- 日本企業
- デリカフーズホールディングス
デリカフーズホールディングスJP:3392
沿革
1971年10月 |
名古屋市中区に株式会社メディカル青果物研究所設立 |
1979年10月 |
名古屋市中村区にデリカフーズ株式会社設立 |
1984年12月 |
東京都足立区に株式会社東京デリカフーズ設立 |
1985年12月 |
東京都足立区に株式会社東京デリカフーズ東京第2工場(竹の塚工場)新設稼動 |
1986年11月 |
名古屋市中区にデリカフーズ株式会社本店移転、株式会社東京デリカフーズを東京デリカフーズ株式会社に商号変更 |
1990年5月 |
大阪府茨木市に大阪デリカフーズ株式会社設立 |
1990年9月 |
神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜工場新設稼動(大和市草柳) |
1993年1月 |
東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京物流センター新設稼動 |
1993年12月 |
神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜工場物流センター新設稼動(大和市代官) |
1994年6月 |
兵庫県明石市に大阪デリカフーズ株式会社神戸事業所新設稼動 |
1997年8月 |
名古屋市中川区にデリカフーズ株式会社名古屋第2工場新設稼動 |
1997年9月 |
デリカフーズ株式会社を名古屋デリカフーズ株式会社に商号変更、本店を名古屋市中川区に移転、同地にかの里工場新設稼動 |
2002年1月 |
神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜事業所新設稼動(大和市深見西)、横浜工場閉鎖(大和市草柳) |
2002年5月 |
愛知県海部郡十四山村(現愛知県弥富市)に名古屋デリカフーズ株式会社子宝工場新設稼動、名古屋第2工場閉鎖 |
2003年2月 |
東京都足立区に株式会社メディカル青果物研究所移転 |
2003年4月 |
東京都足立区にデリカフーズ株式会社(持株会社)設立、東京デリカフーズ株式会社・名古屋デリカフーズ株式会社・大阪デリカフーズ株式会社・株式会社メディカル青果物研究所を完全子会社化 |
2003年5月 |
東京デリカフーズ株式会社横浜工場物流センター閉鎖(大和市代官) |
2004年4月 |
デザイナーフーズ株式会社を完全子会社化 |
2005年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2007年3月 |
大阪デリカフーズ株式会社神戸事業所を兵庫県加古郡稲美町に移転、兵庫工場に名称変更 |
2010年6月 |
東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京FSセンター新設稼動 |
2012年2月 |
東京デリカフーズ株式会社竹の塚工場閉鎖 |
2012年3月 |
福岡県古賀市に東京デリカフーズ株式会社九州事業所新設稼動 |
2012年7月 |
東京都大田区に東京デリカフーズ株式会社大田センター新設稼動 |
2013年7月 |
東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京第二FSセンター新設稼動 |
2014年1月 |
埼玉県三郷市に東京デリカフーズ株式会社三郷センター新設稼動 |
2014年4月 |
東京デリカフーズ株式会社横浜事業所を神奈川事業所に名称変更 |
2014年6月 |
仙台市宮城野区に東京デリカフーズ株式会社仙台事業所新設稼動 |
2014年7月 |
株式会社メディカル青果物研究所が事業の全部を東京デリカフーズ株式会社に譲渡 |
2014年10月 |
東京都足立区にエフエスロジスティックス株式会社設立 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2015年4月 |
奈良県磯城郡田原本町に大阪デリカフーズ株式会社奈良FSセンター新設稼動 |
2016年5月 |
東京都昭島市に東京デリカフーズ株式会社西東京FSセンター新設稼動 |
2017年4月 |
愛知県弥富市にエフエスロジスティックス株式会社名古屋営業所新設稼動 |
2017年6月 |
株式会社メディカル青果物研究所が研究分析会社として再稼動 |
2017年10月 |
東京デリカフーズ株式会社を存続会社、名古屋デリカフーズ株式会社、大阪デリカフーズ株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施。デリカフーズ株式会社をデリカフーズホールディングス株式会社、東京デリカフーズ株式会社をデリカフーズ株式会社に商号変更。大阪府高槻市にデリカフーズ株式会社高槻センター新設稼動 |
2017年12月 |
東京都大田区にデリカフーズ株式会社平和島センター新設稼動 |
2018年1月 |
デリカフーズ株式会社大田センター閉鎖 |
2018年4月 |
神奈川県大和市にエフエスロジスティックス株式会社神奈川営業所新設稼動 |
2018年5月 |
愛知県弥富市にデリカフーズ株式会社中京FSセンター新設稼動 |
2018年10月 |
大阪府茨木市にエフエスロジスティックス株式会社大阪営業所新設稼動 |
2018年12月 |
埼玉県八潮市にデリカフーズ株式会社埼玉FSセンター新設稼働 |
2019年1月 |
デリカフーズ株式会社平和島センター、三郷センター閉鎖 |
2019年1月 |
東京都大田区にデリカフーズ株式会社大田事務所新設稼働 |
2019年7月 |
デリカフーズ株式会社名古屋事業所を愛知事業所に名称変更 |
2019年11月 |
デリカフーズ株式会社が株式会社大藤大久保商店(北海道札幌市)の全株式を取得し子会社化するとともに、株式会社大藤大久保商店の名称をデリカフーズ北海道株式会社に変更 |
2020年4月 |
デリカフーズ株式会社九州事業所を福岡県宗像市に移転、デリカフーズ株式会社九州事業所福岡FSセンター新設稼働 |
2020年9月 |
合弁会社・株式会社青果日和研究所を設立 福岡県宗像市にエフエスロジスティックス株式会社福岡営業所新設稼動 |
2020年12月 |
デリカフーズ長崎株式会社を設立 |
2021年8月 |
楽彩株式会社を設立 |
2022年3月 |
株式会社青果日和研究所を連結子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
2022年9月 |
デリカフーズ株式会社がデリカフーズ北海道株式会社を吸収合併 |
2022年10月 |
楽彩株式会社が株式会社青果日和研究所を吸収合併 |
事業内容
デリカフーズホールディングスとそのグループ企業は、外食産業や中食産業向けにホール野菜の販売、カット野菜やミールキットの製造・販売を行う青果物事業を主軸に展開しています。同社グループは、デリカフーズ株式会社、デリカフーズ長崎株式会社、株式会社メディカル青果物研究所、デザイナーフーズ株式会社、エフエスロジスティックス株式会社、楽彩株式会社から構成されています。
同社は、外食チェーン店等と取引を行い、野菜の品揃え及び数量確保体制を整え、チルド物流による品質維持に注力しています。また、カット野菜や真空加熱野菜を製造・販売し、特に真空加熱野菜は、調理時間の短縮や価格変動の影響を受けにくいというメリットを提供しています。
ミールキットに関しては、デリカフーズ長崎株式会社が製造し、楽彩株式会社が販売を行っており、利便性の高い商品として顧客満足度の向上を目指しています。その他、野菜だけでなく日配品の配送も手がけ、物流網を活用しています。
物流事業では、エフエスロジスティックス株式会社が外食産業、中食産業に対し小型チルド車による個別ルート配送等を行い、スーパーコールドチェーンを実現しています。研究開発・分析事業では、デザイナーフーズ株式会社がコンサルティング業務、株式会社メディカル青果物研究所が研究開発業務・受託分析業務を行っており、青果物の機能性研究や抗酸化力研究に力を入れています。
経営方針
デリカフーズホールディングスは、農業の発展と国民の健康増進を目的に、青果物の流通を通じた社会貢献を目指しています。同社は、創業以来の経営理念「徳・体・智」に基づき、新たな価値観としてMission・Vision・Value(MVV)を定め、これを実現するための行動指針Credoを設けています。これらに基づき、同社グループは「農」と「健康」をつなぐ創造企業として、企業価値の一層の向上を目指しています。
中期経営計画「Transformation 2024」においては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた外食産業への対応、健康志向の高まりや人手不足などの経営環境の変化に適応し、さらなる成長モデルの確立を目指しています。具体的には、事業ポートフォリオの変革、青果物流通インフラの構築、サステナビリティ経営の推進などが挙げられます。
事業ポートフォリオの変革では、外食業態の多様化やBtoC事業への展開を進め、青果物流通インフラの構築では、原料調達機能の強化や物流体制の強化を図っています。また、サステナビリティ経営の推進では、フードロスの低減やCO2削減など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
これらの取り組みを通じて、デリカフーズホールディングスは、不透明な経営環境の中でも、中期経営計画の数値目標を上方修正し、売上高52,000百万円、経常利益1,200百万円を目指しています。同社は、これらの戦略を着実に遂行することで、SDGsの潮流に適応した社会に望まれる企業へのトランスフォーメーションを果たしていく方針です。