ファンドクリエーショングループJP:3266

時価総額
¥33.9億
PER
19.8倍
この会社は、不動産投資、太陽光発電設備投資、証券投資等を手がけるインベストメントバンク事業を展開しています。

沿革

2009年5月
 

㈱ファンドクリエーションが株式移転の方法により当社を設立
当社の普通株式をジャスダック証券取引所[現:東京証券取引所 スタンダード市場]に上場

2009年8月

㈱ファンドクリエーションが保有するファンドクリエーション不動産投信㈱及びファンドクリエーション・アール・エム㈱の全株式を取得

2009年10月

㈱ファンドクリエーションが保有するFC Investment Ltd.の全株式を取得

2009年11月
 

㈱ファンドクリエーションが保有するFCパートナーズ㈱及び㈱FCインベストメント・アドバイザーズの全株式を取得

2011年5月

本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転

2011年8月

ファンドクリエーション不動産投信㈱の全株式を外部へ売却

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所 スタンダード市場に移行。

2002年12月

東京都港区においてファンドの開発、運用を行うことを目的に当社を設立

2003年7月

本社を東京都港区六本木六丁目15番1号に移転

2003年9月

ファンドの管理業務を行うことを目的に、FC Investment Ltd.を設立

2004年2月
 

投資法人資産運用業を行うことを目的に、FCリート・アドバイザーズ㈱(現:ファンドクリエーション不動産投信㈱)を設立

2004年6月

本社を東京都港区六本木六丁目10番1号に移転

2004年6月

証券仲介業を行うことを目的に、㈱FCインベストメント・アドバイザーズを設立

2004年7月
 

中国におけるマーケティング業務及びコンサルティング業務を行うことを目的に、上海創喜投資諮詢有限公司を設立

2005年11月
 

企業投資を中心としたコンサルティング及びマーケティングを行うことを目的に、FCパートナーズ㈱を設立

2006年10月

ジャスダック証券取引所[現:東京証券取引所 スタンダード市場]に株式を上場

2007年9月

不動産関連特定投資運用業を行うことを目的に、ファンドクリエーション・アール・エム㈱を設立

2008年5月
 

ファンドクリエーション・アール・エム㈱が金融商品取引業(投資運用業)の登録を内閣総理大臣より受領

2011年5月

本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転

事業内容

ファンドクリエーショングループは、多岐にわたる事業セグメントを有しています。主に、アセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業の二つの大きな柱で構成されています。

アセットマネジメント事業では、ファンドの組成・管理・運用を行っており、国内外の不動産、太陽光発電設備、ベンチャー企業、アジアの新興国株、車両など多様な投資対象に対して、個人投資家や富裕層、機関投資家からのニーズを満たすためのファンドを提供しています。具体的なファンドとしては、「FCファンド-レジット不動産」や「FCベンチャー企業投資任意組合」などがあり、それぞれのファンドは、不動産収益やベンチャー企業の成長によるキャピタルゲインを目指しています。

インベストメントバンク事業では、不動産投資、太陽光発電投資、証券投資などを行っており、特に不動産投資等部門では、国内外の不動産の取得やバリューアップを通じて売却益を得る戦略を採用しています。太陽光発電投資等部門では、再生可能エネルギーへの投資を通じて、社会的な貢献と収益の両立を目指しています。また、証券投資等部門では、上場企業や未上場企業への金融ソリューションの提供や金融商品仲介業務を行い、株式や新株予約権への投資機会を得ています。

これらの事業を通じて、ファンドクリエーショングループは、投資家のニーズに応える多様なファンドの提供と、社会的価値の創造を目指しています。

経営方針

ファンドクリエーショングループは、アセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業を中心に、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、顧客ニーズに応えるため、既存の金融商品に縛られない新しい投資対象を開発し、提供しています。具体的には、不動産、太陽光発電設備、有価証券、上場・未上場企業への投資など、多様なアセットへの投資を行っています。

同社の中期経営計画では、ファンド運用資産残高及び受託資産残高の拡大を重要な経営指標と位置付けています。2023年11月期には、ファンド運用資産残高が210億円、不動産等の受託資産残高が181億円に達しており、これらの残高の拡大を通じて、アセットマネジメント事業からの安定的な収益確保と経営基盤の強化を目指しています。

また、同社は事業基盤の拡充にも注力しており、既存事業の拡大と新たな市場の開拓を進めています。新規事業への投資やM&Aを実施し、事業ポートフォリオを充実させることで、シナジー効果やリスク分散を図りながら、より強固な事業基盤を構築しています。

さらに、金融機関との関係強化や提携先との連携を深めることで、資金調達の機敏性を高め、販売ルートの拡大や販売力の向上を図っています。人材の確保・育成にも力を入れており、専門性の高い人材の確保と若手人材の育成を通じて、経営上の重要な課題に対応しています。

これらの戦略を通じて、ファンドクリエーショングループは、株主、投資家、顧客をはじめとするステークホルダーに必要とされる企業として、永続的な成長を目指しています。