クリヤマホールディングス (3355) 株価

時価総額
¥423.9億
PER
9.9倍
産業用ホース・ゴム製品の有力企業。農機・建機向け工業用ゴム製品、スポーツ施設用トラック材、産業用ホース等を製造・販売。純粋持株会社制で連結子会社23社を統括。日本・北米・欧州・アジア等でグローバル展開。

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事業内容

クリヤマホールディングスは、産業用ゴム・樹脂製品を中心とした工業資材メーカーです。同社は農業機械や建設機械向けの工業用ホース、ゴム製品、樹脂製品の製造・販売を主力事業としており、スポーツ施設向けの全天候型トラックや建設資材の販売・施工も手がけています。持株会社制を採用し、世界各地の子会社を通じてグローバルに事業を展開しています。

同社の顧客は農機・建機メーカーをはじめ、プラント、橋梁・港湾施設、スポーツ施設など幅広い産業分野にわたります。収益構造は地域別に分散されており、日本・アジア地域での産業資材事業に加え、北米では産業用ホース事業、欧州・南米・オセアニアでは消防用ホースやレイフラットホース事業を展開することで、地域リスクを分散した経営を行っています。

事業セグメントは地域別に「アジア事業」「北米事業」「欧州・南米・オセアニア事業」の3つに分かれています。アジア事業では産業資材事業とスポーツ・建設資材事業を柱とし、農機・建機向けの尿素センサーや大型商業施設向けの建設資材なども取り扱っています。北米・欧州事業では各種産業用ホースの製造販売に特化し、現地のニーズに応じた製品開発と販売網の構築を進めています。

経営方針

クリヤマホールディングスは創業100周年を迎える2039年に向けて、長期構想「KURIYAMA MANAGEMENT PLAN(KMP)2039」を策定し、持続的な企業価値向上を目指しています。同社は2026年12月期の中期目標として、売上高960億円、営業利益48億円、経常利益54億円、親会社株主に帰属する当期純利益38億円を掲げています。この目標達成に向け、中期経営計画「KMP Action1(2025~2027年)」と「KMP Action2(2028~2030年)」を策定し、事業戦略、財務戦略、経営基盤強化の三つの柱で成長を推進しています。

同社の重点投資分野は、グローバルなTier1サプライヤーとしての地位確立です。特に産業資材事業では、2025年4月にグループ化した株式会社ミトヨとのシナジー効果を最大化し、建機・農機・商用車メーカー向けの尿素SCR用モジュール・タンク等のシェア拡大を図っています。スポーツ・建設資材事業では、競技性と保温性に優れた「タラフレックス」の拡販に注力し、防災拠点となる体育館や文教施設への採用拡大を進めており、総合床材No.1ブランドを目指した差別化戦略を展開しています。

新市場開拓では、北米地域への事業展開を通じて産業資材事業のグローバル展開を加速させています。北米事業では本社物流倉庫の移転拡張により物流機能を最適化し、米国とカナダでのホース製造ラインの新設・拡充を通じて地産地消を推進しています。欧州・南米・オセアニア事業では、スペインやポルトガルをはじめとした欧州域内での消防機関向け事業や農業分野でのシェア拡大に取り組むとともに、オーストラリアの販売会社を起点にオセアニア地域での供給体制構築を進めています。

技術革新への取り組みでは、2024年度に再編したクリヤマR&D株式会社を中核として、グローバルを横断した研究開発機能を強化しています。同社は約85年の歴史で培った技術力を基盤に、循環型社会に貢献する商品開発を推進し、各事業の競争優位性確保に取り組んでいます。また、次世代人財の育成と従業員エンゲージメント向上のための人的資本投資の強化、DX推進等の経営基盤強化も並行して進めており、持続可能な社会の実現とSDGs・ESGの推進を経営戦略の重要な要素として位置づけています。

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