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コーセーアールイーJP:3246
沿革
年 月 |
事 項 |
1990年12月 |
不動産の売買及び賃貸の仲介を目的として、福岡市東区千早二丁目4番10号に株式会社エステート栄和を設立(資本金20,000千円) |
1992年8月 |
株式会社コーセーに商号変更 福岡市中央区赤坂二丁目6番270-5号に本店移転 |
1992年9月 |
宅地建物取引業免許(福岡県知事(1)第12299号)取得 |
1993年5月 |
自社分譲物件「ラフォーレ」シリーズを販売開始 |
1994年4月 |
福岡市中央区薬院一丁目6番9号福岡ニッセイビル4階に本店移転 |
1996年1月 |
当社物件購入者に対する購入資金の貸付を目的として、当社の100%子会社有限会社コーセーホームネットを設立 |
2001年3月 |
子会社有限会社コーセーホームネットにおいて不動産賃貸管理事業を開始 |
2001年9月 |
自社分譲物件の資産運用型マンションを販売開始 |
2002年11月 |
福岡市中央区舞鶴二丁目2番11号に本店移転 子会社有限会社コーセーホームネットを株式会社に組織変更 |
2005年1月 |
株式会社コーセーアールイーに商号変更、福岡市中央区赤坂一丁目15番30号に本店移転 子会社株式会社コーセーホームネットの解散を決議し、不動産賃貸管理事業は当社で譲り受け |
2005年3月 |
自社分譲物件「グランフォーレ」シリーズを販売開始 |
2005年6月 |
株式会社コーセーホームネットの清算結了 |
2006年2月 |
東京都中央区日本橋三丁目3番3号に東京支店設置 |
2006年4月 |
東京都新宿区西新宿三丁目2番11号に東京支店移転 |
2006年6月 |
宅地建物取引業免許(国土交通大臣(1)第7271号)取得 |
2007年8月 |
福岡証券取引所に株式を上場 |
2008年2月 |
連結子会社 株式会社コーセーアセットプラン設立 |
2009年4月 2012年4月 2013年7月 2014年2月 2016年9月 2017年10月 2020年4月 2022年4月 |
東京都千代田区神田美土代町9番7号に東京支店移転 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社アールメンテナンスの全株式を取得し完全子会社化 株式上場市場を東京証券取引所市場第二部へ変更 東京証券取引所市場第一部に指定 連結子会社 株式会社コーセーアセットプランの解散を決議し、事業は当社で譲り受け 東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
事業内容
コーセーアールイー株式会社とその連結子会社2社、株式会社コーセーアセットプランおよび株式会社アールメンテナンスは、主に4つの事業セグメントを展開しています。これらはファミリーマンション販売事業、資産運用型マンション販売事業、不動産賃貸管理事業、そしてビルメンテナンス事業です。
ファミリーマンション販売事業では、福岡都市圏を中心に、首都圏や九州各県の中核市での活動を行っています。この事業は、戸建てや中古ファミリーマンションの販売も含みます。一方、資産運用型マンション販売事業は、賃貸需要が高い福岡市中心部に焦点を当て、「グランフォーレ」シリーズとして知られる高品質な分譲マンションの企画、開発、販売を手掛けています。このセグメントにも中古資産運用型マンションの販売が含まれます。
不動産賃貸管理事業は、コーセーアールイー株式会社グループが販売した資産運用型マンションの賃貸管理を主に受託しています。また、自社所有ビルの賃貸業務も行っており、入居者と直接賃貸借契約を結び、賃料収入を得ています。
ビルメンテナンス事業は、株式会社アールメンテナンスが担当しており、福岡都市圏で供給されるファミリーマンションや資産運用型マンションの管理事務、点検、保守などのアフターサービスを提供しています。
これらの事業セグメントを通じて、コーセーアールイー株式会社グループは不動産市場において多角的なサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。
経営方針
コーセーアールイー株式会社は、2024年1月期から2026年1月期までの中期経営計画を策定し、堅実な成長を目指しています。この計画では、適正な利益水準を保持しつつ、資産価値の高いマンションを継続して供給することを目標としています。具体的な経営方針として、ファミリーマンションの仕入れにおいては、九州・首都圏で慎重に仕入れを行い、収益を確保できるプロジェクトを推進します。また、資産運用型マンションでは、販売商品の多様化に対応する販売力の強化と、将来に向けた顧客利益を最優先にする営業を行います。
不動産賃貸管理事業では、自社管理物件を含めた管理戸数の増加と流出防止、賃貸募集の早期完了および空室率3%台の維持に努めます。ビルメンテナンス事業においては、工事請負案件の増加と管理物件増加に対応する人材の増強、サービス品質の向上を図ります。
さらに、自己資本を有効活用し株主価値の向上を図るとともに、コンプライアンスの徹底、企業統治改革を行い、フレキシブルでサステナブルな企業経営を目指します。コーポレート・ガバナンス基準、内部統制基本方針等の実効的な運用に努め、著しい環境変化に対応できる柔軟な経営幹部の育成、従業員満足度の向上、持続可能な人的資本経営を磨き上げることで、総合不動産業としてのビジネスに果敢に挑戦します。これらの方針を通じて、コーセーアールイーは中長期的な成長を目指しています。