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アクサスホールディングスJP:3536
沿革
平成27年10月15日 |
アクサス株式会社(以下「アクサス」という)及びACリアルエステイト株式会社(以下「ACリアルエステイト」という)は、定時株主総会の承認を前提として、アクサスにおいては取締役決定により、またACリアルエステイトにおいては取締役会決議により、株式移転に係る株式移転計画書の作成及び経営統合契約書の締結を決定いたしました。 |
平成27年11月27日 |
アクサス及びACリアルエステイトの各定時株主総会において、アクサス及びACリアルエステイトが共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて決議いたしました。 |
平成28年3月1日 |
アクサス及びACリアルエステイトが株式移転の方法により当社が設立いたしました。また、当社の普通株式を東京証券取引所に上場いたしました。 |
令和2年3月1日 |
連結子会社であるアクサスを吸収合併存続会社、同じく連結子会社であるACリアルエステイトを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施いたしました。 |
事業内容
アクサスホールディングスとその子会社は、化粧品、生活雑貨、スポーツギア、アウトドアギア、酒類などの小売業を展開しています。これらの商品は、実店舗だけでなく、EC(電子商取引)を通じても販売されています。また、酒類や化粧品、ファッション雑貨の輸入卸売業、酒類製造事業、不動産賃貸事業も手掛けており、総合ライフスタイルカンパニーとしての地位を確立しています。
具体的には、ヘルス&ビューティーケアユニットでは、「ドラッグストアチャーリー」、「ビューティーライフストアチャーリー」、「アレックスコンフォート」を展開し、美と健康をサポートしています。ライフスタイルユニットでは、「プラザアレックス」を通じて生活雑貨や家具、アパレル商品を提供。アスレユニットでは、「アレックススポーツ」や「好日山荘」のフランチャイズ加盟店を運営し、スポーツ用品やアウトドア用品を扱っています。ホームキーパーユニットでは、「デコール」、「文具館チャーリー」、「GoGoBIKE」を展開し、日用品から自転車まで幅広い商品を提供しています。また、アルコユニットでは、「アワーリカー」や「元町WHISKY」を通じて、酒類や食品の販売を行っています。
ECユニットでは、化粧品や香水、酒類、生活雑貨などをオンラインで販売。貿易事業本部では、世界中から選び抜いた商品を全国のショップに卸販売し、六甲山蒸溜所ではウイスキーの製造・熟成・販売を行っています。さらに、アジアンチーク材の輸入卸売事業や不動産賃貸事業も展開し、オフィスビルや商業施設の賃貸を通じて安定的な収益を追求しています。保険代理業も手掛けるなど、アクサスホールディングスは多岐にわたる事業を展開していることがわかります。
経営方針
アクサスホールディングスは、美・健康・ゆとりをキーワードに、総合ライフスタイルカンパニーとしての地位を確立しています。同社は、顧客満足、社員満足、会社満足の三つの満足を高めることで企業価値の向上を目指し、関係者への利益還元と社会貢献を実現することを経営方針としています。
成長戦略として、同社は出店戦略、商品戦略・販売戦略、IT及び顧客購買データの活用に重点を置いています。出店戦略では、京阪神エリアを中心に、首都圏や中部、近畿、中国地方への出店地域の拡大を図りつつ、資本効率を重視し、市場性や地域の特性を考慮した店舗形態の選択に努めています。また、複数の保有ブランドをマルチ展開し、地域シェアの獲得を目指しています。
商品戦略・販売戦略では、各ブランドの豊富な品揃えと、化粧品、雑貨、食品酒類のハイブリッドな売場展開を通じて、お客様のニーズに応え、差別化を図っています。また、リテール部門と貿易事業部の連携によるオリジナル商品の開発も強化しています。
IT及び顧客購買データの活用では、ECサイトの充実やアクサススタンプカードアプリ、POSデータの活用を進め、消費動向のマーケティングデータを活用して出店戦略や商品戦略のさらなる向上を目指しています。
これらの戦略を通じて、アクサスホールディングスは、国内外の経営環境の変化に柔軟に対応し、着実な成長を図っています。また、財務体質の改善や人材育成、マルチブランド化、内部管理体制及び内部統制の強化にも取り組んでおり、これらの施策が同社の成長戦略の基盤を支えています。