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SFPホールディングスJP:3198
沿革
2010年11月 |
㈱サンフランシスコ・ホールディングス(現SFPホールディングス㈱)として、東京都中央区八重洲に設立。 |
2010年12月 |
旧サムカワフードプランニング㈱の全株式(1,040株)を取得し、旧サムカワフードプランニング㈱が当社の完全子会社となる。 |
2011年5月 |
当社を存続会社として旧サムカワフードプランニング㈱を吸収合併すると同時に商号をサムカワフードプランニング㈱に変更し、本社を東京都世田谷区玉川に移転。 |
2011年10月 |
商号をSFPダイニング㈱に変更。 |
2011年12月 |
「きづなすし」新宿歌舞伎町店(きづなすし1号店)がオープン。 |
2013年4月 |
株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスがポラリス第二号投資事業有限責任組合等より15,673株(持株比率74.63%)を取得し、当社の親会社となる。 |
2013年11月 |
「生そば玉川」池袋東口店がオープン。 |
2013年12月 |
「磯丸水産」阿佐ヶ谷店がオープンし、磯丸水産50店舗体制。 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2015年5月 |
「磯丸水産」高円寺純情商店街店がオープンし、磯丸水産100店舗体制。 |
2015年7月 |
フランチャイズ事業を開始。愛知県名古屋市に、「磯丸水産」のフランチャイズ店である栄3丁目店及びプリンセス大通り店がオープン。 |
2016年3月 |
「鳥良商店」横浜西口南幸店がオープンし、鳥良商店10店舗体制。 |
2016年9月 |
事業持株会社体制へ移行。 |
2016年11月 |
「磯丸水産」名駅柳橋店(フランチャイズ店)がオープンし、名古屋地区5店舗体制。 |
2017年2月 |
「磯丸水産」初台南口店、京成大久保駅前店がオープンし、磯丸水産150店舗体制。 |
2017年6月 |
商号をSFPホールディングス㈱に変更。 |
2019年2月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を市場変更。 |
2019年3月 |
株式会社ジョー・スマイルを子会社化。 |
2019年7月 |
株式会社クルークダイニングを子会社化。 |
2020年9月 |
株式会社クリエイティブ・サービスを株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスと共同で設立(出資比率は50%)。 |
2021年9月 |
株式会社CMDを株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスと共同で設立(出資比率は50%)。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の再編に伴い、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。 |
1984年4月 |
東京都武蔵野市に「鳥良」(現在の「鳥良商店」吉祥寺南口店)を創業。 |
1984年6月 |
愛知県名古屋市に「鳥良」の運営を目的とする有限会社鳥良を設立。 |
1987年6月 |
愛知県名古屋市に居酒屋への食材の供給等を目的とする大興食品産業㈱を設立。 |
1994年9月 |
「鳥良」青山店がオープンし、全社10店舗体制。 |
1995年12月 |
有限会社鳥良を株式会社鳥良に組織変更。 |
1996年6月 |
大興食品産業㈱をサムカワフードプランニング㈱に商号変更。 |
1996年9月 |
サムカワフードプランニング㈱が㈱鳥良の事業を譲受け。 |
1998年4月 |
サムカワフードプランニング㈱が㈱鳥良を吸収合併。 |
2003年3月 |
東京都世田谷区玉川に本社を移転。 |
2005年10月 |
「玉丁本店」八重洲店、「CASA DEL GUAPO」がオープン。 |
2008年3月 |
「鳥良」池袋3号店がオープンし、全社50店舗体制。 |
2009年2月 |
「磯丸水産」吉祥寺店(磯丸水産1号店)を東京都武蔵野市にオープン。 |
2010年4月 |
「磯丸水産」川崎たちばな通り店がオープンし、磯丸水産10店舗体制。 |
2010年12月 |
ポラリス第二号投資事業有限責任組合が全額出資する㈱サンフランシスコ・ホールディングス(現当社)が全株式を取得し、完全子会社となる。 |
2011年5月 |
㈱サンフランシスコ・ホールディングス(現当社)を存続会社として吸収合併。 |
事業内容
SFPホールディングスは、飲食業界において複数の事業セグメントを展開しています。同社の主力業態には、「おもてなしとりよし」と「磯丸水産」があります。これらは、それぞれ手羽先唐揚げと魚貝・鮮魚を看板商品としており、居酒屋チェーンとして直営方式で展開しています。また、一部地域ではフランチャイズ方式も採用しており、未出店エリアへの展開や新業態の開発にも積極的に取り組んでいます。
「おもてなしとりよし」は、同社の創業業態「鳥良」の伝統を受け継ぎつつ、和モダンな空間で手作り料理と心尽くしのおもてなしを提供しています。看板料理の「手羽先唐揚」や「大吟醸絹仕込みざる豆腐」など、こだわりの名物料理が特徴です。「鳥良商店」では、気軽に楽しめる鶏料理を提供し、「手羽先唐揚」や「鶏くわ焼き」、「鶏そば」などが楽しめます。
一方、「磯丸水産」は、活貝や「蟹味噌甲羅焼き」など、海辺の磯料理屋の楽しさを駅前立地で提供しています。「磯丸水産食堂」では、新鮮な刺身定食や海鮮丼、焼き魚定食など、多種多様なお食事メニューを提供し、磯丸水産のお馴染みメニューも楽しめます。
さらに、同社は「その他部門」として、多様な飲食店を展開しており、「鉄板二百℃」や「玉丁本店」、「ビストロISOMARU」など、様々なニーズに応える業態を持っています。また、「フードアライアンスメンバー」として、株式会社ジョー・スマイルや株式会社クルークダイニングなど、多様な飲食ブランドをグループ内に持ち、幅広い食の提供を行っています。
経営方針
SFPホールディングスは、飲食業界における成長戦略として、顧客ニーズに応える新業態の開発、新規出店の推進、店舗運営力の強化を目指しています。同社は、専門性の高い飲食店を増やすことで、「日本を豊かにする『食』の専門店集団」を目指すビジョンを持っており、持続的な企業価値向上に努めています。特に、大都市圏の駅前一等立地における「磯丸水産」「鳥良商店」などの主力業態の展開に加え、地方都市での直営及びフランチャイズ形態の出店、M&Aを通じた「SFPフードアライアンス構想」の展開を進めています。
新型コロナウイルス感染症の影響やインフレによる物価高といった外部環境の変化に対しては、価格転嫁やコスト節約、節電活動などを通じて対応しています。また、外食産業全体の人手不足に対しては、離職の抑制と新たな人材の採用、特に外国人労働者の採用と育成に力を入れています。
SFPホールディングスは、これらの戦略を通じて、経常利益額の最大化を目指し、新型コロナウイルスの影響からの回復とともに、インフレの影響への適応、人材の確保と流出抑制に取り組んでいます。同社は、これらの施策を実行することで、継続企業としての前提に関する不確実性を克服し、持続的な成長を目指しています。