サンワカンパニーJP:3187

時価総額
¥82.9億
PER
15.8倍
住宅設備機器、建築資材のEC販売、建売・注文住宅、移動式簡易住宅、リノベーション、デザイン性住宅設計サービス「ASOLIE」展開。

沿革

1979年8月

建築資材の輸入販売を目的として、大阪市淀川区に資本金3,000千円にて株式会社三輪を設立

1983年5月

本社を大阪市東区(現・中央区)に移転

2000年3月

住宅設備機器、建築資材のインターネット通信販売事業を開始

2004年7月

名古屋市中区に名古屋ショールームを開設

2005年7月

本社を大阪市中央区に移転

大阪市中央区に大阪ショールームを開設

2006年10月

東京都江東区に東京ショールームを開設

2008年4月

社名を株式会社三輪から株式会社サンワカンパニーに変更

名古屋ショールームを名古屋市東区に移転

2010年7月

東京ショールームを東京都港区に移転

2011年2月

東南アジアにおける販売先・仕入先の開拓を目的としてシンガポールにSANWA COMPANY HUB PTE.LTD.(現・非連結子会社)を設立

2011年7月

SANWA COMPANY HUB PTE.LTD.がシンガポールにシンガポールショールームを開設

2013年4月

大阪ショールームを大阪市北区に移転

2013年9月

2014年7月

2014年8月

2014年10月

2014年11月

2015年4月

2016年4月

2016年8月

2016年8月

2017年4月

2018年1月

2018年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

SANWA COMPANY HUB PTE.LTD.の事業の一時休止を決定

福岡市博多区に福岡ショールームを開設

建築資材の販売及びその仲介業を目的として株式会社サンワカンパニーPLUS(2015年11月20日付で株式会社アーキナビより商号変更)を設立

本社を大阪市北区に移転

名古屋ショールームを名古屋市東区に移転増床

台湾市場での当社取り扱い製品の展開を目的として台湾に睿信三輪股份有限公司を台湾企業との合弁により設立

睿信三輪股份有限公司が台湾に台北ショールームを開設

東京ショールームを東京都港区に移転増床

株式会社サンワカンパニーPLUSを吸収合併

仙台市青葉区に仙台ショールームを開設

睿信三輪股份有限公司の全株式を譲渡し合弁契約を解消

2021年6月

2022年3月

2022年4月

2022年5月

2022年7月

2022年8月

2023年9月

東京ショールームを東京都港区に移転(同一区内にて移転)

横浜市西区に横浜スマートショールーム®を開設

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

株式会社ベストブライト(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化

アメリカにsanwacompany USA Inc.(現・非連結子会社)を設立

福岡ショールームを福岡市博多区に移転(同一区内にて移転)

札幌市中央区に札幌スマートショールーム®を開設

事業内容

サンワカンパニーとそのグループ企業は、住宅設備機器と建築資材のEC販売を中心に事業を展開しています。このグループは、サンワカンパニー自体、連結子会社1社、非連結子会社2社から構成されており、2つの主要な事業セグメントに分かれています。

第一のセグメントは「住設・建材EC事業」で、設計事務所、ゼネコン、工務店、そして一般消費者を対象に、誰もが同一条件で購入できる「ワンプライス」の販売戦略を採用しています。ECの弱点を補うため、東京、大阪、仙台、名古屋、福岡にショールームを、また横浜と札幌には無人ショールーム(スマートショールーム®)を設置し、顧客のニーズに応じた内装提案を行っています。

第二のセグメントは「住宅事業」で、建売住宅、注文住宅、移動式簡易住宅の販売、リノベーション事業、そしてデザイン性の高い住宅設計サービスを提供しています。特に、グループ会社のベストブライト社では、自由設計やデザイン性を重視した家づくりを行っており、サンワカンパニーの「ASOLIE」サービスを通じて、独自の「デザインコード」を建築のプロフェッショナルに提供しています。

これらの事業を通じて、サンワカンパニーは住宅設備機器と建築資材の分野で幅広いニーズに応えるサービスを展開しています。

経営方針

サンワカンパニーは、住宅設備機器と建築資材のインターネット通信販売を核とし、その事業を通じて「くらしを楽しく、美しく。」を経営理念に掲げています。同社は、複雑な流通プロセスを簡素化し、高品質な商品を適正価格で提供することで、消費者がフェアに商品選択できる市場を作り出し、建築・住宅市場の活性化を目指しています。また、世界の人々の「くらし」で最も必要とされる企業集団を目指すという野心的なビジョンを持っています。

中長期的な経営戦略として、サンワカンパニーは国内事業の収益基盤強化、海外事業の成長拡大、新事業の創造、経営基盤の強化に重点を置いています。これらの戦略を実現するために、商品企画開発の強化、会員数の増加、ショールームの積極展開、SCM改革の実行、粗利益率向上への取り組み、クレーム率の低減とアフターサポート強化など、多角的なアプローチを採用しています。

さらに、サンワカンパニーは、オリジナル商品の拡充、海外展開の推進、価格競争力の追求、周辺サービスの拡充、知名度の向上、組織体制の強化など、具体的な施策を通じて収益の拡大を目指しています。これらの施策は、同社が直面する経営環境の変化や市場の不透明性に対応するためのものであり、持続可能な成長を実現するための基盤を築いています。

サンワカンパニーの成長戦略は、内部管理体制の充実、社内研修制度の強化、外部顧問による助言の活用など、組織全体の能力向上にも焦点を当てています。これにより、同社は事業の拡大に伴う人員の適時補充や、商品企画・開発・品質と商品販売体制の更なる強化を図っています。