香陵住販JP:3495

時価総額
¥40億
PER
4.5倍
茨城県、千葉県、東京都で不動産売買、賃貸、仲介、管理などのサービスを提供。主に中古住宅のリノベーション販売、賃貸管理、コインパーキング運営、太陽光発電売電を手掛ける。

沿革

1981年10月

不動産の売買・賃貸仲介を目的として資本金1,000万円にて茨城県水戸市南町二丁目6番8号に設立

1984年10月

賃貸の管理物件の増加により、賃貸不動産管理部門を新設

1987年9月

不動産賃貸マンションの企画・コンサルティングを目的に子会社「株式会社シンクタンク」を設立

1988年6月

茨城県水戸市に自社企画投資用不動産※「フォーライフ水戸」を商品化

1990年7月

茨城県水戸市城南に2店舗目となる「駅南店」を開設

1995年10月

建設業許可を取得

1997年7月

本店を茨城県水戸市南町二丁目4番33号に移転、同時に本店を名称変更し3店舗目の「南町店」として開設、4店舗目の支店「50号バイパス店」を開設

1999年11月

子会社「株式会社シンクタンク」を「ジャストサービス株式会社」に商号変更

1999年12月

茨城県水戸市袴塚に5店舗目の「茨大前店」を開設

2001年6月

茨城県水戸市赤塚駅南口前に6店舗目の「赤塚駅前店」を開設

2003年2月

茨城県ひたちなか市東石川に7店舗目の「ひたちなか店」開設

2004年1月

茨城県水戸市南町二丁目4番33号に本店新社屋完成

2004年10月

茨城県水戸市千波町に8店舗目の「千波店」開設

2005年3月

宅地建物取引業を国土交通大臣免許に変更「現:国土交通大臣免許(4)第7026号」

東京2店舗「住まいのジャスト株式会社」「住まいのジャスト上野駅前店」の営業譲受に伴い「香陵住販株式会社ジャスト東上野店」「香陵住販株式会社ジャスト上野駅前店」の営業開始

2005年4月

茨城県ひたちなか市市毛に11店舗目の「市毛店」開設

2007年10月

茨城県つくば市に12店舗目の「つくば研究学園店」開設

2008年5月

茨城県那珂郡東海村舟石川駅西に13店舗目の「東海店」開設

2009年2月

マンション管理業者に登録

2009年6月

千葉県市川市幸二丁目にて社宅一棟(レジデンス行徳:全64戸)を取得し、初となるリノベーションマンション分譲販売事業を展開

2009年10月

「東上野店」を東京都台東区上野七丁目に移転、同時に「東京支社」へ名称変更

2009年12月

東京都内で初となる自社企画投資用不動産「フォーライフ田端」着工

2011年10月

高齢者住宅課を新設、サービス付き高齢者住宅・有料老人ホームの紹介業務を開始

2012年3月

賃貸管理業者制度に登録「現:国土交通大臣免許(02)第002086号」

2012年11月

茨城県つくば市天久保に14店舗目の「つくば天久保店」開設

2012年12月

茨城県日立市助川町に15店舗目の「日立店」開設

2013年8月

インターネットによる不動産取扱を主とした「ネット店」の業務開始

2014年8月

「東京支社」・「上野駅前店」を統合

2015年1月

茨城県鉾田市大蔵に第1号となる太陽光発電(152.88kw)を連携開始

2016年4月

不動産ソリューション事業部内に「コインパーキング課」を新設、コインパーキング事業の本格稼働開始

2016年10月

茨城県つくば市東新井に16店舗目の「つくば支店」開設

2017年11月

茨城県水戸市に大型コインランドリーをオープン(2021年9月コインランドリー事業から撤退)

2018年9月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2019年3月

株式会社KASUMICの全株式を取得し子会社化

2021年6月

不動産特定共同事業法に係る許可取得

2022年6月

第1号ファンドの運用開始(2023年5月運用終了)

2022年10月

株式会社KASUMICを吸収合併

事業内容

香陵住販は、子会社ジャストサービス株式会社を含む2社で構成され、茨城県、千葉県、東京都で不動産関連の事業を展開しています。同社の事業は大きく分けて「不動産流通事業」と「不動産管理事業」の2つのセグメントに分類されます。

不動産流通事業では、賃貸不動産の仲介業務と売買不動産の仲介業務を行っています。また、仕入れた不動産商品や自社で企画した投資用不動産の販売も手掛けており、中古住宅や中古マンション、住宅用地を仕入れ、リノベーションや土地造成を施した後に販売しています。これらの不動産は、賃貸用としても企画され、外部のゼネコンで建設された後、賃貸入居者を募集し、最終的には投資家へ販売されます。

不動産管理事業では、賃貸不動産の管理業務を中心に行っています。これには、賃料収納、契約更新、保守メンテナンス、入居者管理、解約精算などのプロパティマネジメント業務が含まれます。一部の保守メンテナンスや工事は、子会社のジャストサービス株式会社が担当しています。さらに、同社グループは不動産の賃貸や転貸、コインパーキング事業も展開しており、自社所有の太陽光発電設備を利用した売電事業も手掛けています。

これらの事業活動を通じて、香陵住販は不動産市場において多角的なサービスを提供し、地域社会の不動産ニーズに応えています。

経営方針

香陵住販は、お客様満足度の向上、働く人々の幸福追求、社会との調和を重んじる企業理念のもと、質の高い不動産商品の提供と幅広い提案力を通じて地域社会の発展に貢献し、地域で愛される企業を目指しています。同社は、不動産売上高に過度に依存せず、売上高の着実な拡大と継続可能な収益の積み上げによる利益率の向上を基本方針としています。

不動産流通事業では、自社企画投資用不動産レーガベーネシリーズの安定的な商品化を継続し、投資用物件や土地、戸建、区分所有物件の買取再販に積極的に取り組んでいます。また、リアル店舗での仲介事業を強化し、収益アップを目指しています。新規事業として不動産ファンド事業にも注力し、魅力ある商品の開発と新規オーナーの発掘に努めています。

不動産管理事業では、賃貸物件の管理戸数の増加を目指し、リノベーションを中心とした物件価値と入居率の向上により、管理事業収益の安定的な確保を追求しています。コインパーキング事業や太陽光売電事業を含む賃貸事業でも、安定的な収益確保に努めています。

経営指標としては、自己資本比率の維持と向上、積極的・戦略的な事業投資、経営の効率性の向上、持続的・安定的な株主還元を目標に掲げています。これらを通じて、香陵住販は持続的な成長とともに、ストックビジネスの強化による安定収益の拡大を目指しています。