ワイエスフードJP:3358

時価総額
¥65億
PER
ラーメン店経営、フランチャイズ本部業務、飲食店用厨房機器販売、不動産賃貸、インターネット通販、温泉施設経営、空間除菌器販売など多岐にわたる。

沿革

平成 6年 5月

飲食店の経営及びFC店の加盟募集等を目的としてワイエスフード株式会社を設立。

平成 6年 9月

関連会社ワイエスシステム株式会社を設立。厨房機器の直営店への供給及びFC加盟店への販売を開始。

平成 7年 2月

福岡県田川郡香春町大字鏡山に本社事務所を新設。

平成 7年 8月

北九州市小倉南区に直営1号店となる「山小屋曽根バイパス店」をオープン。

平成 8年 3月

飲食店向け厨房機器設備を販売するワイエスシステム株式会社を100%子会社とする。

平成 8年12月

福岡県田川郡香春町鏡山香春工業団地に新社屋・新工場を新設。

平成11年11月

四国地方における直営1号店「山小屋フジグラン松山店」をオープン。

平成12年 8月

中国地方における直営1号店「山小屋パルティフジ竹原店」をオープン。

平成13年 3月

関東地方における直営1号店「山小屋メルクス新習志野店」をオープン。

平成13年 6月

大分県宇佐市に焼肉併設タイプの直営店舗として「山小屋メルクス宇佐店」をオープン。

平成13年12月

北九州市八幡西区に「ばさらか」1号店がFC店舗としてオープン。

平成14年 3月

社団法人日本フランチャイズ・チェーン協会正会員となる。

平成14年 6月

ISO9001認証、本社にて取得。

平成14年 7月

出店数100店舗(直営31店、FC69店)達成。

平成16年 4月

「すりごま」を製造販売する大幸食品株式会社の株式を取得し100%子会社とする。

平成16年 8月

香春工業団地内において隣接する不動産を購入し、本社機能の移転を行う。

平成17年 2月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。

平成17年12月

生産工場の新設・稼動。500店舗へ食材を安定供給できる生産体制を整える。

平成18年 5月

タイにおいて合弁会社YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、子会社化する。

平成18年 7月

子会社ワイエスシステム株式会社を吸収合併。

香春本店を移転新築オープン。

平成18年 9月

YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD.がタイ国内で「筑豊ラーメン山小屋」1号店となるトンロー店をオープン。

平成20年 5月

YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD.がタイ国内で「ばさらか」1号店となるラチャヨーティン店をオープン。

平成20年 9月

ふくおか製麺株式会社を連結子会社として設立。

平成21年 8月

中国1号店となる「山小屋深圳店」をオープン。

平成22年 3月

YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD.が持分法適用関連会社となる。

平成22年 4月

株式会社ジャスダック証券取引所と株式会社大阪証券取引所の合併に伴い、株式会社大阪証券取引所JASDAQ(株式会社大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。

平成22年 9月

台湾1号店となる「山小屋台北店」をオープン。

平成23年 3月

YAMAGOYA(THAILAND)CO.,LTD.の株式を全て譲渡したため、持分法適用関連会社から除外。

平成24年 1月

インドネシア1号店となる「山小屋 UOB PLAZA店」をオープン。

平成24年 4月

マレーシア1号店となる「ソラリス デゥタマス パブリカ店」をオープン。

平成25年 3月

フィリピン1号店となる「一康流 マニラ店(現 一康流シャングリラプラザ店)」をオープン。

平成25年 3月

マカオ1号店となる「高士徳店」をオープン。

平成25年 7月

株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

平成26年 4月

平成26年 7月

平成26年 8月

平成27年 3月

ミャンマー1号店となる「山小屋 ヤンゴン店」をオープン。

「山小屋蒲生店」にて、居酒屋ブランド「牛もつダイニングY's KITCHEN」を併設オープン。

ベトナム1号店となる「山小屋 ホーチミン店」をオープン。

株式会社アスラポート・ダイニング(現 株式会社JFLAホールディングス)と資本業務提携契約を締結。

平成27年 3月

平成27年 4月

オーストラリア1号店となる「一康流 メルボルンCBD店」をオープン。

子会社ふくおか製麺株式会社を吸収合併。

平成27年 9月

当社の100%子会社であった「大幸食品株式会社」の全株式を「株式会社PLANA」に譲渡。

平成27年11月

遣唐拉麺1号店となる「遣唐拉麺山西晋城店」をオープン。

平成27年12月

東京都新宿区に「東京炭火焼鶏 ワインと日本酒トリゴヤ」1号店となる「高田馬場3丁目店」をオープン。

平成28年 3月

ポーランドにおいて、合弁会社「Japan Traditionals Sp.z.o.o」を設立し、持分法適用関連会社とする。

平成28年 4月

「山小屋吉田店」が「九州麺匠の味やまごや吉田店」としてリニューアルオープン。

平成28年 5月

平成28年 7月

平成28年 8月

平成28年 9月

平成28年10月

平成29年 2月

平成29年 6月

平成29年12月

平成30年 3月

平成30年 4月

平成30年 5月

平成31年 3月

令和元年 5月

令和元年 6月

令和 2年 6月

令和 2年 9月

令和 3年 1月

令和 3年 2月

令和 3年 4月

令和 3年 6月

令和 4年 4月

台湾において「台灣威斯食品股份有限公司」を非連結子会社として設立。

「株式会社 Zing's」を連結子会社として設立。

「株式会社日本美容研究所」を連結子会社として設立。

イギリス1号店となる「ヤマゴヤ シャフツベリーアベニュー店」をオープン。

オーストラリア メルボルンに新ブランド「カツキング」をオープン。

香港において「YSFOOD HK Ltd.」を非連結子会社として設立。

韓国において、合弁会社「JKF Inc.」を設立し、持分法適用関連会社とする。

韓国 釜山において、1号店となる「うどん駅 萇山店」(うどん&居酒屋形態)をオープン。

フリーブランド1号店となる「みちくさらーめん Kentaro」を北九州市小倉北区へオープン。

「ワイエス商事株式会社」を連結子会社として設立。

ラオス人民民主共和国において、YSFOOD HK Ltd.の合弁会社となる「JAPAN FOOD and Beverage

Co.,LTD」を設立し、非持分法適用会社とする。

マレーシアにおいて、合弁会社「YAMAGOYA MALAYSIA SDN BHD」を設立し、非持分法適用会社と

する。

ラオス人民民主共和国1号店となる「山小屋 View Mall店」をオープン。

連結子会社であった「株式会社Zing’s」、「ワイエス商事株式会社」、「株式会社日本美容研究所」の株式を譲渡し、非連結(単体)会社となる。

韓国において、合弁会社「JKF Inc.」(持分法適用関連会社)を清算結了。

マレーシアにおいて、合弁会社「YAMAGOYA MALAYSIA SDN BHD」を清算結了。

福岡県田川郡福智町「ほうじょう温泉 ふじ湯の里」の指定管理者となる。

霞投資事業組合を割当先とする第三者割当増資を実施し、資本金1,354百万円となる。

東京都千代田区霞が関に東京事務所を新設。

福岡市博多区において、「筑豊ホルモン鍋 香春」をオープン。

福岡市西区において、「筑豊手羽先唐揚げ専門店 香春ちゃん」をオープン。

ISO22000認証、本社にて取得。HACCP認証、直営店7店舗にて取得。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

事業内容

ワイエスフード株式会社とそのグループ企業は、ラーメン店の運営、ラーメン店のフランチャイズ・チェーン本部の経営、飲食店用厨房機器の販売、不動産賃貸など多岐にわたる事業を展開しています。同社は、国内外で「筑豊ラーメン山小屋」や「牛もつダイニングY's KITCHEN」など複数のブランドを展開し、自社工場で製造した麺や焼豚などの食材を使用しています。また、フランチャイズ加盟店の募集や経営指導も行っており、令和5年3月末日時点で125店舗を数えます。

不動産賃貸事業では、同社が所有する店舗用地などの不動産を賃貸しています。外販事業では、ラーメン等の製品を主要販売品目とし、インターネット通販や一般小売先向けの卸し、委託販売による小売りを展開しています。

さらに、福岡県田川郡福智町にある「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の経営を行う温泉事業や、感染症対策に有効な空間除菌器「SterilizAir ステライザ」の販売を手がける衛生事業も展開していましたが、衛生事業は今期末で撤退することとなりました。その他、飲食店用の厨房設備の販売も行っており、フランチャイズ・チェーン加盟店などが主な顧客です。

ワイエスフード株式会社グループは、これらの事業を通じて、食文化の発展に貢献しています。

経営方針

ワイエスフード株式会社は、ラーメン店運営やフランチャイズ・チェーン本部の経営、飲食店用厨房機器の販売、不動産賃貸など多岐にわたる事業を展開している企業です。同社は、「味へのこだわり」「共存共栄」「業界No.1への挑戦」という経営理念のもと、顧客満足度の向上と企業価値の向上を目指しています。経営上の目標として、営業利益および経常利益の向上とフリーキャッシュ・フローの増大を掲げ、安定的な事業拡大と効率的な経営を追求しています。

同社は、外食事業において人件費の抑制や広告媒体の最適化、不動産賃借料の減額交渉などを実施し、新メニューの開発や各種キャンペーン・イベントの施策を積極的に取り組んでいます。また、自社工場生産の利点を活かした商品開発を行い、幅広い顧客ニーズに応えることで、商品力の強化に努めています。さらに、ECサイトや専用アプリと連動させた情報開示の積極化や、冷凍商品の開発による販路拡大など、顧客の利便性向上にも注力しています。

財務面では、借入金の圧縮と財務の健全性向上を目指し、長期借入金の残高を50%以下にすることや、不動産評価の高い物件の売却などを通じて資金調達を検討しています。ロシア・ウクライナ情勢の長期化に伴う原材料価格の高騰など厳しい状況の中、金融支援要請や返済条件の緩和により、資金繰りの懸念を軽減しています。

ワイエスフード株式会社は、これらの成長戦略を通じて、外食事業及び外販事業の生産性向上、集客力アップ、そして企業価値のさらなる向上を目指しています。