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ジェネレーションパスJP:3195
沿革
2002年1月 |
東京都千代田区紀尾井町に思い出写真のアーカイブ化、映像化システムの製造販売を事業目的とした、株式会社ジェネレーションパス(資本金11百万円)を設立 |
2002年6月 |
個人情報のストレージサービスの提供開始 |
2002年12月 |
写真の映像化システム「G-ALBUM Creator」販売開始 |
2003年1月 |
東京都新宿区西新宿に本社移転 |
2003年2月 |
ブライダル専門映像自社サイト「ブライダルDVD」事業スタート |
2007年6月 |
ネットマーケティング事業「リコメン堂」開始 |
2007年7月 |
ECモールへの出店開始(Yahoo!ショッピング、DeNAショッピング) |
2008年7月 |
楽天市場出店開始 |
2011年7月 |
千葉県の農事組合法人和郷園が生産した農産物の販売事業を営む株式会社和郷と生産物の販売に関する業務提携 |
2012年12月 |
システム構築企業株式会社トリプルダブル(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化 |
2013年1月 |
ネットマーケティング事業をECマーケティング事業とし、合わせて、ECサポート事業の開始 |
2013年11月 |
宅配ボックスの製造・運営管理事業を営む株式会社フルタイムシステムと会員向けビジネスに関する業務提携 |
2014年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2015年2月 |
商品企画関連事業開始 |
2015年7月 |
Charoen Pokphand(チャロン・ポカパン) Group Company Limitedと資本提携 |
2015年11月 |
上海政府運営ECモール「跨境通(KJT.com)」へ出店開始 |
中国企業へ向けて、ビッグデータの販売を開始 |
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2016年3月 |
商品企画関連事業 新商材の開発完了、販売開始 |
2016年5月 |
MOBILE NAVI BEIJING CO.,LTDと資本業務提携の基本合意締結 |
2016年9月 |
ABC VIRTUAL COMMUNICATIONS,Inc.と越境ECと決済システム開発に関する業務提携 |
Hamee株式会社と経営資源の有効活用等に関する業務提携 |
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2017年9月 |
アクトインテリア株式会社及びITEA株式会社の株式を取得し、連結子会社化。アクトインテリア株式会社の連結子会社化に伴い、ヤマセイ株式会社及び株式会社YARN HOMEを連結子会社(孫会社)化 |
2017年12月 |
MOBILE NAVI BEIJING CO.,LTDと資本業務提携解消 |
メディア事業の第一弾として、イエコレクションを開始 |
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2018年4月 |
青島新綻紡貿易有限会社の株式を取得し、連結子会社化。青島新綻紡貿易有限会社の連結子会社化に伴い、青島新嘉程家紡有限会社を連結子会社(孫会社)化 |
2018年7月 |
ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社(現・株式会社ファミリーマート)と経営資源の有効活用等に関する業務提携 |
2018年9月 |
株式会社カンナートの全株式を取得し、連結子会社化。株式会社カンナートの連結子会社化に伴い、株式会社フォージを連結子会社(孫会社)化 |
2018年11月 |
アクトインテリア株式会社及びITEA株式会社の保有株式の全部を売却により、同社を連結除外。アクトインテリア株式会社の連結除外に伴い、ヤマセイ株式会社及び株式会社YARN HOMEを連結除外 |
2019年10月 |
海外子会社Genepa Vietnam Co.,Ltd.をベトナムに設立 |
2019年11月 |
海外子会社Genepa Vietnam Co.,Ltd.の株式を取得 |
2020年4月 |
海外子会社青島新綻紡貿易有限会社の株式を追加取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
事業内容
ジェネレーションパスは、自社および連結子会社で構成されるグループ企業であり、主に4つの事業セグメントを展開しています。これらは「ECマーケティング事業」、「商品企画関連事業」、「受託開発事業」、「その他事業」です。
ECマーケティング事業では、インターネット上の店舗(ECサイト)での商品販売を行っており、ビッグデータの収集・分析を基に、消費者の購買につながる可能性の高いキーワードや商品画像、価格設定を行い、販売を促進しています。この事業は、ジェネレーションパスとその子会社である株式会社フォージ、株式会社カンナートが担当しています。特に「リコメン堂」の屋号で、多岐にわたるジャンルの商品を取り扱っており、ドロップシッピング方式を主に採用しています。
商品企画関連事業では、ジェネレーションパスが収集した商品データを活用し、メーカーと共同で商品の企画開発を行っています。この事業は、ジェネレーションパスとその子会社、孫会社が担当し、高品質かつ高採算商品の製造を目指しています。
受託開発事業は、ソフトウエアの受託開発及びシステム開発を行っており、ジェネレーションパスとその子会社である株式会社トリプルダブルが担当しています。この事業では、大学や企業の研究所との共同研究を通じて、技術支援を行っています。
その他事業として、ジェネレーションパスの子会社である株式会社トリプルダブルがメディア事業を行っており、ECマーケティングデータを活用した情報発信を行っています。
ジェネレーションパスは、これらの事業を通じて、優良な商材を消費者に伝える橋渡し役を担い、継続的なマーケティングデータの収集・分析とオペレーションのシステム化を背景に、多岐にわたる商品の販売を行っています。
経営方針
ジェネレーションパスは、その中期経営計画において、ECマーケティング事業と商品企画関連事業に重点を置いています。同社は、ECマーケティング事業における商品取扱高の増加に注力し、中長期的な成長を見据えた投資を維持しつつ、利益成長を目指しています。この戦略の一環として、他社を支援するECサポート事業及びメディア事業への注力が計画されています。特に、同社の子会社である株式会社カンナートは、EC分野におけるWEBマーケティングに強みを持ち、同社のECサイト運営のノウハウを活用しています。
商品企画関連事業では、ECマーケティング事業で蓄積されたビッグデータを活用し、商品提案及び新規顧客開拓を加速させることで、売上高及び利益の拡大を目指しています。青島新綻紡貿易有限会社を通じて、高品質な原材料や製品を世界各国に提供し、日本国内においては競争力のある価格でオリジナルの商材を投入する計画です。
経営上の目標達成に向けて、ジェネレーションパスは売上高の拡大及び安定的な利益確保を重点的に考えており、現在の水準からさらなる向上を図っています。また、配送サービス面の課題解決、優秀な人材の確保、グローバル化への対応、内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの強化、コーポレートブランド価値の向上など、多角的なアプローチで事業の拡大と効率化を進めています。これらの戦略を通じて、ジェネレーションパスは持続可能な成長を目指しています。