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サンセイランディックJP:3277
沿革
年 月 |
概 要 |
1976年2月 |
不動産の売買仲介及びマンション・アパート・ビル等の賃貸、仲介事業を目的として、株式会社サンセイサービス(現 株式会社サンセイランディック)を東京都中央区に設立 |
1976年3月 |
宅地建物取引業免許を取得(東京都知事(1)30441号) |
1976年9月 |
本店を東京都目黒区祐天寺へ移転 |
1987年3月 |
商号を株式会社サンセイ(現 株式会社サンセイランディック)に変更 |
1991年6月 |
底地の取扱いを開始 |
1993年8月 |
東京都千代田区に不動産販売・仲介事業を目的として、株式会社サンセイ住宅販売(連結子会社株式会社サンセイコミュニティ)を設立 |
1997年2月 |
本店を東京都千代田区神田淡路町へ移転、商号を株式会社サンセイランディックに変更 |
2002年1月 |
経営権の強化のため、株式会社サンセイコミュニティを完全子会社化 |
2002年4月 |
大阪府大阪市西区に大阪支店(現 関西支店)、北海道札幌市中央区に札幌支店を設置 |
2002年5月 |
宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更(国土交通大臣(1)第6282号) |
2002年11月 |
本店を東京都千代田区神田鍛冶町へ移転 |
2004年8月 |
福岡県福岡市中央区に福岡支店を設置 |
2005年3月 |
東京都千代田区に戸建分譲を目的として、株式会社One’s Life ホーム(現 連結子会社)を設立し、建築事業を開始 |
2007年12月 |
愛知県名古屋市中区に名古屋営業所(現 名古屋支店)を設置 |
2008年1月 |
当社において底地の管理業務「オーナーズパートナー」を開始 |
2009年1月 |
本店を東京都千代田区神田司町へ移転 |
2009年12月 |
経営権の強化のため、株式会社One’s Life ホームを完全子会社化 |
2011年3月 |
神奈川県横浜市西区に横浜支店を設置 |
2011年12月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2013年7月 |
株式会社サンセイコミュニティを吸収合併 |
2014年1月 |
東京証券取引所市場第二部へ市場変更 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第一部に銘柄指定 |
2015年1月 |
宮城県仙台市若林区に仙台支店を設置 |
2016年5月 |
本店を東京都千代田区丸の内へ移転 |
2018年7月 |
京都府京都市中京区に京都支店を設置 |
2019年10月 |
東京都千代田区に資金調達等を目的として、株式会社サンセイランディックファンディング(現 連結子会社)を設立 |
2020年5月 |
横浜支店を本店営業部に統合 |
2021年11月 |
東京都千代田区に宿泊施設の運営を目的として、八幡平観光活性化合同会社(現 連結子会社)を設立 |
2022年3月 |
株式会社One’s Life ホームの全株式を譲渡 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
サンセイランディック及びそのグループ会社である株式会社サンセイランディックファンディング、八幡平観光活性化合同会社は、不動産販売事業を主軸に展開しています。この事業では、複数の権利者が存在することで自由な活用が制限されたり、資産価値が低下している不動産を対象に、土地所有者からの買取りと権利調整を行い、不動産の価値を高めてから販売するという業務を行っています。具体的には、底地、居抜き物件、所有権物件の3つのカテゴリーに分けられ、それぞれに対して権利調整を施し、販売までのプロセスを管理しています。
サンセイランディックは、底地に関しては、隣地との境界確定や借地区画ごとの分筆、借地権者との交渉を行い、借地権者への底地の販売や借地権の買取りを通じて、不動産の完全所有権化を目指します。居抜き物件については、老朽化したアパートやビルなどを買取り、借家権者に退去を依頼し、空き物件となった土地建物を販売します。所有権物件は、サンセイランディックが所有者から直接買取り、販売を行います。
また、不動産の売買以外にも、不動産仲介、土地活用のコンサルティングサービス、地代の集金業務代行や土地賃貸借契約期間の更新手続きなど、土地所有者からの土地賃貸管理業務を一括して請け負う「オーナーズパートナー」というサービスを提供しています。これにより、土地所有者の管理負担を軽減し、底地の有効活用を支援しています。
サンセイランディックは、東京本社を含む全国8ヶ所に営業拠点を設け、底地及び居抜きを中心に不動産事業を積極的に展開しています。ただし、建築事業については、2022年3月31日に連結子会社であった株式会社One’s Life ホームの全株式を譲渡し、グループとしての事業運営を取りやめたことが記されています。
経営方針
サンセイランディックは、不確実性が高まる経営環境の中で、持続的な成長を目指しています。そのために、ミッション「人と人の未来を繋ぐ先駆者となる」を掲げ、ビジョンとして「自立自走」「プロフェッショナル思考」「変化を楽しもう」を定めています。また、ポリシーとして「中庸」「質実」「不断」を新たに位置付け、バランスのとれた経営、スリムな会社創り、持続可能な成長を目指しています。
同社は、「Transformation to 2024」をテーマに、2022年度から中期経営計画を推進しており、既存事業の拡大、事業領域の拡張、経営基盤の強化を進めています。具体的には、不動産販売事業の拡大、八幡平温泉郷における宿泊施設の運営やライダー向け宿泊施設の事業化など、事業領域の拡張を計画しています。また、ガバナンス体制の強化、バックオフィス体制の見直し、財務基盤の強化、人事改革を推進し、経営基盤を強化しています。
さらに、株主還元を重要な経営課題として位置付け、収益力の向上と事業基盤の拡大を図りながら、継続的かつ安定的な配当の実施を目指しています。また、社会還元として、ESG活動の強化や子供支援活動、社会福祉支援活動を進めています。社員還元においても、多様な働き方の環境整備や職場環境の改善を図り、優秀な人材の確保と育成に努めています。
これらの取り組みを通じて、サンセイランディックは、不動産販売事業を核としながらも、新たな事業領域への拡張や経営基盤の強化を進め、中長期的な成長戦略を推進しています。