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THEグローバル社JP:3271
沿革
1998年9月 |
東京都豊島区に不動産の販売代理を目的として「有限会社シー・アール・エス」を設立(出資金300万円) |
1998年11月 |
商号を「有限会社グローバル住販」とする |
1998年12月 |
本社を東京都新宿区新宿一丁目18番8号に移転 |
1999年2月 |
有限会社から株式会社に組織変更し、商号を「株式会社グローバル住販」とする(資本金1,000万円) |
1999年3月 |
宅地建物取引業免許取得 |
1999年4月 |
社団法人 全日本不動産協会加盟 |
2000年7月 |
一級建築士事務所登録 |
2000年9月 |
社団法人 日本住宅建設産業協会加盟 |
2000年12月 |
本社を東京都新宿区新宿一丁目14番12号に移転 |
2001年11月 |
株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード) 不動産開発を目的として資本金1,000万円にて出資設立 |
2003年2月 |
株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード) 新築マンション第1号物件<ウィルローズ阿佐ヶ谷>販売開始 |
2004年8月 |
本社を東京都新宿区西新宿二丁目4番1号に移転 |
2005年1月 |
社団法人 不動産流通経営協会加盟 |
2005年9月 |
デザインノウハウ取得のためデザイナーズマンションファンド匿名組合へ共同出資 |
2005年9月 |
マンション管理を主とした不動産管理を目的として、株式会社ハートウェルス・マネジメント(現 株式会社グローバル・ハート)を資本金2,400万円にて出資設立 |
2006年6月 |
新規事業開発を目的として、株式会社ヒューマンヴェルディ(現 株式会社グローバル・キャスト)を資本金1,000万円にて出資設立 |
2006年7月 |
株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード) 建売分譲第1号物件<杉並清水プロジェクト>販売開始 |
2007年3月 |
海外不動産情報取得のため、205 West 147th Street,LLCへ共同出資 |
2007年3月 |
株式会社エルシード(現 株式会社グローバル・エルシード) 商業ビル第1号物件<吉祥寺プロジェクト>着工 |
2008年3月 |
JASDAQ証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場 |
2009年7月 |
戸建事業を行うことを目的に、株式会社ヒューマンヴェルディを株式会社エルキャスト(現 株式会社グローバル・キャスト)に社名変更し、所沢市松葉町に同社本社を移転 |
2010年4月 |
JASDAQ証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場 |
2010年6月 |
株式会社グローバル住販の株式を上場廃止 |
2010年7月 |
株式会社グローバル住販より単独株式移転の方法によって、株式移転設立完全親会社として当社設立 |
2010年7月 |
大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式上場 |
2010年11月 |
当社が、当社連結子会社株式会社グローバル住販の現物配当を受けて、株式会社グローバル・エルシード、株式会社グローバル・キャスト、株式会社グローバル・ハートを間接保有から直接保有の連結子会社とする |
2011年2月 |
株式会社グローバル・キャストが、業容拡大のため、本社を所沢市北秋津に移転 |
2012年5月 |
海外事業展開準備のため、Global Real Management (Singapore) Pte.Ltd.をシンガポール共和国に設立 |
2012年9月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2012年10月 |
ニュージーランドにおいて戸建事業を行うため、Global Real Management (Singapore) Pte.Ltd.の連結子会社としてGlobal Real Development (NZ) Limitedを設立 |
2013年12月 |
アセットマネジメント事業を行うため、株式会社グローバル投資顧問を設立 |
2013年12月 |
マレーシアにおいてマンション事業を行うため、Global Real Management (Singapore) Pte.Ltd.の連結子会社としてGlobal Life Service (Malaysia) Sdn.Bhd.を設立 |
2014年12月 |
保有物件の売却により、持分法適用会社である205 West 147th Street,LLCを清算結了 |
2016年1月 |
タイにおいて合弁で戸建事業を行うため、持分法適用会社として、GF KOTOBUKI CO., LTD.の株式を取得 |
2016年4月 |
宿泊施設運営事業を行うため、連結子会社として株式会社グローバル・ホテルマネジメントを設立 |
2016年5月 |
保有物件の売却により、連結子会社であるGlobal Real Development (NZ) Limitedを清算結了 |
2016年7月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2016年12月 |
ベトナムにおいて合弁でマンション事業等を行うため、株式会社グローバル・エルシードが連結子会社Global L-seed Ho Chi Minh Company Limitedを設立 |
2016年12月 |
外食事業を行うため、持分法適用会社として、株式会社イタルグルメの株式を取得 |
2017年6月 |
ベトナムにおいて合弁でマンション事業等を行うため、連結子会社Global L-seed Ho Chi Minh Company Limitedが、LY Khuong Manufacturing Trading Company Limitedへ出資 |
2017年9月 |
京都のホテルの運営を行うため、持分法適用会社として、サキア・グローバルホテル株式会社(2018年4月1日付でアンゴホテルズ株式会社に社名変更)設立に伴い出資 |
2017年11月 |
保有物件の売却により、Global Real Management (Singapore) Pte.Ltd.の連結子会社であるGlobal Life Service (Malaysia) Sdn.Bhd.を清算結了 |
2018年3月 |
連結子会社であるGlobal Life Service (Malaysia) Sdn.Bhd.の清算結了に伴い、連結子会社であるGlobal Real Management (Singapore) Pte.Ltd.を清算結了 |
2018年5月 |
保有不動産の取得を目的とし、細沼興業株式会社の株式を100%取得し連結子会社化 |
2018年6月 |
保有株式の売却により、GF KOTOBUKI CO., LTD.を持分法適用の範囲から除外 |
2019年4月 |
医療法人へのコンサルティング等を行うため、連結子会社として株式会社グローバル・メディカルラボを設立 |
2019年8月 |
サービスオフィス運営事業等を行うため、Global Office Company Limitedの株式を100%取得し連結子会社化 |
2019年12月 |
株式譲渡によりアンゴホテルズ株式会社を持分法適用の範囲から除外 |
2020年5月 |
前連結会計年度まで非連結子会社であった株式会社グローバル投資顧問について、連結子会社化 |
2020年9月 |
連結子会社として株式会社グローバル・ホテルパートナーズを設立 |
2020年11月 |
株式譲渡により株式会社グローバル・ホテルマネジメントを連結子会社の範囲から除外 |
2020年12月 2022年4月 2022年9月 |
第三者割当増資により株式会社アスコットが親会社となる 東京証券取引所の市場区分の再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場 株式会社アスコットが所有する当社株式の全てをSBIホールディングス株式会社へ売却したことによる親会社の異動 |
事業内容
THEグローバル社は、純粋持株会社として、連結子会社10社を含む計11社から成るグループの経営戦略及び管理統括を行っています。同社グループは、首都圏を中心に多角的な不動産事業を展開しており、その事業セグメントは分譲マンション事業、収益物件事業、販売代理事業、建物管理事業、ホテル事業、およびその他の不動産賃貸業等に分かれています。
分譲マンション事業では、「ウィルローズ」シリーズの新築マンションの企画・開発・分譲を行っており、株式会社グローバル・エルシードと株式会社グローバル住販が担当しています。特に、株式会社グローバル住販は、販売代理で培った商品企画力やマーケティング力を活かした企画・コンサルティングを行っています。
収益物件事業は、賃貸マンションやオフィスなどの企画・開発・販売を手掛け、株式会社グローバル・エルシードと株式会社グローバル・キャストが中心となっています。
販売代理事業では、株式会社グローバル住販が、自社開発物件の販売業務に加え、他社開発物件の販売代理や不動産の仲介業務も行っています。
建物管理事業は、株式会社グローバル・ハートがマンション管理業務を主に行い、入居者間のコミュニティづくりにも力を入れています。
ホテル事業では、インバウンド需要の高い地域でのホテル開発・販売・運営を行っており、株式会社グローバル・エルシードと株式会社グローバル・ホテルパートナーズが担当しています。
これらの事業を通じて、THEグローバル社グループは、不動産市場において多角的なビジネスモデルを展開し、成長を続けています。
経営方針
THEグローバル社は、不動産価値創造を核とした経営基本方針のもと、顧客満足度を最優先に考え、オンリーワン企業を目指しています。同社は、新しい発想による価値創造と、顧客の夢の実現に注力し、社会への貢献と企業価値の最大化を追求しています。経営戦略としては、「事業の選択と集中」を掲げ、分譲マンション事業と収益物件事業に資源を集中させ、事業基盤の強化を図っています。これにより、多様化するニーズに迅速に対応し、デザイン性の高い商品を提供することで、成長を目指しています。
経営指標としては、顧客支持を基盤に、THEグローバル社グループ及びウィルローズブランドの知名度向上とブランド確立を目標に掲げています。売上高経常利益率8%以上、経常利益及び純利益の年成長率10%以上を目指しています。
外部環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響や、ロシア・ウクライナ情勢による物価・原材料価格の高騰など、不透明な状況が続いています。これらの状況を踏まえ、同社は首都圏を中心に分譲及び収益マンションの仕入活動の強化、物件開発、販売に努めています。また、不動産流動化事業にも着手し、財務諸表の健全化と事業の効率的な運営を目指しています。
さらに、同社は株式会社グローバル・エルシード及び株式会社グローバル・キャストとの吸収合併を行い、事業上の効率的な運営を実現することで、さらなる成長拡大と企業価値及び株主価値の向上を目指しています。これらの戦略を通じて、THEグローバル社は不動産市場における持続的な成長を目指しています。