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バイク王&カンパニーJP:3377
沿革
1994年9月 |
代表取締役社長執行役員である石川秋彦と取締役会長である加藤義博の両名が、当社の前身となる「メジャーオート有限会社」を設立 |
1998年9月 |
バイク買取専門店の総合コンサルティング事業を目的として「株式会社アイケイコーポレーション(現 当社)」を設立(東京都渋谷区、資本金10,000千円) |
1999年12月 |
バイク買取事業の業務オペレーションをシステム化 |
2001年1月 |
多ブランド戦略の一環として設立したグループ会社の統合を開始(2003年1月完了) |
2002年5月 |
「インフォメーションセンター(現 コンタクトセンター)」を開設 |
2002年12月 |
「バイク王」として看板を備えた初のロードサイド店舗を出店 |
2003年11月 |
パーツ販売店を出店(2012年1月に閉店。WEB販売および一部店舗での小売販売へ移行) |
2004年2月 |
バイク王のテレビCMの放映を開始 |
2005年3月 |
システムを独自の基幹システム「i-kiss」に集約 |
2005年6月 |
ジャスダック証券取引所に株式上場(東京証券取引所市場第二部上場を機に2006年10月に上場廃止) |
2005年9月 |
初のバイク小売販売店を出店 |
2006年3月 |
駐車場事業を営む子会社「株式会社パーク王」を設立(2012年3月に当社に吸収合併) |
2006年8月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2007年2月 |
バイク小売販売を営む子会社「株式会社アイケイモーターサイクル」を設立(2008年6月に当社に吸収合併) |
2007年3月 |
「株式会社テクノスポーツ」よりバイク小売事業を譲受 |
2009年8月 |
バイク買取専門店「バイク王」100店舗を達成 |
2011年3月 |
オートオークションを運営する「株式会社ユー・エス・エス」およびバイクオークションを運営する「株式会社ジャパンバイクオークション」とバイクオークション事業に関する業務・資本提携を開始 |
2011年4月 |
「株式会社ジャパンバイクオークション」の株式取得(当社出資比率:30.0%)により、同社を関連会社化 |
2011年8月 |
情報発信組織「バイク王 バイクライフ研究所(現 Bike Life Lab supported by バイク王)」を発足 |
2012年9月 |
「株式会社バイク王&カンパニー」に商号を変更 |
2014年2月 |
東京都港区に本店を移転 |
2016年1月 |
サービスブランドを「バイク王」に統一するとともに、コーポレートロゴマークを含むロゴマークを統一し刷新 |
2016年11月 |
二輪車用品販売事業を展開する株式会社G‐7ホールディングスと資本業務提携契約を締結 |
2017年2月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行 |
2017年11月 |
駐車場事業を会社分割(新設分割)と株式譲渡の方法により譲渡 |
2019年12月 |
「株式会社ヤマト」の株式取得(当社出資比率:100.0%)により、同社を完全子会社化 |
2020年11月 |
受付業務の停止リスクを分散するため、「第三コンタクトセンター」を新設 |
2021年4月 |
車輌とその用品・部品を取り扱うECサイトを営む子会社「株式会社バイク王ダイレクト」を設立 (2023年12月当社に吸収合併) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2022年4月 |
フランチャイズおよび業務提携による新規事業の開発と運営を担う子会社「株式会社ライフ&カンパニー」を設立(2023年12月当社に吸収合併) |
2022年12月 |
「株式会社オズプロジェクト」の株式取得(当社出資比率:100.0%)により、同社を完全子会社化 |
2023年7月 |
「株式会社東洋モーターインターナショナル」の株式取得(当社出資比率:100.0%)により、同社を完全子会社化 |
2023年8月 |
東京都世田谷区に本店を移転 |
2024年2月 |
店舗数78店舗(2024年2月27日現在) |
事業内容
バイク王&カンパニーは、2023年11月30日現在、本社および関係会社8社で構成されるグループ企業であり、主にバイク関連の事業を展開しています。同社の事業セグメントは大きく分けて、バイク買取販売、海外取引、パーツ販売、その他の新規事業開発に分類されます。
バイク買取販売においては、WEBやテレビ、ラジオ、雑誌などの広告を通じて中古バイクの査定および買取の需要を喚起し、無料出張買取サービスを提供しています。このサービスでは、バイク王&カンパニーの査定員がお客様の自宅に訪問し、現車確認後に査定価格を提示し、同意が得られた場合に現地でバイクを仕入れます。仕入れたバイクは、整備を施した後、ホールセール(業者向けオークションを介した卸売)とリテール(店舗やWEBを通じた販売)の二つのチャネルで販売されます。
海外取引では、新たな販路の開拓として、各国のニーズに応じた海外マーケットでのビジネス展開を模索しています。また、パーツ販売事業では、車輌整備時に発生するバイク専用パーツを業者向けオークションやWEB、店舗を通じて販売しています。
さらに、バイク王&カンパニーは、フランチャイズ契約や業務提携を軸にした新規事業の開発にも力を入れており、中長期的な企業価値の向上を目指しています。これらの事業展開を通じて、同社はバイクライフをトータルでサポートするサービスを提供し、顧客満足度の向上を図っています。
経営方針
バイク王&カンパニーは、持続的な成長と社会的な存在意義の創出を目指し、中長期的な企業価値の向上に取り組んでいます。同社は、「まだ世界にない、感動をつくる。」を新たなコーポレートミッションとして掲げ、「バイクライフの生涯パートナー」をビジョンに据えています。このビジョンの実現に向け、従来のバイク買取専門店から、バイクに関する全てのサービスを総合的に提供する企業への進化を目指しています。
成長戦略として、同社はUX(顧客体験)グロースモデルの確立に注力しています。これには、店舗開発による顧客接点の増加、CRMシステムの構築によるデータに基づくマーケティング活動、サービス拡充・整備事業のネットワーク化が含まれます。これらの戦略を通じて、お客様に「バイクのことならバイク王」と認識され、選ばれるブランドへと進化を遂げることを目指しています。
また、同社は財務体質の健全化、収益力の強化とバイク事業の再成長、営業人財基盤の強化、労働生産性の向上を重要な経営課題として位置づけています。これらの課題に対処することで、持続可能な成長を実現し、50年後も100年後も活躍し続ける企業を目指しています。
バイク王&カンパニーは、バイク業界の変化に対応しながら、顧客満足度のさらなる充実と長期にわたる支持を得るための戦略を推進しています。これにより、より豊かなバイクライフの創造を目指し、企業価値の向上に努めています。