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ミライロ【JP:335A】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ミライロは、障害を社会的なバリアと捉え、それを取り除いて価値に転換することを目指す企業です。同社はスマートフォンで障害者手帳と同等の確認ができるデジタル障害者手帳「ミライロID」を中心に、障害のある人が日常や外出で困らないためのインフラや支援サービスを展開しています。
主要な顧客は企業、地方自治体、鉄道やバスなどの交通事業者、文化施設や金融機関などで、同社はユーザー向けにIDを無償提供する一方、企業向けにソリューションや研修、広告配信、チケット・ストアなどの有料サービスで収益を得ています。導入事業者は4,214社、ユーザーは55.2万人(2025年9月30日現在)と一定の規模を有しており、法人契約やサービス手数料、広告収入が収益の主柱です。
事業は「バリアバリュー事業」の単一セグメントで、主な製品・サービスはミライロIDと、それを活用した企業向けソリューション(クーポンやオンラインストア、障害者割引対応チケット、施設のバリア情報表示や外部連携など)、ユニバーサルマナー研修・検定、手話通訳や電話リレーを含むコミュニケーション支援です。同社はIDを基盤に各サービスを組み合わせ、企業の法令対応や顧客接点の改善を支援し、機能拡充と導入拡大で成長を図っています。
経営方針
同社は「バリアをバリューに変える」という経営方針のもと、デジタル障害者手帳「ミライロID」を中核に事業を拡大しています。現時点で導入事業者は4,214社、ユーザーは55.2万人(2025年9月30日現在)と一定の基盤があり、導入事業者数とユーザー数の拡大を主要なKPIとしています。収益面では法人契約、サービス手数料、広告収入が柱であり、日本の障害者人口が約1,164万人、アクセシブル製品市場が約3.1兆円、世界の関連購買力が約18兆ドルと見込まれるなかで、法改正による合理的配慮の義務化や大型イベントを追い風に成長を図っています。
同社は製品とサービスの使いやすさ向上や企業向けソリューション強化に重点投資しています。具体的には操作画面の改善や機能追加、導入支援パッケージの整備、研修やコンサルティングの拡充といった施策を推進しており、ミライロIDをクーポンやチケット販売、オンラインストア、施設のバリア情報表示と組み合わせて提供することでワンストップの価値を打ち出しています。また、障害に関する知見を持つ人材の採用・育成を進めることで、現場に根ざしたノウハウを差別化要因としています。
同社は連携企業の拡充と新たな導入先の開拓で事業を拡大する計画です。自治体や交通事業者、文化施設、金融機関など既存の主要顧客領域に加え、大阪・関西万博や東京2025デフリンピックなどの機会を活用して導入促進を図る方針です。具体施策としてはパイロット導入・共同サービス開発の推進、企業向けマーケティングの活用による継続課金モデルの拡大、連携パートナーとの商談パイプライン強化を行い、取引先数と1社あたりの平均売上高を高めることを目指しています。
同社は技術面ではシステム開発とデータ活用に投資し、サービス価値の底上げを図ります。操作性や機能の改善、他社システムとの連携強化、利用データの分析による導入効果の可視化を進めることで、企業にとっての導入メリットを明確にします。同時に個人情報保護や内部管理体制の強化、人材育成に注力し、信頼性を担保した上でスケールさせる取り組みを継続しています。