グッドコムアセットJP:3475

時価総額
¥244.5億
PER
24倍
不動産開発、販売、管理を主軸に、自社ブランド「GENOVIA」シリーズの新築マンション企画・開発・販売、賃貸管理、家賃債務保証、不動産特定共同事業、IR・資本政策コンサルティング事業を展開。

沿革

2005年11月

不動産販売事業を目的として、東京都中野区東中野に有限会社グッドコムアセットを設立(資本金3,000千円)

2006年1月

宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第85421号)

2006年5月

本社を東京都中野区本町へ移転

2006年5月

株式会社グッドコムアセットに組織変更

2007年9月

本社を東京都新宿区西新宿五丁目へ移転

2008年1月

自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズのマンションを販売開始

2008年3月

不動産管理事業の賃貸管理業務を行うことを目的として株式会社グッドコム(前身の有限会社グッドコムの設立は1991年4月)を完全子会社化

2009年7月

当社子会社の株式会社グッドコムにて、宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第90768号)

2010年10月

本社を東京都新宿区西新宿七丁目へ移転

2011年7月

当社子会社の株式会社グッドコムにて、不動産管理事業の建物管理業務を行うことを目的として、マンション管理業の登録(国土交通大臣(1)第033780号)

2011年7月

環境や美観を配慮した壁面緑化デザイン(現ブランド名:green veil(グリーンヴェール))を採用

2015年3月

環境や美観を配慮した屋上緑化デザイン(ブランド名:skygarden(スカイガーデン))を採用

2015年3月

台湾台北市に当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司を設立

2015年6月

当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司にて、不動産經紀業に関する許可を取得

2016年12月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2017年5月

中国上海市に当社子会社の上海家徳可睦商務諮詢有限公司を設立

2017年6月

東京証券取引所市場第二部に市場変更

2018年4月

東京証券取引所市場第一部に指定

2019年3月

屋上ドッグランを取り入れたデザイン(ブランド名:skyrun(スカイラン))を採用

2019年7月

不動産の小口投資商品の電子取引事業を行うことを目的として、不動産特定共同事業法に係る許可を取得(東京都知事 第124号)

2020年2月

企業経営、資本政策及び株式上場に関するコンサルティング事業を行うことを目的として、当社子会社の株式会社キャピタルサポートコンサルティングを設立

2020年9月

家賃債務保証事業を行うことを目的として、株式会社ルームバンクインシュアを完全子会社化

2021年4月

大阪府大阪市中央区に大阪支店を開設

2021年7月

大阪支店の開設に伴い、宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更(国土交通大臣(1)第9957号)

2021年9月

当社子会社の株式会社グッドコムにて、不動産管理事業の賃貸住宅管理業務を行うことを目的として、賃貸住宅管理業者の登録(国土交通大臣(01)第000911号)

2022年3月

不動産賃貸及び仲介事業を行うことを目的として、当社孫会社の株式会社グッドコムナビを設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部から同プライム市場に移行

2022年5月

REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問を設立

2022年7月

当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第108025号)

2022年7月

当社子会社の上海家徳可睦商務諮詢有限公司を清算結了

2023年3月

当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、取引一任代理等の認可を取得(国土交通大臣認可第150号)

2023年5月

当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第3382号)

2024年1月

当社子会社の株式会社グッドコムを存続会社、当社孫会社のグッドコムナビを消滅会社とする吸収合併を実施

事業内容

グッドコムアセットとそのグループ会社は、不動産業界において多角的な事業を展開しています。主力事業は、自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズの投資用新築マンションの企画、開発、販売、および管理です。このシリーズは、人と緑が共生するエコロジーをコンセプトに、東京23区を中心に1都3県で展開されています。間取りは1Kが中心で、若い世代や高齢の単身者向けに設計されており、価格帯は2,000万円台から5,000万円台です。

グッドコムアセットグループは、ホールセールとリテールセールスの両方で、国内外の法人および個人投資家に対して自社ブランドの新築マンションを販売しています。また、リアルエステートマネジメント事業では、連結子会社が販売したマンションの賃貸管理業務や建物管理業務を行っており、別の連結子会社では家賃債務保証事業を提供しています。

その他の事業として、不動産特定共同事業法に基づく小口販売事業や、新規上場および上場後のIR・資本政策コンサルティング事業も手掛けています。2024年1月22日には、グッドコムを存続会社としてグッドコムナビとの吸収合併を行い、事業の効率化を図っています。グッドコムアセットグループは、これらの事業を通じて不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献することを目指しています。

経営方針

グッドコムアセットは、不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献することを目的としています。同社は、21世紀を代表する不動産会社を目指し、東京23区を中心に1都3県で投資用新築マンションの企画・開発・販売および管理を行っています。これらのマンションは、自社ブランド「GENOVIA」シリーズとして、若い世代や高齢の単身者向けに設計されており、環境共生をコンセプトに展開されています。

経営戦略として、グッドコムアセットは販売セグメントと管理セグメントの両方でシナジー効果を発揮し、リスク分散を図るポートフォリオ経営を実施しています。また、新規事業としてREIT事業を推進し、2022年5月にはグッドコムアセット投資顧問を設立、2023年5月には許認可を取得しています。この事業では、1都3県に仕入エリアを拡大し、中古物件も対象に安定的な物件供給を目指しています。さらに、M&Aによる事業の多角化も積極的に推進しています。

サステナビリティへの取り組みも経営の重要課題の一つとして位置づけ、社会課題の解決に貢献することで持続的な成長を目指しています。具体的には、自社ブランドマンションの壁面・屋上緑化やペーパーレス化、働きやすい職場環境の整備などを通じて、長期的な企業価値の向上に努めています。

グッドコムアセットは、これらの戦略を基に、年平均成長率30%~40%を目指し、2030年10月期には売上高約6,000億円、営業利益約600億円の達成を目標としています。同社は、経営環境の変化に応じて主力の販売先を選択し、安定的な業績拡大を図ると共に、仕入物件の継続的な確保や販路拡大・多様化、人材の確保と育成強化、財務体質の改善と資金調達手段の多様化にも注力しています。