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サンマルクホールディングスJP:3395
沿革
1989年3月 |
「株式会社大元サンマルク」(岡山県岡山市三浜町1丁目15番19号、レストラン経営を目的、資本金3百万円)を設立。 |
1989年4月 |
株式会社大元サンマルクが岡山県岡山市に洋食レストラン「ベーカリーレストラン・サンマルク」の1号店(直営店)を開店(新谷製菓株式会社より引継)。 |
1990年7月 |
株式会社大元サンマルクが商号を「株式会社サンマルク」に変更。 |
1991年4月 |
株式会社サンマルクが本社を岡山県岡山市平田173番地(現在地)に移転。 |
1991年7月 |
インテリアコーディネイト及び損害保険代理店業を目的として岡山県倉敷市に株式会社デコー |
1991年12月 |
株式会社サンマルクが株式会社倉敷サンマルクを吸収合併し、「ベーカリーレストラン・サンマルク倉敷店」の営業を引継ぐ(1997年1月フランチャイズ店に変更)。 |
1994年4月 |
株式会社サンマルクが株式の額面金額を50,000円から500円に変更することを目的として株式会社サンマルク(設立1977年12月6日、商号株式会社落柿舎販売、1982年2月1日に株式会社落柿舎本社、1993年8月26日に株式会社サンマルクにそれぞれ商号変更)に吸収合併。 |
1995年12月 |
株式会社サンマルクが日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1998年2月 |
インテリアコーディネイト事業を廃止。 |
1998年5月 |
株式会社サンマルクが子会社「Saint Marc Cayman」を設立。 |
1998年6月 |
岡山県岡山市に本店を移転。 |
1999年3月 |
損害保険の募集に関する業務及び生命保険の募集に関する業務を株式会社サンマルクへ譲渡。 |
1999年3月 |
株式会社サンマルクが東京都中央区にコーヒーショップ「サンマルクカフェ」の1号店(直営店)を開店。 |
1999年11月 |
株式会社サンマルクが福岡県久留米市に高級回転ずし「すし処函館市場」の1号店(フランチャイズ店)を開店。 |
2002年4月 |
株式会社サンマルクが東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2002年7月 |
株式会社サンマルクが株式会社プライム・タイムの全株式を取得。 |
2002年10月 |
株式会社サンマルクが兵庫県伊丹市に西洋風レストラン「ベーカリーレストラン・バケット」の1号店(直営店)を開店。 |
2003年3月 |
株式会社サンマルクが東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
2003年3月 |
株式会社サンマルクが子会社「Saint Marc Cayman」を清算。 |
2004年10月 |
株式会社サンマルクが岡山県岡山市にスパゲティ店「生麺専門鎌倉パスタ」の1号店(直営店)を開店。 |
2005年11月 |
株式会社サンマルクホールディングスに商号変更。 |
2005年12月 |
株式会社サンマルクが株式会社プライム・タイムを吸収合併。 |
2005年12月 |
株式会社サンマルクが東京証券取引所市場第一部株式上場を廃止。 |
2006年1月 |
株式会社サンマルクと株式交換し同社を完全子会社化。 |
2006年1月 |
東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2006年3月 |
株式会社サンマルクを分割会社として、持株会社の当社に管理機能、店舗開発機能、業態・商品開発機能、教育機能等の吸収分割並びに業態別の事業部門を分社化する新設分割の実施。 |
2006年9月 |
兵庫県伊丹市に炒飯専門店「広東炒飯店」の1号店(直営店)を開店。 |
2007年12月 |
岡山県岡山市にドリア専門店「神戸元町ドリア」の1号店(直営店)を開店。 |
2008年4月 |
炒飯専門店の広東炒飯店事業を会社分割し、株式会社広東炒飯店を設立。 |
2008年7月 |
株式会社広東炒飯店が株式会社サンマルクチャイナに商号変更。 |
2008年8月 |
東京都港区にフルサービス喫茶店「倉式珈琲店」の1号店(直営店)を開店。 |
2015年4月 |
ドリア専門店の神戸元町ドリア事業を会社分割し、株式会社サンマルクグリルを設立。 フルサービス喫茶店の倉式珈琲店事業を会社分割し、株式会社倉式珈琲を設立。 |
2020年3月 |
株式会社サンマルクホールディングスが株式会社サンマルクチャイナを吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022年7月 |
株式会社サンマルクホールディングスが株式会社サンマルク、株式会社函館市場及び株式会社バケットを吸収合併。 |
事業内容
サンマルクホールディングスは、多様な飲食業態を展開している企業です。主要な事業には、ベーカリーレストラン・サンマルク、コーヒーショップのサンマルクカフェ、高級回転ずしのすし処函館市場などがあります。また、生麺専門の鎌倉パスタや神戸元町ドリアを提供するサンマルクグリル、倉式珈琲店の運営も手掛けています。これらの事業を通じて、同社は食の多様性と質の向上を目指しています。
さらに、同社はフードテックの導入やオムニチャネル展開を検討・実験するサンマルクイノベーションズ、喫茶店マドラグの運営を行うLa Madrague、ASEAN地域でのカフェ事業の実験・運営を目的とするSAINTMARC SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.など、新たな事業領域への挑戦も進めています。
これらの事業展開は、リスク分散と安定的な利益成長を目指す経営戦略の一環です。サンマルクホールディングスは、業態別の事業部門を分社化し、各部門の責任と権限を明確化することで、管理強化と経営効率の追求を図っています。同時に、持株会社としての機能を強化し、グループ全体の統括管理及び新業態の開発に注力しています。
経営方針
サンマルクホールディングスは、「We create the prime time for you.」を経営理念に掲げ、食を通じて顧客満足向上策を提案し、人々の豊かな心と生活の形成に貢献することを目指しています。同社は、業態開発において、既に成熟した市場に着目し、独自の付加価値を積み重ねることで、他にはない品質・サービスを提供し、オンリーワン企業を目指しています。2006年には持株会社体制へ移行し、事業部門の分社化を通じて、各業態の管理強化と経営効率の追求を図っています。
中期的には、グループ経常利益62億円達成を目標に掲げ、経営成績の拡充と企業価値の増大に努めています。業態開発及び業態改革を重要なテーマとし、高品質かつリーズナブルな価格でのサービス提供に重点を置いています。また、新型コロナウイルスの影響を受ける中、価値あるメニューの開発や既存店のメンテナンス、不採算店舗の整理、M&Aを含む新業態の開発による企業価値の向上に取り組んでいます。
サンマルクホールディングスは、持株会社としての機能強化とともに、グループ全体の統括管理及び新業態の開発に注力し、安定した経営基盤の確立と中期的な成長を目指しています。これらの戦略は、同社が直面する経営環境の変化や課題に対応し、持続可能な成長を達成するためのものです。