ジェネレーションパスJP:3195株価

時価総額
¥41.6億
PER
22.7倍
ECサイト運営の有力企業。ビッグデータ活用のECマーケティング事業と商品企画関連事業を展開。EPOと名付けた独自のマーケティング手法で249万点の商品を87店舗で販売。日本・中国・ベトナム・ラオスに拠点。

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事業内容

ジェネレーションパスは、インターネット上で商品販売を行う「ECマーケティング事業」を主力とする企業です。同社は独自のマーケティング手法「EPO(EC Platform Optimization)」を用いて、楽天市場やAmazonなどの複数のECモールで「リコメン堂」を中心とした87店舗を運営しています。家具から美容コスメまで幅広いジャンルで249万点の商品を取り扱い、主に在庫を持たない直送方式で事業を展開しています。

同社の顧客は主にメーカーや卸売事業者で、1,013社との取引関係を構築しています。収益構造は、これらの企業から提案された商品をデータ分析に基づいて最適な条件で販売し、売上に応じた手数料を得る仕組みです。また、他企業のEC運営を支援するサポート事業では、成果報酬型のビジネスモデルを採用しており、実際に商品が売れた段階で収益が発生します。

事業は3つのセグメントで構成されています。主力のECマーケティング事業では、ビッグデータの収集・分析から商品販売まで一貫して行うマーケティング事業と、他社のEC運営を支援するサポート事業を展開しています。商品企画関連事業では、ECで蓄積したデータを活用してメーカーとの商品共同開発や海外工場との直接提携による生産管理を行っています。その他事業として、ソフトウェアの受託開発やメディア事業も手がけており、グループ全体で9社体制で事業を運営しています。

経営方針

ジェネレーションパスは、「世代を越えた人と人との架け橋」という経営理念のもと、ECマーケティング事業を中心とした成長戦略を推進しています。同社は売上高の拡大と安定的な利益確保を重点目標に掲げ、商品取扱高の増加に注力しながら、中長期の成長を見据えた投資を継続する方針を示しています。特に、他社を支援するECサポート事業とメディア事業に注力することで、利益成長の実現を目指しています。

重点投資分野では、子会社のカンナートを活用したWEB制作機能の充実を図っています。2005年設立の同子会社は、EC分野におけるWEBマーケティングに強みを持ち、ECシステムの開発から制作・運用まで一手に担う体制を構築しています。同社は内製化による業務提携を通じて、ECマーケティングのノウハウを外部流出させることなく、大規模なECサイトの構築・運用を実現する差別化戦略を展開しています。また、自社ブランド「S!mplus」家電シリーズは2024年2月に累計出荷台数30万台を突破し、コーポレートブランド価値の向上を着実に進めています。

新市場開拓では、中国の青島新綻紡貿易有限会社を事業拠点として活用し、越境EC事業を推進しています。同拠点では良質な原材料や高付加価値製品を世界各国に提供するとともに、日本国内のECマーケティング事業向けに競争力のある価格でオリジナル商材を供給する体制を整えています。商品企画関連事業においては、ECマーケティング事業で蓄積したビッグデータを活用して商品提案と新規顧客開拓を加速させ、売上高と利益の拡大を図る計画です。

技術革新への取り組みでは、AI活用を中心とした生産性向上に積極的に投資しています。同社は全体の20%程度までシステム要員を拡充し、継続的に5%以上の社員平均昇給率を維持しながら優秀な人材の確保と育成に力を入れています。また、商品企画関連事業では独自の高機能繊維開発を進めて多数の特許を取得し、専門商社や総合商社との共同開発を推進することで、技術的な競争優位性の構築を目指しています。