ソフトクリエイトホールディングスJP:3371

時価総額
¥505.3億
PER
13.7倍
ECソリューション事業では「ecbeing」の販売・カスタマイズ、ホスティングサービス、Webマーケティング、ITソリューション事業では「X-pointクラウド」「AgileWorks」「L2Blocker」の販売、ネットワーク構築、IT機器販売を展開。

沿革

1969年8月

神奈川県横浜市に、不動産業を営むため、資本金3百万円で白坂産業㈲を設立。

1976年11月

白坂産業㈲を白坂産業㈱へ組織替え。

1983年5月

東京都渋谷区に、パソコンショップ「ソフトクリエイト」渋谷店を開店(1998年10月閉鎖)し、事業転換を行う。

1985年4月

受託開発系SIサービス(現:ITソリューション事業 受託開発)を開始。

1985年11月

本社を東京都渋谷区へ移転。

1985年12月

白坂産業㈱から㈱ソフトクリエイトに商号変更。

1986年7月

㈱ソフトクリエイト(旧社名:白坂ハウス㈱ 1973年9月に神奈川県座間市にて設立)を吸収合併。

1993年4月

ネットワーク構築保守サービス(現:ITソリューション事業 ネットワーク構築)を開始。

1999年1月

インターネット通販サイト「特価COM」を開設し、インターネット通信販売事業を開始。

1999年10月

当社独自開発のECサイト構築パッケージ「ec-shop」(現名:ecbeing)を販売し、プロダクト系SIサービス(現:ECソリューション事業)を開始。

2002年9月

100%子会社㈱エスシーを設立。

2003年4月

当社開発ワークフロー「X-point」(現:ITソリューション事業 プロダクト)の販売開始。

2003年10月

100%子会社㈱エスシーを吸収合併。

2004年3月

第三者割当増資により㈱オービックビジネスコンサルタントと資本提携。

2005年4月

大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット―「ヘラクレス」(現:東京証券取引所JASDAQ スタンダード)に株式を上場。

2006年1月

㈱オークネット、日本ビジネステレビジョン㈱と合弁会社㈱アドバンスド コア テクノロジーを設立。

2006年12月

当社開発不正接続PC検知・排除システム「L2Blocker」(現:ITソリューション事業 プロダクト)の販売開始。

2007年4月

会社分割により連結子会社㈱エイトレッドを設立。

2007年5月

㈱エイトレッドの第三者割当増資によりSCSK㈱(旧:住商情報システム㈱)が資本参加。

2008年1月

大阪府大阪市に関西支社(現:㈱ecbeing関西支社)を設置。

2008年4月

当社開発オフィス資産の物品管理ソリューション「Assetment」(現:ITソリューション事業 プロダクト)の販売開始。

2008年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2009年4月

インターネット通信販売事業「特価COM」を事業譲渡。

2011年3月

東京証券取引所市場第一部指定。

2011年12月

㈱アクロホールディングス(旧:㈱アクロネット)を持分法適用関連会社化。

2012年10月

純粋持株会社体制へ移行し、㈱ソフトクリエイトから㈱ソフトクリエイトホールディングスに商号変更。

会社分割により、ECソリューション事業を100%子会社㈱ecbeingへ、システムインテグレーション事業及び物品販売事業(現:ITソリューション事業)を100%子会社㈱ソフトクリエイトに承継。

2013年5月

第三者割当増資によりBIPROGY㈱(旧:日本ユニシス㈱)と業務・資本提携。

2016年12月

2018年4月

2018年10月

2019年3月

2022年4月

当社連結子会社の㈱エイトレッドが東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。

㈱エートゥジェイを子会社化。

エクスジェン・ネットワークス㈱を持分法適用関連会社化。

当社連結子会社の㈱エイトレッドが東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

事業内容

ソフトクリエイトホールディングスは、自社および連結子会社8社、持分法適用関連会社5社から成るグループで、主にECソリューション事業とITソリューション事業を展開しています。

ECソリューション事業では、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売やカスタマイズ、データセンターでのホスティングサービスを提供しています。さらに、Webマーケティングサービスなどの付加価値サービスも手がけ、トータルなECソリューションを提供しています。この事業には、株式会社ecbeing、株式会社visumo、全農ECソリューションズ株式会社、株式会社Revico、株式会社エートゥジェイ、株式会社アクロホールディングス、スリーワンシステムズ株式会社、株式会社ジョーレンなどが関連しています。

一方、ITソリューション事業では、同社グループが開発した3つのプロダクト製品「X-pointクラウド」、「AgileWorks」、「L2Blocker」の販売、ネットワーク構築、法人顧客向けのパソコンやサーバー等のIT機器の販売、市販パッケージソフトウェアの提供を行っています。この事業には、株式会社ソフトクリエイト、株式会社エイトレッド、エクスジェン・ネットワークス株式会社、株式会社Y2S、2BC株式会社などが関連しています。

ソフトクリエイトホールディングスは、これらの事業を通じて、幅広いITソリューションとECソリューションを提供し、顧客のデジタル化を支援しています。

経営方針

ソフトクリエイトホールディングスは、中堅企業や大手企業内部門に対し、最適なITソリューションとサービスを提供することを企業ミッションとして掲げています。同社は、「ベストパートナーソリューションプロバイダ」として、顧客企業の成長と社会の発展に寄与することを目指しています。コーポレートスローガン「Speed & Change」を掲げ、変化する時代への対応力とチャレンジスピリットをもって、事業展開を進めています。

経営指針としては、実利主義経営、環境変化への素早い対応、実績・実力主義を挙げており、誠実・公正な企業活動、従業員・人権の尊重、社会・環境との調和を行動憲章としています。これらの基本理念のもと、法令・諸規則の遵守と適正な企業行動を重視し、企業価値の最大化を図っています。

目標とする経営指標としては、「Webソリューション・サービスを基盤とした高収益会社」の実現を掲げており、経常利益及び利益成長率を重要な経営指標としています。中長期的な経営戦略として、EC市場の継続的な変化・拡大を背景に、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」を主力としたECソリューション・サービスを戦略的事業分野と位置付け、事業拡大を推進しています。これにより、収益性の高い事業基盤の確立と、厳しい経済環境下でも安定的に発展し続ける優良企業を目指しています。

対処すべき課題としては、IT業界の変化に迅速かつ柔軟に対応すること、ECソリューション事業及びITソリューション事業の拡大、人材の確保・育成、販売体制の強化及び知名度の向上、製品機能の強化が挙げられています。これらの課題に対し、計画的かつ迅速に取り組むことで、さらなる成長を目指しています。