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ベガコーポレーションJP:3542
沿革
2004年7月 |
福岡県北九州市若松区に有限会社ベガコーポレーション (資本金3百万円)を設立。 |
2004年10月 |
LOWYA Yahoo!ショッピング店をオープン。 |
2004年12月 |
LOWYA 楽天市場店をオープン。 |
2006年10月 |
LOWYA 自社サイト旗艦店をオープン。 |
2007年6月 |
株式会社ベガコーポレーションに商号変更。 |
2007年9月 |
海外家具メーカーから商品の大量仕入れ、コンテナ直輸入販売を開始。 |
2010年11月 |
本社を福岡市博多区祇園町に移転(現在の本社)。 |
2012年1月 |
東京都港区六本木に子会社 株式会社Nubee Tokyoを設立。 |
2013年10月 |
子会社事業の再編を行い、NUBEE PTE.,LTD.は、全事業を株式会社Nubee Tokyoへ譲渡のうえ解散。 |
2014年4月 |
LOWYA Amazon店をオープン。 |
2015年7月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。 |
2015年12月 |
日本の商品を世界へお届けする越境ECプラットフォーム(DOKODEMO)を本格稼働。 |
2016年1月 |
当社子会社ゲームアプリ「神界のヴァルキリー」を譲渡。 当社子会社の㈱Nubee Tokyoを解散。(同年6月に清算結了。) |
2016年3月 |
東京都渋谷区恵比寿に東京支社及びショールームを開設。 |
2016年6月 |
東京証券取引所マザーズ(現 東京証券取引所グロース市場)に株式を上場。 |
2018年9月 |
東京都渋谷区恵比寿のショールームを閉鎖。 |
2018年10月 |
家具・インテリア・雑貨に特化した国内家具プラットフォーム(Laig)を本格稼働。 |
2018年11月 |
東京支社を東京都港区北青山に移転。 |
2019年11月 |
家具・インテリア・雑貨に特化した国内家具プラットフォーム(Laig)をサービス終了。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場へ移行。 |
2022年9月 |
LOWYAにおける取扱商品について卸売販売を開始。 |
事業内容
ベガコーポレーションは、家具・インテリアのインターネット通信販売事業、卸売販売、実店舗運営、そして越境ECプラットフォームの運営を主軸とする事業を展開しています。同社は、オンラインとオフラインの両方で家具・インテリア等の販売を行っており、自社運営サイトや楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの大手インターネットモールに店舗を構えています。また、越境ECプラットフォーム「DOKODEMO」を通じて、日本製品を世界中に提供しています。
同社の店舗ブランドには、「LOWYA」、「スミシア」、「ララスタイル」、「バロッカ」などがあり、それぞれ異なるターゲット層に向けた商品を提供しています。取り扱う商品は、ソファ、ベッド、チェア、デスク、テレビ台、収納家具、ダイニング用品、日用家電など、幅広い家具・インテリア商品を扱っています。
ベガコーポレーションは、商品企画から小売までの一気通貫体制を採用し、顧客ニーズに応える商品開発を行っています。また、自社プロダクトデザイナーによるオリジナル商品の企画・開発や、顧客のレビューを基にした商品改良にも力を入れています。商品は主に中国・東南アジア及び欧州の工場で製造され、直接貿易を行うことでコストを抑え、リーズナブルな価格での提供を実現しています。
インターネット販売においては、複数の大手インターネットモールに店舗を出店し、家具・インテリア等の販売を行っています。アクセス人数は年々増加しており、顧客層に合わせた商品ページの表示や詳細説明、キャッチコピーの使用などにより、集客力の向上を図っています。また、インターネットとリアルを融合したOMO型D2C事業体制を構築し、イオンリテール株式会社向けの家具卸売販売を開始、直営実店舗も開業しています。
越境ECプラットフォーム「DOKODEMO」では、多言語対応や複数の配送方法を選択できる物流システムを特徴とし、日本の商品を世界110カ所以上の国や地域に提供しています。同社は、出店企業数や取扱商品数の拡大、会員数や流通総額の増加に向けた施策を講じ、収益体質の強化にも注力しています。
経営方針
ベガコーポレーションは、家具・インテリアのEコマース事業と越境ECプラットフォーム事業を中心に、成長戦略を推進しています。同社は、「誠実」「愛」「感謝」「謙虚」「調和」を経営理念に掲げ、社会全体から愛される企業を目指しており、「ECの可能性を無限大に」というビジョンのもと、サービスの変革を進めています。
家具Eコマース事業では、「インテリアを、自由気ままに。」というビジョンの下、顧客体験(CX)の強化に注力しています。品揃えの強化、SNSやSEOを活用したマーケティング施策、UI/UXの改善、配送やAR技術の活用など、顧客満足度の向上を目指しています。また、物流やシステムのインフラ強化を通じて、長期的なフリーキャッシュフローの最大化を目指しています。
越境ECプラットフォーム事業では、広告投資の再開により流通総額の増加を実現しており、会員数の増加やブランド構築、収益体質の強化にも力を入れています。SNSなどを活用したマーケティング施策により、早期の収益化を目指しています。
さらに、ベガコーポレーションは、販売競争の激化や市況変動への対応、物流コストの抑制など、事業上及び財務上の課題にも積極的に取り組んでいます。商品の品揃えや品質改善、ブランディングや認知度向上、エンゲージメント強化など、顧客基盤の拡大と固定化を図っています。また、新規事業への投資や内部管理体制の充実にも注力し、持続可能な成長を目指しています。