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クロスプラス (3320) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
クロスプラスは、婦人衣料を中心とした衣料品とライフスタイル商品の企画・製造・販売を手がける企業です。同社は連結子会社5社とともに事業を展開しており、製造卸売業を主力としながら、直営店舗やECサイトでの小売販売も行っています。
同社の主要顧客は専門店や量販店で、これらに対して婦人衣料の卸売販売を行うことが収益の柱となっています。ライフスタイル商品についてはドラッグストアやホームセンター、コンビニエンスストアなど販路を多様化しており、新たな収益源として成長を図っています。
事業セグメントは多岐にわたり、子会社のサードオフィスではメンズ衣料の製造卸売、アイエスリンクでは化粧品の製造卸売を担当しています。スタイルプラスはアパレル製品の企画・製造とコンサルティング、中国子会社では製品の品質管理と物流加工を行い、グループ全体で一貫した事業体制を構築しています。なお、ディスカバリープラスでは児童発達支援サービスという異業種事業も展開しています。
経営方針
クロスプラスは2026年から2028年にかけての3か年中期経営計画において、「ファッションの力で、ライフスタイルの新たな可能性を開く」という長期ビジョンを掲げています。同社は2028年1月期に売上高680億円、営業利益20億円、ROE9.0%以上という具体的な数値目標を設定し、アパレルとライフスタイルの両輪による収益力向上を目指しています。年間5,000万枚の高品質な商品を製造する企画・生産力を武器に、持続的な企業価値向上を追求する戦略です。
重点投資分野では、地球温暖化による夏シーズン長期化に対応した機能性ファッション「クロスファンクション」の拡大に力を入れています。また、店頭で好調な兆しを見せるメンズ商品を今後の成長を牽引する新たな柱として育成する計画です。小売事業では、好調な雑貨ショップのさらなる展開と既存のアパレル店舗への雑貨比率向上により、売場の魅力向上と収益改善を同時に進める差別化戦略を採用しています。
新市場開拓においては、ライフスタイル分野でのブランド拡充が目立ちます。好調なシーズン雑貨ブランド「Yoki」に加え、ビューティー分野では新たなネイルブランドの立ち上げを予定しています。ヘルスケア分野ではリカバリーウェアなどの新商品開発を進め、従来のファッション領域の強みを活かしながら新しいライフスタイル価値の創造に挑戦しています。販路面でも、従来の専門店や量販店に加え、ドラッグストアやコンビニへの販売拡大を推進しています。
技術革新とデジタル化への取り組みでは、EC事業の強化が重要な位置を占めています。同社はSNSやライブコマースを活用した販促施策を強化し、EC売上の拡大を継続的に目指しています。また、中国やアセアン諸国の海外有力工場との連携による効率的な生産体制と、海外検品と国内自社センターとの連携による物流ネットワークを構築し、グローバルなサプライチェーンの最適化を進めています。さらに、M&Aを含む成長投資を積極的に推進し、変化する消費環境に柔軟に対応できる企業体制の構築を図っています。