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ランシステムJP:3326
沿革
1988-12 | 埼玉県狭山市狭山台3丁目17番地の9に有限会社ランシステムを設立 |
1989-04 | 埼玉県入間市に家庭用娯楽商材(主にテレビゲーム)を販売する専門店として「桃太郎」の直営店第1号店を出店。家庭用ゲーム事業部門を設置し、同時にフランチャイズ展開を開始 |
1991-11 | 資本金を10,000千円に増資し有限会社ランシステムを株式会社ランシステムに組織変更 |
1993-01 | 埼玉県狭山市狭山台4丁目27番地の38に本社を移転 |
1996-07 | ビリヤード場経営の事業化に伴い、スペースクリエイト事業部門を新設し、埼玉県春日部市に「チャンピオン」の直営店第1号店を出店 |
1996-09 | ゲームセンター、ビデオレンタル、ビリヤード場を併設した大型複合アミューズメント施設「MOMOTARO PARK」を群馬県太田市に出店 |
1996-11 | 資本金を230,000千円に増資 |
1997-06 | スペースクリエイト事業部門においてフランチャイズ展開を開始 |
1998-08 | スペースクリエイト事業部門の新たな展開として、まんが&インターネットカフェ・ビリヤード・卓球等を複合で営業する娯楽施設「スペースクリエイト自遊空間」の直営店第1号店を埼玉県春日部市に出店 |
2000-06 | 資本金を515,513千円に増資 |
2000-08 | 「スペースクリエイト自遊空間」50店舗となる |
2002-03 | 家庭用ゲーム事業部門の新たな販売チャンネルとして、インターネットを活用したシステムが完成し販売を開始 |
2003-12 | 「スペースクリエイト自遊空間」100店舗となる |
2004-06 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 資本金を749,263千円に増資 |
2004-11 | 株式を1株につき3株の割合で分割 |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005-01 | 資本金を753,814千円に増資 |
2006-02 | 100%出資子会社「株式会社グローバルファクトリー」を設立 |
2006-03 | 株式会社グローバルファクトリーが株式会社マルカワより、事業の一部を譲受ける |
2006-10 | 東京都豊島区に「東京本社」を開設し、本社機能を移転 |
2010-01 | 株式会社グローバルファクトリーを吸収合併 |
2011-01 | 桃太郎事業の一部を譲渡 |
2011-07 | 群馬県太田市に「コミュニケーションクリエイト健遊空間」の直営店第1号店を出店 |
2013-03 | 資本金を803,314千円に増資 |
2013-07 | 株式を1株につき100株の割合で分割 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場に株式を上場 |
2015-07 | 東京都新宿区に「アミューズメントカジノ ジクー」の直営店第1号店を出店 |
2015-10 | 100%出資子会社「株式会社ランウェルネス」を設立 |
2017-02 | 京都新京極に「Comics & Capsule Hotel コミカプ」の直営店第1号店を出店 |
2017-05 | 株式取得により「INCユナイテッド株式会社」を100%子会社化 |
2017-08 | INCユナイテッド株式会社を「株式会社ランセカンド」へ商号変更 |
2018-05 | 株式会社虎杖東京と提携し、飲食事業の展開をスタート 飲食事業「麺屋虎杖 大門浜松町店」をオープン |
2018-08 | 飲食事業「築地虎杖 〆虎 ダイバーシティ東京 プラザ店」をオープン |
2019-01 | 飲食事業「小石川 浜松町クレアタワー店」をオープン |
2021-06 | 資本金を100,000千円に減資 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場からスタンダード市場に移行 |
2022-06 | 第三者割当増資により、株式会社AOKIホールディングスの子会社となる |
2022-10 | 神奈川県横浜市都筑区に「横浜本社」を開設し、本社機能を移転 |
2024-03 | 子会社の株式会社ランウェルネスを譲渡 |
事業内容
ランシステム及びその子会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。具体的には、「直営店舗事業」「外販事業」「不動産事業」及び「児童発達支援事業」の4つの主要な事業領域に分かれています。
直営店舗事業では、ランシステムとその子会社である株式会社ランセカンドが、複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」を中心に展開しています。これらの店舗は、アミューズメント、リラクゼーション、飲食のサービスを提供する時間消費型の施設であり、利用時間に応じた料金と食品販売から収入を得ています。また、アミューズメントカジノや飲食店舗の運営も手掛けています。
外販事業では、セルフ化システムやテレワーク支援システムなどの販売・保守管理業務を行っており、自遊空間のフランチャイズ店舗サポートも提供しています。
不動産事業においては、ランシステムが不動産物件の賃貸管理を担当しています。
児童発達支援事業は、子会社の株式会社ランウェルネスが放課後等デイサービス施設「ハッピーキッズスペースみんと」を運営し、児童・生徒の発達支援サービスを提供しています。
これらの事業を通じて、ランシステムグループは多様なニーズに応えるサービスを展開し、幅広い顧客層に対応しています。
経営方針
ランシステムは、その多角的な事業展開を通じて、継続的な成長を目指しています。同社の経営方針は、お客様との出会いを活力に、新鮮なライフスタイルを提案し、社会と共に活気に満ちた永続的企業を目指すことにあります。これを実現するために、ランシステムは「直営店舗事業」「外販事業」「不動産事業」及び「児童発達支援事業」という4つの主要な事業領域に注力しています。
直営店舗事業では、複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」を全国に展開し、アミューズメント、リラクゼーション、飲食のサービスを提供しています。この事業は、消費動向の多様化と消費性向の低迷にマッチしたビジネスモデルであり、市場規模の急速な拡大を背景に、ブランド価値の向上と豊かな空間の提供に尽力しています。
外販事業では、店舗運営で蓄積したシステム面のノウハウを活かし、セルフ化システムやテレワーク支援システムなどの販売・保守管理業務を行っています。これにより、新規顧客開拓に注力し、年々業績を伸ばしています。
不動産事業では、安定的な収益を確保するために、不動産賃貸物件の管理に努めています。これにより、同社は収益の多様化を図っています。
児童発達支援事業では、社会的ニーズの高い放課後等デイサービス施設「ハッピーキッズスペースみんと」を運営し、児童・生徒の発達支援サービスを提供しています。この事業は、施設数の拡大とサービスの向上に努めています。
これらの事業展開を通じて、ランシステムは顧客満足度の向上、新業態の開発、非対面型ビジネスモデルの確立など、収益構造の改善と社会的認知の向上を目指しています。同社は、これらの戦略を基に、持続可能な成長を追求していく方針です。