アズームJP:3496株価

時価総額
¥643.1億
PER
29.2倍
遊休不動産活用とビジュアライゼーション事業の最大手。月極駐車場ポータル「カーパーキング」、サブリース、賃料保証を展開。2019年9月の事業譲受や2021年10月の「スマート空間予約」名称変更などのイベント。問い合わせ件数は2025年9月期に401,110件、マスターリースは35,381台で全国展開。

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事業内容

アズームは不動産×ITを軸に、遊休資産活用事業とビジュアライゼーション事業を展開しています。同社の主力は月極駐車場に特化したポータル「CarParking(カーパーキング)」を通じた駐車場紹介サービスと、オーナーから駐車場を一括借り上げしてユーザーに月極で再貸しするサブリースサービスです。子会社による賃料保証やレンタルスペース向けの予約システムなど、周辺サービスも合わせて提供しています。

主要な顧客は駐車場オーナーや月極駐車場を探す個人・法人、ビル管理者などで、紹介手数料やサブリースの賃料差額、保証料が収益の中心となっています。同社はポータルへの問い合わせを起点に収益機会を創出し、サブリースにより毎月安定した賃料収入を確保しています。ビジュアライゼーション事業では不動産開発や建築・ディスプレイ業界向けに3DCGやVRサービスを販売し、受託制作収入を得ています。

事業セグメントは遊休資産活用とビジュアライゼーションに大別され、前者は月極駐車場紹介、サブリース、賃料保証、WEB予約システム「スマート空間予約」や時間貸し・屋外広告のポータル運営などを含みます。同社は地域ごとにサブリース展開を進め、問い合わせ件数や借上げ台数は増加傾向で稼働率も高いことが特徴です。後者は連結子会社が中心となり、3DCGデータ制作やVRを用いた空間デザインを提供しています。

経営方針

同社は不動産×ITを軸に、遊休資産活用事業とビジュアライゼーション事業を二本柱として持続的な成長を目指しています。売上高や営業利益、成長率を重視するとともに、月極駐車場ポータル「CarParking(カーパーキング)」への問い合わせ件数や掲載物件数、マスターリース台数およびサブリースの稼働率を主要な管理指標として設定しており、これらの増加を通じて手数料収入(流動的収入)と賃料収入(継続的収入)を両立させ、安定した収益基盤の確立を目指しています。なお、現時点での具体的な売上や利益の数値目標は開示していませんが、指標の改善を成長の判断材料としています。

重点投資分野は駐車場サービスのデータ基盤強化とオーナー向け機能の充実で、具体的にはデータベースの拡充、オーナー管理システム「CarParking One」の導入促進、子会社による賃料保証サービスの拡大に注力しています。これによりオーナーとの関係を深めて物件の専属化を進め、サブリースによる安定収入を確保します。また、レンタルスペース向けのWEB予約システム「スマート空間予約」や人材紹介事業を通じて駐車場以外の収益源も育成し、ITを使った使いやすさと賃料保証などの付加価値で競合と差別化を図っています。

新市場開拓や事業拡大は、地域拡充と業種横展開の二方向で進めています。営業エリアは関東を主力としつつ福岡・大阪・名古屋・札幌に拠点を置き、未開拓地域への拠点設置も検討しており、マスターリース台数やサブリース稼働の増加を狙っています。加えて、レンタル会議室やジム、スタジオなど遊休スペースの有効活用や、ビジュアライゼーション事業での非対面型ソリューション提供により取引先業界を拡大し、経済環境が厳しい局面でも安定して発展できる収益基盤を整備する計画です。

技術革新への取り組みとしては、3DCGやVRを活用したサービス開発と、生成型AIを用いたレンダリングサービス「MyRenderer(マイレンダラー)」の契約拡大を掲げています。運用面ではエンジニア確保や育成、サーバー設備の整備、負荷分散の導入、セキュリティ診断の実施といったシステム基盤強化に継続投資し、アクセス増加に耐えうる安定性と安全性を確保します。また、ベトナム子会社によるオフショア制作でコスト効率を高めることで、技術投資と収益性の両立を図っています。