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パルマJP:3461
沿革
2006年1月 |
金融・IT・アウトソーシングを融合したサービスの提供等を行う目的で営業を開始、商号を株式会社パルマフィナンシャルサービシーズへ改める |
2006年3月 |
売掛債権ファクタリング等金融事業を開始 |
2006年6月 |
パート・アルバイト雇用者向け給与仮払いサービス「パルマ速払い」事業を開始 |
2006年7月 |
セルフストレージ滞納保証付きビジネスプロセスアウトソーシング事業(現セルフストレージビジネスソリューションプロバイダ事業)を開始 |
2009年4月 |
売掛債権ファクタリング等金融事業を売却 |
2009年5月 |
株式会社ディア・ライフグループが当社株式の100%を取得し、同社の子会社となる |
2009年11月 |
商号を株式会社パルマに改めるとともに東京都千代田区飯田橋に移転、本店所在地とする |
2009年12月 |
会社分割により、「パルマ速払い」事業を株式会社パルマSVCに承継させ、同社株式の85%を株式会社Y's&partnersに譲渡 |
2010年4月 |
株式会社パルマSVCの全株式を株式会社Y's&partnersに譲渡 |
2011年7月 |
東京都千代田区九段北に移転、本店所在地とする |
2011年12月 |
セルフストレージ使用申込受付コールセンター業務を開始 |
2013年10月 |
セルフストレージWEB予約決済・在庫管理システム「クラリス」の提供を開始 |
2014年2月 |
セルフストレージ集客業務を開始 |
2014年5月 |
東京都千代田区永田町に移転、本店所在地とする |
2014年11月 |
セルフストレージ開発・開業支援コンサルティング業務を開始 API配信を利用した集客サービス「クラギメ」の提供を開始、セルフストレージ検索予約ポータルサイト「ニコニコトランク」を開設 |
2015年2月 |
セルフストレージ開発・開業支援コンサルティング業務における不動産の取得及び仲介のために宅地建物取引業者免許取得(東京都知事(1)第97464号) |
2015年8月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2017年1月 |
パーソナルストレージの運営、管理、及びプロパティマネジメントを行う「日本パーソナルストレージ株式会社」を設立 |
2018年5月 |
日本郵政キャピタル株式会社が当社株式を取得し、同社の関連会社となる |
2018年5月 |
第三者割当増資及び株式会社ディア・ライフの当社株式売出しにより同社が親会社からその他の関係会社となる |
2018年10月 |
トランクシステム工業株式会社の株式を取得し、同社を関連会社とする |
2020年1月 |
東京都千代田区麹町に移転、本店所在地とする |
2022年6月 |
当社関連会社であったトランクシステム工業株式会社の全株式を売却 |
2023年9月 |
コンテナ型トランクルーム施設の開発販売事業を開始 |
事業内容
パルマは、セルフストレージ業界に特化した多様なサービスを提供する企業です。同社は、セルフストレージ業界の発展に貢献することを経営ビジョンとし、ビジネスソリューションサービス、ITソリューションサービス、ターンキーソリューションサービスの3つの主要事業セグメントを展開しています。
ビジネスソリューションサービス(BS)では、セルフストレージ事業者の業務をアウトソーシングし、滞納保証を提供することで、事業者の使用料未回収リスクを低減します。具体的には、申込受付、入金管理、滞納督促、残置物撤去、物件巡回などのサービスを提供しています。
ITソリューションサービス(ITS)では、セルフストレージ事業の効率化を目指し、ITシステムの開発・運用を行っています。利用者がWEBを通じてセルフストレージを申し込み、予約、使用料の決済ができるシステムや、事業者向けの物件在庫管理システム「クラリス」、さらには「クラリス」を活用した集客サービス「クラギメ」を提供しています。
ターンキーソリューションサービス(TKS)では、「Keep it」ブランドのセルフストレージ施設の開発販売や、セルフストレージ事業運営のコンサルティング、マスターリースなどを通じて、セルフストレージ事業者や投資家のセルフストレージ投資機会の創出を支援しています。新規に土地を取得しての施設建設、既存建物の改装、不動産の仲介とリノベーション、貸地でのコンテナ型トランクルーム施設の提案など、多角的なソリューションを提供しています。
パルマは、これらの事業セグメントを通じて、セルフストレージ業界のインフラとしての役割を果たし、業界の発展に貢献しています。
経営方針
パルマは、セルフストレージ業界における成長戦略として、業界の発展とともに自社の業容拡大を目指しています。同社は、セルフストレージ業界で必要不可欠なインフラとなることを経営理念に掲げ、セルフストレージ事業運営に必要な様々なサービスを提供しています。市場の拡大に伴い、サービスの提供範囲を大手不動産会社や国内外の機関投資家にまで広げ、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)サービスから、建物型セルフストレージ施設の開発・販売、運営管理を受託する垂直統合型のビジネスモデルへと進化させています。
パルマは、セルフストレージ市場の成長に伴い、屋内型セルフストレージの施設開発やプロパティマネジメントサービスの提供、資本提携やパイプライン契約締結を通じて、サービスの専門化・強化やブランド力の向上を図っています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、ITを活用した非対面での申込・決済手続き等のBPOサービスへの注目が高まり、ニーズの増加に対応しています。
中長期的な経営戦略として、パルマはセルフストレージ事業を展開する国内企業の約6割にサービスを提供し、市場への貢献度と企業価値の向上を目指しています。業務効率化・省力化・リスク回避などのサポート機能を中心にサービスの高付加価値化を推進し、セルフストレージ市場と自社の事業規模の双方の拡大を目指しています。さらに、セルフストレージ利用者集客力の向上、システムの合理化及び構築、人材の確保・育成にも力を入れています。
これらの戦略を通じて、パルマはセルフストレージ市場の拡大とともに、企業価値の向上を図り、業界の発展に貢献していく方針です。