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エストラストJP:3280
事業内容
エストラストは、山口県および九州の主要都市を中心に、不動産分譲事業を展開しています。同社は、事業用地の仕入れから分譲マンションの企画開発、エンドユーザーへの提供までを手がけています。また、山口県内では、建和住宅株式会社と共に分譲戸建の企画開発と販売も行っています。
エストラスト不動産販売は、分譲マンションおよび分譲戸建の販売代理業務を担当しています。さらに、同社は不動産の売買や仲介業務も行っています。株式会社トラストコミュニティは、マンションの管理組合から建物管理業務を受託する不動産管理事業を展開しています。
不動産賃貸事業においては、エストラストグループは優良な収益物件を厳選して取得し、安定的な賃料収入を確保しています。この事業は、収益基盤の安定化を図るために重要な役割を果たしています。
エストラストは、自社ブランド「オーヴィジョン」マンションを提供し、商品企画部門と販売部門が一体となって顧客の多様なニーズに応えています。また、分譲戸建では「オーヴィジョン」ホームと「Kenwa Style」を展開し、環境に配慮した住まいづくりを目指しています。
経営方針
エストラストは、山口県および九州の主要都市を中心に、不動産分譲事業を展開しています。同社は「人と地球にやさしい暮らし」をコンセプトに、環境に配慮した住まいを提供し、持続可能な未来の創造を目指しています。また、西部ガスホールディングスとの連携を強化し、シナジー効果の最大化を図っています。
同社の中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)では、売上高65,000百万円、営業利益6,200百万円を目標としています。これを達成するために、不動産分譲事業では再開発や複合開発を積極的に行い、福岡都市圏での用地仕入を強化します。また、ZEH仕様の住宅供給にも注力し、環境に配慮した住宅の提供を進めます。
不動産管理事業では、管理戸数を7,000戸に増やし、組織体制の整備を進めます。不動産賃貸事業では、オフィスビル事業の強化と収益性を考慮した賃貸不動産の取得を行います。その他の事業では、宅地造成開発やコンパクトマンションの供給を通じて土地の有効活用を図ります。
エストラストは、資金繰りを考慮した事業展開や経営管理体制の強化、人材育成の強化を重要課題としています。特に、再開発プロジェクトの進捗管理を徹底し、事業拡大を図る方針です。これにより、長期的な競争優位性を維持し、収益力の向上を目指しています。