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フェイスネットワークJP:3489
沿革
2001年10月 |
主に不動産投資コンサルティング事業を目的として東京都世田谷区用賀に有限会社フェイスネットワークを設立(資本金3,000千円) |
2002年1月 |
本社を東京都世田谷区太子堂に移転 |
2002年3月 |
宅地建物取引業免許(東京都知事(1)第80509号)を取得 |
2003年12月 |
新築一棟マンションの自社ブランドであるGranDuoシリーズの販売を開始 |
2006年5月 |
商号を有限会社フェイスネットワークから株式会社フェイスネットワークに変更し、本社を東京都世田谷区三宿に移転(資本金30,000千円) 駐車場事業を開始(2007年8月に撤退) |
2007年6月 |
建設業許可(東京都知事許可第128202号)を取得 一級建築士事務所登録 不動産の開発業務を本格的に開始 |
2007年10月 |
商号を株式会社フェイスネットワークから株式会社フェイスに変更し、本社を東京都目黒区へ移転 |
2010年8月 |
資本金を37,000千円に増資 |
2010年12月 |
特定建設業許可(東京都知事許可(特‐27)第135866号)を取得 |
2014年12月 |
不動産の開発業務と販売業務を統合するため、株式会社フェイスが旧株式会社フェイスネットワーク(注)を吸収合併し、商号を株式会社フェイスから株式会社フェイスネットワークへ変更(資本金50,000千円) 賃貸仲介店舗「3区miraie」を開設 |
2016年4月 |
本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷に移転 |
2017年5月 |
中古一棟ビルリノベーションの自社ブランドであるGrandStoryシリーズの販売を開始 |
2018年3月 |
東京証券取引所マザーズ市場へ上場(資本金681,120千円) |
2018年5月 |
賃貸住宅管理業者登録(国土交通大臣(1)第4858号) |
2018年9月 |
不動産特定共同事業許可(東京都知事第111号)を取得 |
2018年10月 |
アセットマネジメント事業を目的としてグランファンディング株式会社(現:FAITHアセットマネジメント株式会社。持分法非適用の非連結子会社)を設立 |
2019年11月 |
建築デザイン事業を行うザ・スタイルワークス株式会社(持分法非適用の非連結子会社)を100%子会社化(2021年4月30日に解散) |
2020年4月 |
資金調達を目的としてFaithファンズ合同会社(現:フェイスプロパティーズ合同会社)を設立 |
2021年2月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年10月 |
コンサルティング事業を行うandグラフ株式会社(現:フェイスFPサロン株式会社。持分法非適用の非連結子会社)を100%子会社化 |
事業内容
フェイスネットワークは、不動産投資支援事業と不動産マネジメント事業の2つの主要な事業セグメントを展開しています。同社は、不動産投資用の新築一棟マンション及び中古一棟ビルリノベーションを、世田谷区、目黒区、渋谷区(城南3区)を中心に、ワンストップサービスで提供しています。特に、自社ブランドの新築一棟マンション「GranDuo(グランデュオ)シリーズ」は、鉄筋コンクリート造の4~5階建てで、家賃10~20万円程度の賃貸用マンションとして開発されています。また、中古一棟ビルリノベーションの自社ブランド「GrandStory(グランドストーリー)シリーズ」は、シェアオフィスやシェアハウスなど、新たなニーズに応える物件を提供しています。
不動産マネジメント事業では、不動産オーナーが所有する不動産及びフェイスネットワークが所有する不動産の管理運営を行っています。この事業では、入居者募集から入退去更新手続き、賃貸借条件の交渉、クレーム対応、入金管理、資産価値向上のための施策立案・実践、メンテナンス、所有者向け送金、レポート作成など、幅広いサービスを提供しています。賃貸仲介店舗「3区miraie(ミライエ)」を通じて、新築一棟マンション及び中古一棟ビルリノベーションの入居者募集を自社で行っており、不動産オーナーにとって物件の収益性を高める取り組みを行っています。
フェイスネットワークは、主要なプロジェクトエリアである城南3区において、ワンストップサービスを提供することで、不動産投資セミナーの開催を中心としたプル型の販売体制を整え、不動産オーナーの利益を重視したサービスを提供しています。
経営方針
フェイスネットワークは、不動産投資支援事業と不動産マネジメント事業を軸に、成長戦略を推進しています。同社は、新築一棟マンション「GranDuoシリーズ」と中古一棟ビルリノベーション「GrandStoryシリーズ」を中心に、城南3区を主要なプロジェクトエリアとして選定し、ワンストップサービスを提供しています。この戦略により、不動産オーナーに対して、賃貸需要の高いエリアでの投資機会を提供し、収益性の高い不動産投資をサポートしています。
同社は、経営環境の変化に対応するため、DX推進による安定供給体制の強化、自社企画開発物件の品質維持・向上、ブランド力の強化及び知名度の向上、優秀な人材の確保及び教育研修の充実、財務基盤の維持・充実、コンプライアンス経営の強化、新規事業の展開といった複数の重点領域に注力しています。これらの取り組みを通じて、不動産投資市場における同社の競争力を高め、持続可能な成長を目指しています。
特に、DX推進は、用地仕入れから顧客管理、業務管理までのシステムを統合し、迅速かつ適切な意思決定を支援することで、物件開発のスピードと品質を向上させることを目的としています。また、ブランド力の強化と知名度の向上により、新規顧客の獲得と新規入居者の獲得を目指し、販路拡大に努めています。
フェイスネットワークは、これらの戦略的取り組みを通じて、不動産投資市場におけるリーダーとしての地位を確立し、事業の持続的な成長を目指しています。