アートグリーン (3419) 株価

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胡蝶蘭を中心とした生花卸売の有力企業。企業向け慶弔関連生花の代行サービス、生花小売店への業務受託、ブライダル装花を展開。18年11月に日本プリザーブドフラワー協会をグループ化、22年1月にオンラインスクール運営会社設立。東京・大阪・名古屋・福岡で当日配送を実施。

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事業内容

アートグリーンは胡蝶蘭を中心とした生花の卸売業を主力事業とする企業です。同社は全国の主要な生花市場で買参権を取得し、生花流通の様々な領域に進出することで、生産者から小売業者まで一括対応できる仕組みを構築しています。

同社の収益は主に3つの事業から構成されています。最大の収益源はフラワービジネス支援事業で、大手企業内に生花事業部門を設立し、慶弔関連の注文を一括受託するほか、生花小売店向けに仕入れから配送まで代行するサービスを提供しています。東京、大阪、名古屋、福岡では当日配送を実現し、東京本社には常時250~300鉢の胡蝶蘭を在庫として保管することで、顧客の機会損失を防いでいます。

事業セグメントでは、ナーセリー支援事業として台湾から輸入した胡蝶蘭の種苗を国内生産農家に販売し、自社でも農家と提携した胡蝶蘭生産を行っています。また、フューネラル事業では葬祭業者向けに菊などの切花を小ロットで販売し、時間指定配達にも対応しています。さらに植物関連の周辺事業として、プリザーブドフラワー協会の運営やオンライン教育サービス、造園・エクステリア事業も展開し、事業の多様化を図っています。

経営方針

アートグリーンは、フラワービジネス支援事業を中核とした成長戦略を推進しています。同社は売上高の拡大と売上高営業利益率の向上を重要な経営指標に掲げ、企業価値の向上を図っています。主力の法人贈答用胡蝶蘭販売では、従来の電話・FAX受注に加えてECを活用した受注システムを導入し、顧客利便性の向上と受注拡大を目指しています。さらに、生産から販売までのサプライチェーン全体を統合したプラットフォームの構築により、花き業界におけるプライスリーダーの地位確立を狙っています。

技術革新への取り組みでは、受注システムの大幅な設備投資を実施し、デジタル変革を実現するプラットフォームの提供体制を整備しています。現在のシステムを基盤として、生産から販売まで同社のサプライチェーンに対応した機能を追加し、関係会社や取引先、顧客を結ぶ中核的な役割を担う方針です。これにより、業種・業態の垣根を越えて様々な企業をつなぐワンストップサービスの実現を図っています。

新市場開拓では、子会社のAGランドスケープを中心とした緑化事業、プリザーブドフラワー協会やパーフェクトフラワーボンドでのスクール事業など、周辺分野への事業拡大を積極的に推進しています。ナーセリー支援事業においては、植物栽培と販売のノウハウを活かしたアグリカルチャー参入支援を新たな事業として展開し、国内だけでなく海外展開も視野に入れた提案営業を強化しています。

環境保全への取り組みも重要な差別化戦略として位置づけ、使用後の胡蝶蘭鉢植えの回収サービスを開始しました。環境負荷の少ない製品や部材の導入を進めるとともに、使用済み資材の分別・再利用・廃棄物削減といった3R活動を中心とした持続可能な事業モデルの構築に注力しています。カーボンニュートラルへの関心が高まる中、植物が果たす環境保全機能を活かした新たな収益源の確立を目指しています。

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