会社から株式会社へ改組(資本金10百万円) |
1995年 4月 |
東京都渋谷区に関東1号店となる「一風堂 恵比寿店」をオープン |
1999年 6月 |
横浜市港北区に製造機能拡充のため、「横浜工場」を新設 |
1999年11月 |
大阪市中央区に関西初進出となる「一風堂 長堀店」オープン |
福岡市博多区に製造機能拡充のため、「山王工場」を新設 |
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2000年11月 |
福岡市中央区にラーメンダイニング業態の「五行」をオープン |
2002年12月 |
名古屋市中村区にてジェイアール東海フードサービス株式会社が名古屋駅構内において運営する「名古屋・驛麺通り」をプロデュース |
2003年10月 |
福岡市中央区薬院一丁目10番1号に本社を移転 |
2005年 8月 |
アメリカでの飲食事業の展開を図る目的でIPPUDO NY, INC.(現・連結子会社、2013年8月にIPPUDO NY, LLCに改組)を設立 |
2008年 3月 |
アメリカ ニューヨーク マンハッタン地区に海外直営1号店となる「IPPUDO NY East Village店」を オープン |
2009年 3月 |
シンガポールでの飲食事業の展開を図る目的でIPPUDO SINGAPORE PTE. LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2009年 4月 |
製麺事業の拡大を図る目的で、株式会社渡辺製麺(現・連結子会社)を子会社化 |
2009年 5月 |
シンガポールでの製造機能の拡充を図る目的で、YOU & ME FOOD FACTORY PTE. LTD.(2020年1月にIPPUDO SINGAPORE PTE. LTD.が吸収合併)を設立 |
2009年10月 |
大分県竹田市において農業事業の展開を図る目的で、「くしふるの大地」事業をスタート |
2009年12月 |
シンガポールにアジア直営1号店となる「IPPUDO SINGAPORE Mandarin Gallery店」をオープン |
2010年 5月 |
福岡市博多区に食の楽しさを伝えていく常設型体験施設「チャイルドキッチン」を新設 |
2010年 6月 |
社内独立支援制度(社内暖簾分け)スタート |
2010年 7月 |
東京都中央区に銀座事務所を開設 |
2011年 5月 |
香港での飲食事業の展開を図る目的で、IPPUDO HONG KONG COMPANY LIMITED(現:RAMEN CONCEPTS LIMITED)をMei Mei Company Limitedと合弁で設立 |
2012年 2月 |
台湾での飲食事業の展開を図る目的で、乾杯一風堂股份有限公司(現・連結子会社:台湾一風堂股份有限公司)を乾杯股份有限公司と合弁で設立 |
2012年 4月 |
静岡市葵区東名高速道路内にフードコートに特化した新業態「IPPUDO RAMEN EXPRESS静岡SA店」を オープン |
2012年 5月 |
オーストラリアでの飲食事業の展開を図る目的でIPPUDO AUSTRALIA PTY LTD(現・連結子会社)を設立 |
2012年12月 |
オーストラリア シドニーにおいて、オーストラリア直営1号店となる「IPPUDO SYDNEY Westfield店」をオープン |
マレーシアでの飲食事業の展開を図る目的で、IPPUDO CATERING SDN.BHD.(現:IRR SDN.BHD.)をCALIBRE WEALTH MANAGEMENT SDN BHDグループと合弁で設立 |
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2013年 7月 |
アメリカにおける事業を統括する中間持株会社として、IPPUDO USA HOLDINGS, INC.(現・連結子会社)を設立 |
2013年11月 |
海外事業を統括する中間持株会社として、CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE. LTD.(現・連結子会社)を設立 イギリスでの飲食事業の展開を図る目的で、IPPUDO LONDON CO. LIMITED(現・連結子会社)を設立 フランスでの飲食事業の展開を図る目的で、IPPUDO PARIS(現・連結子会社)を設立 |
2014年 1月 |
会社分割により、当社を持株会社化するとともに、株式会社力の源カンパニーから株式会社力の源ホールディングスへ商号変更し、当社グループは当社を親会社とし、「株式会社力の源カンパニー」「株式会社渡辺製麺」「CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE. LTD.」を主要子会社とする持株会社制へ移行 フランス パリにおいて、経済産業省によるクール・ジャパン戦略推進事業「日本のラーメンを核とした新日本食・食産業海外店舗プロジェクト」に参画 |
2014年 6月 |
フィリピンでの飲食事業の展開を図る目的でIPPUDO PHILIPPINES INC.とライセンス契約を締結 |
2014年 8月 |
乾杯一風堂股份有限公司(現・連結子会社:台湾一風堂股份有限公司)の当社所有の全株式を乾杯股份有限公司に売却し、同社とライセンス契約を締結 |
2014年10月 |
イギリス ロンドンにおいて、イギリス直営1号店となる「IPPUDO LONDON Central Saint Giles店」をオープン 飲食事業の拡大、展開ブランドの拡充を図る目的で、有限会社名島亭を子会社化(2015年10月に株式会社力の源カンパニーが吸収合併) |
2014年12月 |
海外における事業の拡大を目的に、株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)を割当先として第三者割当増資を実施 |
2015年 3月 |
アメリカ ニューヨーク マンハッタン地区、City Kitchen内にアメリカにおけるフードコートに特化したラーメン業態として、「KURO-OBI」の1号店となる「Kuro-Obi Ramen Dojo in ROW NYC店」をオープン |
2015年 4月 |
シンガポール チャンギ国際空港内に、アジアにおけるフードコートに特化したラーメン業態として、「RAMEN EXPRESS」の1号店となる「IPPUDO EXPRESS Changi Airport店」オープン |
2015年 5月 |
アメリカでの飲食事業の展開を図る目的で、I&P RUNWAY, LLC.(現・連結子会社IPPUDO CA,LLC)をPanda Restaurant Group,Inc.グループと合弁で設立 |
2016年 2月 |
フランス パリ 第6区に、フランス直営1店舗目となる「IPPUDO Paris Saint-Germain店」をオープン |
2016年 3月 |
中国進出した国内ラーメン店向けの食材の販売を目的に、中国の食品加工大手、龍大食品集団有限公司と技術ライセンス契約を締結 |
2016年 6月 |
博多うどんの老舗店を運営する株式会社因幡うどんを子会社化(2023年3月に株式会社力の源カンパニーが吸収合併) ミャンマーでの飲食事業の展開を図る目的で、SINGAPORE MYANMAR INVESTCO LIMITEDとライセンス契約を締結 国内におけるアメリカンチャイニーズレストラン「PANDA EXPRESS」の店舗展開を図る目的で、株式会社I&P RUNWAY JAPANをPanda Restaurant Group,Inc.グループと合弁で設立 |
2016年10月 |
ニュージーランドでの飲食事業の展開を図る目的で、STG Food Industries 5 Pty Ltdとライセンス契約を締結 |
2016年11月 |
川崎市幸区にアメリカンチャーニーズレストランとして「PANDA EXPRESSラゾーナ川崎店」をオープン |
2016年12月 |
オーストラリア クイーンズランド州並びに西オーストラリア州での飲食事業の展開を図る目的で、STG Food Industries 5 Pty Ltdとライセンス契約を締結 |
2017年 3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2017年 4月 |
福岡市中央区大名一丁目14番45号に本社を移転 |
銀座事務所と築地事務所を統合し、東京支社を設置 |
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2017年 6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 |
2017年 7月 2017年 9月 |
アメリカ サンフランシスコに西海岸 直営1号店となる「IPPUDO SF Berkeley店」をオープン IPPUDO HONG KONG COMPANY LIMITED(現:RAMEN CONCEPTS LIMITED)の当社所有の全株式をMei Mei Company Limitedに売却し、同社とライセンス契約を締結 |
IPPUDO CATERING SDN.BHD.(現:IRR SDN.BHD.)の当社所有の全株式をTWINTREES HOTELS SDN.BHD.に売却し、同社とライセンス契約を締結 |
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2017年10月 2018年 3月 |
PT.IPPUDO CATERING INDONESIA(現・連結子会社)の全株式を譲受け、同社を子会社化 ベトナムでの飲食事業の展開を図る目的で、Pizza 4PS Corporation とライセンス契約を締結 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2018年10月 |
乾杯拉麵股份有限公司(現・連結子会社:台湾一風堂股份有限公司)の全株式を譲受け、同社を子会社化 |
2019年10月 |
国内外における人財の育成を目的に、東京において「Global Leadership Conference 2019」を開催 10月16日の創業34周年を記念して、一風堂公式アプリの配信を開始 |
2020年 3月 |
福岡市中央区大名一丁目13番14号に本社を移転 |
2020年12月 |
東京都台東区柳橋一丁目3番6号に東京支社を移転 |
2022年 3月 |
日本国内においては、一風堂事業へ経営資源を集中させる目的で、I&P RUNWAY JAPANの当社所有の全株式をPanda Restaurant Group, Inc.に譲渡 アメリカにおいては、運営効率やサービス品質の最大化を図る目的で、PFV RAMEN KITCHEN, LLCが保有するI&P RUNWAY, LLC(現・連結子会社:IPPUDO CA,LLC)の全株式を当社が譲受、100%子会社化 |
2022年 4月 |
東京証券取引所 プライム市場へ移行 |
事業内容
力の源ホールディングスは、持株会社制を導入し、国内外で食材の生産から販売まで一貫して手掛ける事業モデルを展開しています。同社の主な事業セグメントは、国内店舗運営事業、海外店舗運営事業、そして商品販売事業です。
国内店舗運営事業では、「一風堂」ブランドを中心に、フードコート業態の「RAMEN EXPRESS」、さらに「名島亭」や「因幡うどん」などのブランドを展開しています。これらの店舗では、オリジナルブレンドの小麦を使用した自家製麺や独自工法によるスープ、居心地の良い店舗デザイン、スタッフ教育に至るまで、味、雰囲気、サービスのすべてにこだわりを持って運営されています。
海外店舗運営事業では、「IPPUDO」ブランドを中心に、北米、欧州、オーストラリア、アジアなど世界各国で直営店舗の運営や現地運営パートナー企業へのライセンス供与事業を行っています。海外での事業展開では、日本の文化やおもてなしの精神を大切にしながら、各地のカルチャーに合わせたローカライズを実施しています。
商品販売事業では、「信州蕎麦」「うどん」「つゆ」などの業務用製品や、「おうちでIPPUDOシリーズ」などの一般消費者向け製品の製造及び販売を行っています。また、自社ECサイト「麺ズマーケット」を通じて、幅広い客層に対して商品を提供しています。
力の源ホールディングスは、創業の精神に基づき、ラーメンをはじめとする日本食の普及をグローバルに実現することを目指し、顧客満足の向上と企業価値の更なる向上に努めています。
経営方針
力の源ホールディングスは、国内外での博多ラーメン専門店「一風堂」「IPPUDO」を中心に、食材の生産から教育、商品開発、製造、流通、販売まで一貫して手掛ける事業モデルを展開しています。同社は、創業の精神「食を通して新しい価値を創造し、世界中に笑顔とありがとうを伝える」をグローバルに実現することを目指し、顧客満足と企業価値の向上に尽力しています。
中期経営計画では、国内事業基盤の強化、海外事業の拡大、商品販売事業の拡大、人財の採用と教育、衛生面の強化、食習慣の多様化への対応を重点領域としています。国内では、既存店の収益性向上と新コンセプト店舗の開発、商品の継続的な改善と新商品の発売、店舗レイアウト及び厨房オペレーションの自動化と効率化を推進しています。
海外事業では、フラッグシップ店の出店や新規出店の再開、それぞれの市場に合わせた商品開発や店舗開発、ブランド力の向上に努めています。また、ライセンス事業を通じて、アジア市場での事業拡大を目指しています。
商品販売事業では、国内外での規模拡大を目指し、一風堂関連商品の導入を進め、米国発のラーメン自動調理機「Yo-Kai Express」事業への商品供給と開発にも取り組んでいます。
人財の採用と教育においては、国内外での人財採用の強化と従業員満足度の向上、高いサービスレベルの維持と向上を目指しています。また、労働環境の改善とグローバルな人財の獲得にも投資しています。
衛生面の強化としては、食の安全性に対する取り組みを強化し、衛生管理・品質管理に努めています。食習慣の多様化に対応するため、テイクアウトやデリバリー、中食やEC事業の強化、新しい食の提案として植物由来のプラントベースラーメンの販売を進めています。
力の源ホールディングスは、これらの戦略を通じて、顧客満足の向上と企業価値の更なる向上を目指しています。