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JMホールディングスJP:3539
沿革
1978年8月 |
食肉卸売を目的として茨城県東茨城郡小川町(現 茨城県小美玉市)に当社を設立 |
1978年8月 |
水戸地区での食肉卸売拠点として水戸店(茨城県水戸市)を開設 |
1983年10月 |
長崎屋勝田店(茨城県ひたちなか市)内に小売店第1号となる勝田店を開設(ひたちなか店開設に伴い1998年1月閉店) |
1984年12月 |
惣菜製造販売を目的に茨城県東茨城郡小川町(現 茨城県小美玉市)に株式会社ジャパンデリカを設立 |
1993年4月 |
ジョイフル本田守谷店(茨城県守谷市)内に、ホームセンター1号店である守谷店を開設 |
1994年10月 |
当社初の単独店であるJバリュー見和店(茨城県水戸市)を開設 |
1997年9月 |
茨城県水戸市 に株式会社カスミ畜産を設立 |
1997年11月 |
株式会社ジャパンデリカの事業目的を外食事業に業態転換し、「焼肉や漫遊亭」1号店の水戸50号店(茨城県水戸市)を開設 |
2000年4月 |
株式会社カスミ畜産がジョイフル本田新田店に隣接するショッピングモール(ニコモール)内に新田店(群馬県太田市)を開設 |
2001年4月 |
カスミ畜産株式会社を吸収合併 |
2001年10月 |
加工物流センターにて ISO9001 を取得 |
2002年3月 |
株式会社カスミ畜産をジャパンミート株式会社に商号変更 |
2003年5月 |
株式会社黒田青果(本社 茨城県水戸市)を完全子会社とし、青果部門をグループ化すると共に、「パワーマート」の運営を開始 |
2003年7月 |
株式会社ジャパンデリカが、新業態1号店「とんかつや漫遊亭」石岡東光台店(茨城県石岡市)を開設 |
2003年11月 |
当社及びジャパンミート株式会社にて ISO9001 を取得 |
2004年12月 |
株式会社兼高(本社 茨城県水戸市)を完全子会社とし、鮮魚部門をグループ化 |
2005年9月 |
株式会社ジャパンミート北海道(本社 茨城県小美玉市)を設立 |
2006年6月 |
株式会社黒田青果及び株式会社兼高にて ISO9001 を取得 |
2006年10月 |
株式会社そうざい男しゃく(本社 茨城県常陸大宮市)を完全子会社とし、惣菜部門をグループ化 |
2008年4月 |
株式会社黒田青果を会社分割し、存続会社を株式会社黒田青果、惣菜部門を株式会社美惣(旧 株式会社そうざい男しゃく)に吸収合併 |
2010年8月 |
株式会社黒田青果を会社分割し、存続会社を株式会社パワーマート(本社 茨城県水戸市)、新設会社を株式会社黒田青果(本社 茨城県ひたちなか市)とする |
2012年5月 |
株式会社兼高を吸収合併 |
2013年9月 |
株式会社花正(本社 東京都港区)を完全子会社とし、「肉のハナマサ」の運営を開始 |
2014年3月 |
株式会社黒田青果、株式会社美惣(本社 茨城県水戸市)及び株式会社ジャパンミート北海道を吸収合併 |
2014年6月 |
有限会社霞南フードサービス(本社 茨城県土浦市)を完全子会社化 |
2014年8月 |
有限会社霞南フードサービスを吸収合併 |
2016年4月 |
東京証券取引所市場第二部へ上場 |
2016年6月 |
東京本部(東京都港区)を開設 |
2016年7月 |
新加工物流センター(茨城県東茨城郡)を開設 |
2016年9月 |
ジャパンミート株式会社を吸収合併 |
2017年2月 |
AATJ株式会社(本社 東京都港区)を完全子会社化 |
2017年4月 |
株式会社アクティブマーケティングシステム(本社 東京都港区)を子会社化 |
2017年11月 |
本社を茨城県土浦市卸町二丁目3番30号に移転 |
2018年7月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え |
2019年5月 |
株式会社タジマ(本社 埼玉県越谷市)を完全子会社化 |
2019年9月 |
株式会社ジャパンミート分割準備会社(本社 茨城県土浦市)を設立 |
2020年2月 |
持株会社体制に移行し、当社のスーパーマーケット事業及び加工物流センターに係る事業を会社分割により、当社の連結子会社である株式会社ジャパンミート分割準備会社に承継し、当社は株式会社JMホールディングスに、株式会社ジャパンミート分割準備会社は株式会社ジャパンミートに商号を変更 |
2020年12月 |
存続会社を株式会社ジャパンミート(本社 茨城県土浦市)、消滅会社を株式会社パワーマート(本社 茨城県水戸市)とする吸収合併を実施 |
2021年2月 |
株式会社ニコモール(本社 群馬県太田市)を子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年5月 |
有限会社JM青果(本社 茨城県水戸市)を子会社化 |
2023年2月 |
株式会社柳田商店(本社 茨城県東茨城郡)を子会社化 |
2023年3月 |
株式会社スーパーみらべる(本社 東京都板橋区)を子会社化 |
2023年5月 |
JMトレードセンター(茨城県つくば市)を開設 |
事業内容
JMホールディングス及びその連結子会社11社は、スーパーマーケット事業とその他の事業を展開しています。同社グループは、精肉専門店から始まり、青果・鮮魚・惣菜の専門子会社を統合することで業容を拡大しました。特に、株式会社ジャパンミートが運営する「ジャパンミート『生鮮館』」は、大型商業施設内で17店舗を展開し、精肉を中心に青果、鮮魚、惣菜の専門性を活かした総合的な食品スーパーマーケットです。また、関東圏のロードサイドには「ジャパンミート『卸売市場』」、「パワーマート」、「食肉卸売センターMEAT Meet」など19店舗を展開しています。
株式会社花正が運営する「肉のハナマサ」は、東京都内で54店舗を展開し、業務用スーパーとして飲食店事業者向けに大容量商品を提供する一方で、一般家庭向けの買物需要にも応える品揃えをしています。株式会社スーパーみらべるは、東京都北部で16店舗の食品スーパー「スーパーみらべる」を運営し、地域密着型の店舗運営を行っています。
その他の事業として、外食事業では「焼肉や漫遊亭」16店舗、「とんかつや漫遊亭」1店舗を運営。イベント関連事業では、「肉フェス」などの食に関わるイベントの展開や国内外のイベント制作、運営を行っています。アウトソーシング事業では、スーパーマーケットのレジ業務受託を主な業務としています。さらに、施設運営管理事業では、群馬県太田市のショッピングセンター「ニコモール」の運営管理を行い、地域の生活インフラとして貢献しています。
経営方針
JMホールディングスは、人材育成、お客様第一主義、変化への対応、本物の商品開発と技術の修得を経営方針の柱としています。同社グループは、安心・安全・安価な商品の提供、楽しい空間の提供、プロフェッショナルの育成を従業員の心がまえとして掲げ、顧客に支持される店舗づくりに取り組んでいます。
中期経営計画では、2022年7月期から2025年7月期までの4年間を対象に、生鮮食品の鮮度・価格・品揃えの強化を通じてスーパーマーケット事業の拡大を目指しています。また、売上高経常利益率4%以上の確保に向け、安定した利益の拡大を目標としています。社会貢献活動および環境保全活動の推進、優秀な人材の確保と育成にも注力し、従業員がやりがいを持って働ける環境づくりに努めます。
重点課題としては、積極的な店舗開発による新規出店の加速、スーパーマーケット既存店売上高の前期比100%以上を目指すこと、品質管理体制の継続的な強化、PB商品・直輸入商品など独自の商品開発による差別化、M&Aを通じたパートナー企業の追加、環境問題への配慮と地域社会への貢献、ガバナンス体制の確立などが挙げられます。
これらの戦略を通じて、JMホールディングスは、売上高180,000百万円、営業利益8,100百万円、経常利益8,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円、ROE10%以上を目標としています。同社グループは、これらの目標達成に向けて、経営資源を集中的に投下し、持続可能な成長を目指しています。