香陵住販JP:3495株価

時価総額
¥69.5億
PER
6.3倍
不動産の売買・賃貸・仲介・管理の有力企業、子会社含む計2社体制。仕入後の再販やリノベーション、自社企画投資用「レーガベーネ」シリーズの販売、賃貸管理、コインパーキング運営、太陽光発電による売電を展開。茨城県・千葉県・東京都で地域展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

香陵住販は茨城県、千葉県、東京都を中心に不動産の売買・賃貸・仲介・管理を展開している会社です。同社は仲介と販売を主軸とする「不動産流通事業」と、賃貸物件の管理や自社での賃貸運営を行う「不動産管理事業」の二本柱で事業を進めています。

同社の主要顧客は住宅を求める個人と投資用不動産を購入する投資家、賃貸の入居者や不動産オーナーです。収益は仲介手数料や不動産売買による売上が中心で、管理委託料や賃料収入、駐車場事業や所有する太陽光設備の売電収入といった安定的な収入源も確保しています。

流通事業では土地や中古住宅、投資用賃貸不動産を仕入れて造成やリノベーションを行い商品化して販売するほか、自社企画の投資用物件(「レーガベーネ」シリーズなど)を開発して投資家に販売します。管理事業では賃料回収・契約更新・保守メンテナンス・入居者対応などのプロパティマネジメントを受託し、グループの子会社が一部の保守工事を担当するほか、借上げ転貸やコインパーキング運営も手掛けています。

経営方針

同社は売上を不動産売買に過度に依存せず、着実な売上拡大と継続的な収益積み上げによる利益率向上を成長戦略の中核に据えています。具体的には自己資本比率を30%以上で維持し、最終的には40%を目指すこと、自己資本利益率(ROE)を10%以上で維持すること、株主資本配当率を当面2.8%以上とし累進配当を実施する方針を掲げ、安定した株主還元と財務健全性の確保に努めています。成長投資やM&Aは将来の収益基盤強化に資するものを戦略的に行い、ストックビジネスの拡大で安定収益を確保することを重視しています。

重点投資分野としては自社企画の投資用不動産「レーガベーネ」シリーズの継続的な商品化と用地確保に注力しています。土地や投資用物件、戸建、区分所有の積極的な買取再販を行い、企画力を活かした商品で差別化を図るほか、リアル店舗を軸にした仲介強化で顧客接点を高めて収益性を改善します。管理事業では自社物件や請負によるリノベーションで管理戸数と入居率を引き上げ、コインパーキングや屋根上の太陽光発電の設置拡大で賃料以外の安定収入源も増やす方針です。一方でメガソーラーについては保有リスクを検証し、必要に応じて売却を検討します。

新市場開拓と事業拡大ではドミナント出店によるエリア占有率向上を掲げています。現状は茨城県18店、千葉柏と東京台東に各1店の計20店舗で営業しており、出店予定地の情報収集や地域店舗を中心とした営業活動で未展開エリアのカバーを進め、地域オーナーへの提案力を高めて管理戸数を増やしていきます。また、不動産ファンド事業では現在運用中の案件に続き開発型ファンドへ取り組み、投資家の多様なニーズに応えることで事業領域を広げます。必要に応じて戦略的なM&Aも行い、成長を加速させます。

技術革新への取り組みとしては事業のデジタル化(DX)を重要方針と位置づけ、既存システムに満足せず常に利便性の高い技術を導入・見直すことで顧客満足と従業員の業務効率化を図ります。業務の標準化や社内外の教育・研修を進めて人材育成と働き方改革を推進し、内部統制やリスク管理の強化と併せて高品質なサービス提供を目指します。サステナビリティ面では「レーガベーネ」の屋根への太陽光発電拡大や、社用車のハイブリッド・電気自動車化を2027年9月期までに進めるなど、環境負荷低減の具体策も実行していきます。