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関門海JP:3372
沿革
1980年9月 |
大阪府藤井寺市において、とらふぐ料理専門店「ふぐ半」を開店。 |
1989年5月 |
奈良県奈良市において、株式会社さかな亭(現 株式会社関門海)を設立(資本金10,000千円)し、個人営業店2店舗の営業を譲受。 |
1993年5月 |
大阪市中央区に初の大型店舗「いけふぐ亭」(現「玄品 法善寺」)を開店。 |
1999年5月 |
大阪府松原市に関東地区への出店のため㈱阪口フーズを設立。(資本金70,000千円) |
1999年7月 |
㈱阪口フーズが、東京都港区に関東地区第1号店、「下関ふぐ新橋店」を開店。 |
1999年10月 |
「美味で健康的な本物のおいしさの追求」を目的とした研究開発活動を開始。 |
2001年3月 |
株式会社関門海に商号を変更。 |
2001年5月 |
㈱阪口フーズを吸収合併。 |
2001年5月 |
大阪府松原市に研究開発室、セントラルキッチン、物流センターを兼備した本部事務所を開設。 |
2002年6月 |
とらふぐ料理専門店の屋号を「玄品ふぐ」に統一。 |
2003年12月 |
長期低温熟成技術が完成し、とらふぐの保存・輸送への導入を開始。 |
2004年3月 |
「玄品ふぐ」のフランチャイズ加盟店募集を開始。 |
2004年11月 |
東京都中央区にフランチャイズ店舗第1号店、「玄品ふぐ銀座一丁目の関」を開店。 |
2004年12月 |
とらふぐ宅配事業を開始。 |
2005年6月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2008年4月 |
大阪市西区北堀江に本店を移転。 |
2013年10月 2014年9月 2016年3月 2016年7月 2016年8月 2017年3月 2017年4月 2017年4月 2017年7月 2017年11月 2018年7月 2018年8月 2018年11月 2019年1月 2019年5月 2019年6月 2020年4月 2021年3月 2021年6月 2022年3月 2022年4月 2022年8月 2022年10月 2023年1月 |
自社セントラルキッチンの生産能力拡大及び安全衛生面の更なる向上のための改装を実施。 第三者割当増資により資本金646,391千円に増加。 企業価値の向上を目的として株主優待制度の再開。 第三者割当増資により資本金897,461千円に増加。 東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更。 上海頌和実業発展有限公司との間で、中国におけるマスターフランチャイズ契約を締結。 海外店舗第一号として、シンガポールに「玄品(GUENPIN)シンガポール」をオープン。 「玄品ふぐ」うなぎ料理の提供を開始。 「玄品ふぐ」はも料理の提供を開始。 株式会社関門海の国内店舗運営事業を「株式会社宗國玄品ふぐ」「株式会社東國玄品ふぐ」「株式会社西國玄品ふぐ」に分割継承し、持株会社体制に移行。 中国上海市に100%子会社となる関門海(上海)貿易有限公司を設立。 「玄品ふぐ」を「玄品」にリ・ブランディング。 第三者割当増資により資本金997,461千円に増加。 中国上海市に関門海(上海)貿易有限公司の出資により合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立。 中国上海市に中国第1号店として「玄品 淮海」をオープン。 KANMONKAI-SG PTE.LTD.の全株式を取得し連結子会社化。 「株式会社宗國玄品ふぐ」を存続会社、「株式会社東國玄品ふぐ」及び「株式会社西國玄品ふぐ」を消滅会社とする吸収合併方式により国内連結子会社3社を合併。 第三者割当新株予約権行使等により資本金1,157,257千円に増加。 定期借家契約満了に伴い本店を大阪市から大阪府松原市に移転。 第三者割当新株予約権行使等により資本金1,171,025千円に増加。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 無償減資実施により資本金10,000千円に減少。 中国寧波市に中国第2号店として「玄品 寧波」をオープン。 中国福州市に中国第3号店として「玄品 福州」をオープン。 |
事業内容
関門海グループは、食材に関連する技術開発と調達力の強化を核として、品質と安全性において差別化された食材を低価格で提供することを競争力としています。同社の主力事業は、とらふぐ料理専門店「玄品」の店舗展開であり、この分野での強みを活かしています。さらに、これに該当しない事業として、通信販売や小売り・流通業界への食材販売なども手がけています。
関門海グループは店舗運営事業を単一セグメントとして位置づけており、そのためセグメント別の詳細な記載は省略されています。しかし、その事業内容からは、同社が食材の品質と安全性にこだわり、それを低価格で提供することにより、消費者に価値を提供していることがうかがえます。また、店舗展開だけでなく、通信販売や小売り・流通業界への食材販売という形で、事業の多角化を図っている点も特徴的です。これにより、関門海グループは、食材に関する幅広いニーズに応えることができる体制を整えています。
経営方針
関門海グループは、独自の企業理念に基づき、人間と社会の一体化を目指す成長戦略を推進しています。同社は、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品」のブランド価値向上に注力し、再成長と収益性の向上を目指しています。この取り組みの基盤となるのは、「玄品」が業界内でNO.1の店舗数を誇り、安定したとらふぐの調達が可能であること、特許技術を有していること、そして店舗オペレーションのシンプルさです。
関門海グループは、これらの強みを活かし、とらふぐ及びその他食材への展開、業界内でのシェア拡大、フランチャイズの国内外への拡大を推進しています。経営指標としては、店舗ごとの売上高営業利益率と償却前営業利益率の向上を目標に掲げています。
経営環境の変化に対応するため、関門海グループは衛生管理の徹底、新メニュー開発、インバウンド旅行客の動向把握、新販売チャネルの開拓に取り組んでいます。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、外部販売事業の強化にも注力しており、これを「玄品」に次ぐ事業の柱と位置づけています。
さらに、人財育成、ブランド再構築、外部販売事業の継続強化、財務基盤の強化を重点領域として設定し、持続的な成長を目指しています。これらの取り組みを通じて、関門海グループは、食材の品質と安全性にこだわり、低価格での提供を競争力として、消費者に価値を提供し続けることを目指しています。