エストラストJP:3280

時価総額
¥45億
PER
7.1倍
不動産分譲事業(「オーヴィジョン」マンション・戸建)、不動産管理(マンション管理業)、不動産賃貸、売買及び仲介を展開。

沿革

1999年1月

不動産分譲事業を目的として、会社設立(山口県下関市彦島江の浦町)資本金22,500千円

1999年2月

宅地建物取引業者免許を取得

2001年8月

本社を山口県下関市山の田東町へ移転

2005年3月

株式会社原弘産の連結子会社となる

2005年11月

マンション管理業を目的として、株式会社トラストコミュニティ(現・連結子会社)を設立

2006年2月

宅地建物取引業者免許を国土交通大臣免許に変更

2006年4月

本社を山口県下関市南部町へ移転

2008年10月

株式会社原弘産との資本関係解消

2009年1月

本社を山口県下関市椋野町へ移転

2010年9月

福岡支店を開設

2012年1月

エス・バイ・エル株式会社と代理店契約を締結

2012年11月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2014年8月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2015年1月

株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム(旧エス・バイ・エル株式会社)と代理店契約を解除

2015年6月

本社を山口県下関市竹崎町へ移転

2017年2月

西部瓦斯株式会社(現西部ガスホールディングス株式会社)による公開買付けにより、同社の子会社となる

2017年11月

福岡証券取引所本則市場に株式を上場

2021年11月

マンション販売を目的として、株式会社エストラスト不動産販売(現・連結子会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、当社株式を市場第一部からスタンダード市場へ移行

2023年3月

建和住宅株式会社(現・連結子会社)の株式100%を取得し子会社化

オリエルホーム株式会社と資本業務提携

事業内容

エストラスト株式会社とその連結子会社2社、株式会社トラストコミュニティおよび株式会社エストラスト不動産販売は、山口県と九州の主要都市を中心に、不動産分譲事業を主軸に展開しています。エストラストは、事業用地の仕入れから分譲マンションや分譲戸建の企画開発までを手掛け、エンドユーザーへの提供を行っており、その販売代理業務は株式会社エストラスト不動産販売が担当しています。

また、株式会社トラストコミュニティは、マンションの管理組合から建物管理業務を受託する不動産管理事業を展開しています。さらに、エストラストグループでは、不動産賃貸事業も行っており、優良な収益物件の厳選と取得を通じて、安定的な賃料収入の確保を目指しています。

エストラストは自社ブランド「オーヴィジョン」マンションを提供しており、これまでの販売力とブランド力を活かし、顧客のニーズやトレンドを商品企画に反映させています。また、「オーヴィジョン」ホームとして分譲戸建も展開し、「人と地球にやさしい暮らし」をコンセプトに、環境に配慮した良質な住まいの提供を通じて、社会貢献を目指しています。

このほか、エストラストグループは不動産の売買及び仲介などの附帯事業も手がけており、不動産に関する幅広いサービスを提供しています。

経営方針

エストラスト株式会社は、山口県と九州の主要都市を中心に、不動産分譲事業を軸に展開しています。同社は、自社ブランド「オーヴィジョン」マンションと分譲戸建てを提供し、「人と地球にやさしい暮らし」をコンセプトに掲げています。また、西部ガスホールディングス株式会社及びそのグループ企業と連携し、シナジー効果の最大化を目指しています。

経営戦略として、エストラストは不動産分譲事業において、再開発や複合開発プロジェクトを積極的に推進し、他社との共同事業への参入や福岡都市圏での用地仕入れを強化しています。目標としては、マンション500戸以上、戸建て100戸以上の販売体制を構築することを掲げており、環境に配慮したZEH仕様の住宅供給にも注力しています。

不動産管理事業では、管理関連事業の強化を通じて、管理戸数を7,000戸に拡大することを目指しています。不動産賃貸事業においては、オフィスビル事業の強化と収益性を考慮した賃貸不動産の厳選取得を行っています。

さらに、エストラストは、資金繰りを考慮した事業展開、経営管理体制の強化、人材育成と確保、再開発プロジェクト及び複合プロジェクトの進捗管理を優先的に対処すべき課題としています。これらの取り組みを通じて、不動産市況の変動に適切に対応し、他社との差別化を推進することで、長期的な競争優位性を維持しつつ収益力の向上を図っています。