パルマJP:3461株価

時価総額
¥36.9億
PER
17.6倍
セルフストレージ関連の有力企業。ビジネスソリューション・ITソリューション・ターンキーの3事業を展開。賃料滞納保証付きのアウトソーシング、物件在庫管理システム「クラリス」とAPI配信の集客サービス「クラギメ」、施設開発とマスターリースを展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

パルマはセルフストレージ(レンタル収納スペース)業界向けに、業務代行からIT、施設開発まで一貫したサービスを提供する企業です。同社はビジネスソリューション、ITソリューション、ターンキーソリューションの三本柱で、業界のインフラ化と成長支援を目指しています。

主な顧客はセルフストレージ事業者と利用者、そして物件に投資する投資家です。同社の収益は利用者が支払う保証料や事業者からの契約・入金管理手数料、ITシステムの利用料に加え、施設開発やマスターリースなど不動産関連の取引から得ています。

ビジネスソリューションは申込受付、入金管理(未回収分の立替含む)、滞納督促、残置物撤去、物件巡回といった業務を一括して受託し事業者の運営負担を減らします。ITソリューションはウェブ経由の申込・決済や物件在庫管理システム(クラリス)と集客連携(クラギメ、ポータルサイト)を通じて業務効率と集客を支援します。ターンキーソリューションでは施設の開発・販売や改装、コンサルティング、マスターリースなどで新規参入や投資機会の創出を支援しています。

経営方針

同社は中期経営計画「改革2027」に基づき、セルフストレージ業界のインフラ化と事業規模の拡大を図ることで、2027年9月期に売上総利益18億円、営業利益6億円、ROE10%、配当性向40%以上を目指しています。現在、同社のサービスは国内事業者の約6割に利用されており、これをさらに高めることで市場への貢献度と企業価値の向上を図る考えです。持続的成長のために収益基盤を強化し、資本効率を改善することを経営の重要課題と位置付けています。

重点投資分野は業務代行(BPO)、施設の開発・賃貸、そしてIT・サービスの高付加価値化です。具体的には賃料債務保証の受託残高20万件、独自のウェブ申込システム「クラリス」の累計登録室数10万室、コールセンター業務のDX化で受託件数1万件といった数値目標を掲げ、保証サービスや入金管理、滞納対応まで一括で引き受けるワンストップ体制を差別化要素としています。また、屋内一棟型や屋外コンテナ型の施設開発を伸ばし、投資環境に応じて自社運営で価値を高めたうえで販売するなど、運営力による投資商品の付加価値化を進めています。

新市場開拓と事業拡大では、既存の基幹サービスを他業界へ横展開し収益源を多角化するとともに、遊休不動産の有効活用を不動産オーナーや他業態へ積極的に提案します。都市部の屋内型共同開発や、投資規模の小さい屋外コンテナ型の供給拡大を通じて拠点数を増やし、早期稼働・安定稼働化を図ることで資産性と収益性を高めます。大手不動産企業とのアライアンスやグループ内での土地情報共有も活用し、新規参入者支援やマスターリース等の投資商品提供を強化します。

技術革新については業務のデジタル化を優先し、基幹システムの合理化に加えてAIやビッグデータを活用した問い合わせ対応、査定、収納代行の自動化を進めています。ウェブ申込・決済や物件在庫管理(クラリス)とポータル連携を深め、顧客と事業者双方のデータ管理を高度化することで業務効率を上げ、集客力や顧客満足度の向上に直結させる施策を実行しています。これらの取り組みで業務量の拡大と人員生産性の両立を図り、計画目標の達成を目指しています。