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アトムリビンテックJP:3426
沿革
昭和29年10月 |
家具金物・建築用金物の企画・開発及び販売を目的として、東京都台東区に資本金100万円で高橋金物株式会社を設立 |
昭和37年4月 |
業務拡張に伴い埼玉県北葛飾郡八潮町に八潮営業所兼倉庫を開設、地方発送及び入荷業務を本社より移管(昭和45年5月花畑集配センターに移転) |
昭和40年2月 |
建築金物部門を設置 |
昭和40年4月 |
商品企画開発の向上を目的として、開発研究室を設置(昭和62年1月開発部に統合) |
昭和41年9月 |
群馬県前橋市に前橋営業所を開設 |
昭和45年5月 |
八潮営業所の業務を移管するとともに出荷業務の集約化を図るため、東京都足立区に花畑集配センターを開設(昭和63年8月ATOM C/Dセンターに移転) |
昭和46年3月 |
スライド蝶番を国産化し、110°スライド蝶番スタンダード型を発売 |
昭和47年11月 |
広島県広島市の広島連絡所を広島営業所に昇格 |
昭和50年1月 |
北海道旭川市に旭川営業所を開設 |
昭和54年9月 |
上吊式折戸・引戸システム金具を開発・発売 |
昭和54年10月 |
山梨県中巨摩郡竜王町の甲府駐在所を甲府営業所に昇格 |
昭和55年1月 |
東京都港区にショップ&ショールーム「亜吐夢金物館」を開設 |
昭和56年9月 |
特需部門を設置 |
昭和56年10月 |
販売企画室を設置(昭和62年1月開発部に統合) |
昭和60年9月 |
第1回個展「住まいづくりとATOMとの出逢い展」を開催(以後、継続して毎年開催) |
昭和60年10月 |
アトムベーシックシリーズの戸当り2種が「グッドデザイン中小企業商品賞」を受賞 |
昭和62年1月 |
開発研究室、販売企画室を統合し、新たに開発部を設置 |
昭和62年9月 |
アトムの商標を新マーク()に変更し、「住まいの飾り職人」を標榜 |
昭和63年4月 |
新総合カタログ「ATOM DATA LINE」を発刊(以後、継続して発行) |
昭和63年8月 |
品質管理・試験研究業務及び集配業務の拡充を目的とし、埼玉県草加市に総合業務センターとして「ATOM C/Dセンター」を開設、試験設備・仕入部・花畑集配センターの業務を移管・集約化 |
平成3年9月 |
大阪府吹田市に大阪事業所&ショールーム「ATOM住まいの金物ギャラリー大阪」を開設 |
平成5年1月 |
特品部門を設置 |
平成5年6月 |
業務拡大にともない本社屋を全面改装 |
平成6年7月 |
兵庫県神戸市中央区の神戸ハーバーランド内「HDC神戸」3階にショールーム「ATOM住まいの金物ギャラリーHDC神戸」を開設 |
平成8年4月 |
営業本部、商品本部を設置するとともに、仕入部業務を商品部へ移管 |
平成8年6月 |
販売5部を設置 |
平成8年12月 |
東京都足立区に福利厚生施設「ATOMコミュニティセンター」並びに「社員寮」を建設 |
平成8年12月 |
経営企画室を設置 |
平成11年7月 |
販売5部門を販売3部門に統合 |
平成12年6月 |
商号をアトムリビンテック株式会社に変更 |
平成12年9月 |
日本証券業協会に店頭売買有価証券として新規登録 |
平成14年2月 |
甲府営業所の業務を本社に移管統合 |
平成14年6月 |
ショールーム「ATOM住まいの金物ギャラリーHDC神戸」の業務を大阪事業所に移管統合 |
平成14年9月 |
ショップ&ショールーム「亜吐夢金物館」内にCS工房を開設 |
平成15年9月 |
旭川営業所の業務を本社に移管統合 |
平成15年10月 |
当社の品質マネジメントシステムがISO9001:2000の認証を取得 (登録対象:本社及び全ての拠点) |
平成16年7月 |
オンデマンド事業部を設置 |
平成16年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
平成17年7月 |
北海道札幌市に札幌営業所を開設 |
平成18年8月 |
当社の環境マネジメントシステムがISO14001:2004の認証を取得 (登録対象:本社及び全ての拠点) |
平成18年12月 |
中国上海市に「上海阿童木建材商貿有限公司」を設立 |
平成19年1月 |
東京都港区にショールーム「アトムCSタワー」を建設 |
平成22年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
平成24年7月 |
オンデマンド事業部をアーバンスタイル事業部に名称変更 |
平成25年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
平成27年7月 |
ベトナムホーチミン市に駐在員事務所を開設 |
平成29年5月 |
ベトナムホーチミン市に「ATOM LIVIN TECH VIETNAM COMPANY LIMITED」を設立 |
令和元年10月 |
「広島営業所・C/Dセンター」を建設並びに移転 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
アトムリビンテックは、建築金物や家具金物を中心に、内装金物全般の企画、開発、販売を手掛けるファブレスメーカーです。同社は「ATOM」ブランドの下、国内のハウスメーカー、住宅設備機器メーカー、建材メーカー、建築金物店などを主な販売先としています。同社の事業モデルは、工場を持たずに製品の企画から販売までを行うことに特徴があります。
また、アトムリビンテックは国際的な展開も積極的に行っており、中国に「上海阿童木建材商貿有限公司」、ベトナムに「ATOM LIVIN TECH VIETNAM COMPANY LIMITED」という全額出資の子会社を設立しています。これらの子会社は、海外の協力工場の開拓、現地での販売活動、そして日本国内への商品供給の拡大を目的として設立されました。これにより、アトムリビンテックは国内外での事業基盤を強化し、グローバルな市場での競争力を高めています。
経営方針
アトムリビンテックは、創業以来、独自の企業理念として「より良い金物を自ら考え、自ら普及させて行く」を掲げ、創意・誠実・進取の精神を社是としています。同社は、内装金物(住まいの金物)の分野を新たに創造し、家具業界から建具業界、住宅設備機器業界、住宅業界へと販路を拡大してきました。また、取扱商品の80%以上を自社商品で占める独自の業態を形成し、常に先駆的な商品の企画開発に努めています。
中長期的な経営戦略として、アトムリビンテックは商品戦略、市場戦略、情報システム戦略を策定し、これらを実行することで、環境に配慮した「住空間創造企業」の構築を目指しています。商品戦略では、アトムオリジナル商品の再構成やシリーズ商品の集約化を図り、市場戦略では、ATOMダイレクトショップの情報発信機能を活用し、設計事務所や工務店などエンドユーザーのニーズを反映させるマーケティング機能を有効に活用しています。情報システム戦略では、戦略的経営統合システムの活用を推進し、SNSを最大限に活用した事業展開を強化しています。
さらに、環境方針として、サステナブルな社会の実現に向けた環境保全活動への取り組みを進め、ISO14001認証取得や「環境方針」の制定を通じて、環境に配慮した企業を目指しています。これらの戦略と方針により、アトムリビンテックは、変動する経営環境下でも安定成長を可能とする市場優位性の維持と収益力の強化を目指しており、内装金物分野におけるリーディングカンパニーとしてのポジションをより確固たるものにすることを目標としています。