トーア紡コーポレーション (3204) 株価

時価総額
¥45.1億
PER
8.5倍
毛糸・毛織物を中心とする繊維製造業の有力企業。衣料事業を主力に、インテリア産業資材、エレクトロニクス、ファインケミカル、不動産など多角化を展開。東亜紡織をはじめ国内外に子会社・関連会社を保有。日本・中国・ベトナム・カンボジアで事業展開。

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事業内容

トーア紡コーポレーションは、繊維事業を中核としながら幅広い分野に事業展開する多角化企業です。同社は毛糸・毛織物の製造販売を主力とする衣料事業に加え、不織布やカーペット材料を扱うインテリア産業資材事業、半導体・電子機器のエレクトロニクス事業、化成品のファインケミカル事業を展開しています。さらに不動産賃貸やゴルフ練習場運営、ヘルスケア、自動車教習所、洋菓子製造など多岐にわたる事業ポートフォリオを構築しています。

同社の収益は主に繊維関連事業と多角化事業の組み合わせから生み出されており、衣料品メーカーや産業資材メーカーを主要顧客としています。国内外に製造拠点を持ち、中国やベトナムの子会社を通じてアジア市場での事業展開も積極的に行っています。グループ全体で約20社の子会社・関連会社を擁し、製造から販売まで一貫した事業体制を構築しています。

事業セグメントは大きく6つに分かれており、衣料事業では毛糸・毛織物の製造販売、インテリア産業資材事業では不織布やカーペット用ポリプロピレンの生産、エレクトロニクス事業では半導体・電子機器の開発製造を手がけています。また、ファインケミカル事業では化成品の製造販売、不動産事業では賃貸物件の運営、その他事業ではヘルスケア商品や魚粉・魚油の販売、養殖事業支援なども行っています。

経営方針

トーア紡コーポレーションは「中期経営計画 TOA FG2027」を通じて、令和9年12月期には売上高200億円、営業利益10億円の達成を目指しています。同社は「収益力向上への継続的挑戦」と「挑戦し続ける組織風土の醸成」を成長テーマに掲げ、基幹5事業である衣料、インテリア産業資材、エレクトロニクス、ファインケミカル、不動産事業の基盤強化に注力しています。中期計画では各事業で新販路や新商材によるシェア拡大を図り、事業ポートフォリオの再構築により環境変化への対応力を高める戦略を推進しています。

重点投資分野では、継続的な収益力向上の基盤確立のため、前中期計画と同等規模の積極的な設備投資を継続する方針です。具体的には、エレクトロニクス事業では軟骨伝導集音器や環境配慮型デトネーション焼却炉の製造販売を開始し、ファインケミカル事業では電子材料分野での能力増強投資を推進しています。また、インテリア産業資材事業では不織布やポリプロファイバー部門への設備投資を継続し、生産効率化を進めています。

新市場開拓では、各事業で新領域への展開を積極的に推進しています。エレクトロニクス事業では米国半導体メモリメーカーとの代理店契約により国内外のOA機器・医療機器メーカーへの販売を開始し、減速機用ベアリングや眼鏡用偏光レンズフィルムの品種拡大も図っています。衣料事業では中国・東南アジアの拠点を製造拠点としてだけでなく商品開発・市場創造の観点から活用し、新領域への展開を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社はデジタル変革の推進と環境配慮型商品の開発に力を入れています。衣料事業ではDXによる各工程・業務フローの改善と見える化による情報共有の迅速化を図り、非ウール素材や環境配慮型商品、高付加価値商品の開発を部門横断的に推進しています。ファインケミカル事業では独自技術で開発した機能性材料と工業化技術により新たな顧客価値の創出に注力し、環境に優しい製法への改良や省エネ・リサイクル投資を一層強化する計画です。

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