セントラル総合開発JP:3238

時価総額
¥51.3億
PER
16.1倍
分譲マンション「クレア」シリーズの販売、オフィスビルや賃貸マンション「クレアグレイス」の賃貸、ビル・マンション管理、保険代理業。

沿革

1959年11月

浚渫、埋立、港湾工事の土木事業を主業務とした泰生開発㈱を、1959年11月25日に東京都千代田区大手町二丁目2番地に設立

1960年8月

建設業法に基づき知事免許を取得

1961年7月

本店を東京都中央区銀座東一丁目10番地に移転

1961年10月

建設業法に基づき大臣免許を取得

1966年7月

㈱水野組(現五洋建設㈱)の傘下となる

1969年6月

本店を東京都港区芝西久保桜川町28番地に移転

1973年5月

商号を関東セントラル開発㈱に変更し、本店を東京都新宿区新宿二丁目12番9号に移転

1974年7月

建設業法の改正に基づき一般建設業者として知事免許を取得
本店を東京都新宿区新宿二丁目19番12号に移転

1977年6月

商号をセントラル総合開発㈱に変更し、本店を東京都港区芝西久保桜川町1番地に移転

1977年9月

本店を東京都港区虎ノ門一丁目19番10号に移転
セントラル開発㈱(旧セントラルビル㈱)と合併し、不動産販売、ビル賃貸・管理、建設資機材の卸、保険代理店事業を継承

1977年10月

宅地建物取引業法に基づき宅地建物取引業免許を取得

1979年4月

本店を東京都新宿区大久保一丁目2番16号に移転

1983年5月

警備業法に基づき警備業認定を受ける

1983年8月

生命保険募集代理店の登録

1987年6月

建設業法に基づき特定建設業者として大臣免許を取得

1987年11月

本店を東京都新宿区新宿二丁目19番1号に移転

1994年5月

本社で「セントラルメゾン草加」の分譲マンションを販売し、デベロッパーとしての不動産販売事業を開始

1996年6月

本店を東京都千代田区飯田橋一丁目12番5号に移転

1998年3月

マンション管理事業を開始

1998年8月

分譲マンション「クレア」シリーズ名を商標登録

1998年10月

中高層分譲共同住宅管理業者登録

2002年7月

マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づきマンション管理業者登録

2004年11月

ビル・マンションの設備、警備及び清掃等の管理を主業務とした100%出資子会社セントラルライフ㈱(連結子会社)を設立

2006年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2008年3月

商事事業の廃止

2010年7月

ビル管理事業及びマンション管理事業を会社分割(簡易吸収分割)によりセントラルライフ㈱(連結子会社)に承継

2018年7月

本店を東京都千代田区飯田橋三丁目3番7号に移転

2021年2月

「クレアグレイス」をブランド名とする賃貸マンションを鹿児島県鹿児島市にて開始

2021年6月

㈱九電工と資本業務提携契約を締結

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

事業内容

セントラル総合開発株式会社とその連結子会社、セントラルライフ株式会社は、不動産販売、不動産賃貸・管理、および保険代理業を主要事業としています。

不動産販売事業では、セントラル総合開発は全国でマンション分譲のデベロッパー事業を展開しており、自社ブランド「クレア」シリーズのマンションを販売しています。これらのマンションは、ファミリータイプやコンパクトタイプがあり、立地やライフスタイルの変化に応じたニーズを反映した企画で、快適な生活空間を提供しています。また、入居後のアフターサービスとして、資産価値の維持や災害時の保険商品提供、管理費の資金管理などの総合管理サービスを提供しています。

不動産賃貸・管理事業では、セントラル総合開発はオフィスビルや賃貸マンション「クレアグレイス」の賃貸事業を手掛けています。一方、セントラルライフはビルやマンションの管理事業を行っており、賃貸物件の運営や管理を担っています。

その他の事業として、セントラル総合開発はマンション購入者を主な対象とした保険代理事業も行っています。これにより、顧客のさまざまなニーズに応えるサービスを提供しています。

これらの事業を通じて、セントラル総合開発グループは不動産の販売から管理、さらには保険の提供に至るまで、幅広いサービスを展開しています。

経営方針

セントラル総合開発は、新築分譲マンション事業を主力とし、販売原価の上昇や少子高齢化、ライフスタイルの多様化といった課題に対応するため、様々な成長戦略を推進しています。同社は、事業用地の仕入れから建設会社と連携し、原価を抑えつつ、地域ごとの価格吸収力を見極めることで、顧客に納得いただける価格設定に注力しています。また、少子高齢化に伴う郊外から中心部への住み替えニーズに応えるため、地方中核都市での新築分譲マンションの展開を進め、新たな需要を掘り起こしています。さらに、ライフスタイルの多様化に対応するため、少人数向けのコンパクトマンションやファミリー向けマンションの開発にも力を入れており、地域や物件ごとにカスタマイズした商品の提供を心掛けています。

賃貸マンション事業においても、コンパクトマンションブランド「クレアグレイス」を通じて、大都市圏だけでなく地方中核都市での開発を推進し、潜在需要の掘り起こしに努めています。これにより、安定収益源の拡充を図っています。

さらに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、環境に配慮した物件の開発や多様な付加価値の提供にも注力しています。例えば、太陽光発電の利用や電気自動車用充電スタンドの設置を予定しているプロジェクトを進めることで、低炭素建築物の認定を受けるなど、環境への配慮を重視した事業展開を行っています。

これらの戦略を通じて、セントラル総合開発は、顧客に「安心・安全・快適」な生活を提供することを基本に、少数精鋭のプロ集団として業績の向上に努めています。