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買取王国JP:3181
沿革
年 月 |
概 要 |
1999年10月 |
愛知県小牧市常普請において株式会社マルス(現当社)を資本金20,000千円で設立。 |
2003年1月 |
本社を名古屋市中村区名駅南へ移転、商号を株式会社買取王国に変更。 |
2003年3月 |
共和商事株式会社より、愛知県一宮市において買取王国一宮店(1号店)を譲り受ける。 |
2003年6月 |
買取王国港店(2号店)を名古屋市港区に開店。 |
2003年10月 |
買取王国小牧店(3号店)を愛知県小牧市に開店。 |
2007年3月 |
共和商事株式会社より、2店舗について小売事業を譲り受ける。 |
2008年9月 |
共和商事株式会社より、6店舗について小売事業を譲り受ける。 |
2009年6月 |
マイシュウサガール一宮店を愛知県一宮市に開店。 |
2009年9月 |
本社を名古屋市港区(買取王国港店3階)に移転。 |
2013年2月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の証券市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2016年3月 |
WHY NOT栄店を名古屋市中区に開店。(WHY NOT1号店) |
2017年3月 |
工具買取王国西春店を愛知県北名古屋市に開店。(工具買取王国1号店) |
2018年8月 |
工具買取王国四條畷店を大阪府四條畷市に開店。(工具買取王国関西進出) |
2020年10月 |
工具買取王国西岐阜店を譲渡(工具フランチャイズ店舗1号店として再スタート) |
2020年11月 |
工具買取王国プロサイト鈴鹿磯山店を三重県鈴鹿市に開店。(工具買取専門店1号店) |
2021年2月 |
買取王国植田店リニューアルオープン |
2021年3月 |
買取王国公式アプリリリース |
2021年6月 |
おたから買取王国イオンタウン本巣店を岐阜県本巣市に開店。(おたから買取王国1号店) |
2021年10月 |
寄付事業モノドネ(品物で寄付できるサービス)本格始動 |
2021年12月 |
買取王国髙辻店リニューアルオープン |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2022年10月 |
工具買取王国守山大森インター店を名古屋市に開店。(名古屋市内1号店) |
2022年12月 |
買取王国植田店店内に ふるいち(テイツー)が出店(一体運営) |
2023年2月 |
フランチャイズ加盟店買取王国多治見店を直営化 |
事業内容
買取王国は、総合リユース小売業として多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主力業態である「買取王国」では、衣料品、服飾雑貨、ホビー、雑貨、工具、トレーディングカード、高級ブランド品などを取り扱い、20代から50代の男女を主な顧客ターゲットとしています。特に、趣味性やコレクション性の高い商品の品揃えに特徴があり、「わくわく・ドキドキ・大発見!」をコンセプトに、新しいライフスタイルや商品との出会いを提供しています。
また、「マイシュウサガール」は、買取王国で一定期間売れ残った商品を移動し販売するアウトレット業態で、低価格志向のお客様に支持されています。この業態により、低単価衣料品等の買取の間口を広げ、買取王国の敷居が高いというイメージを払拭しています。
「工具買取王国」は、工具に特化した業態で、職人さんにとって最適なサービスを提供することをビジョンとして掲げています。中古でも安心して使える品質の工具を提供し、多くのお客様から支持を得ています。
「おたから買取王国」は、貴金属、ブランド、高級時計などを取り扱う買取専門店業態で、遠隔査定技術を用いた運営を行っています。地域のお客様にとって身近な相談相手となることを目指し、遺品整理や生前整理の相談も承っています。
その他にも、「WHY NOT」やネット寄付事業「モノドネ」など、新しいイメージのファッションやブランド品を取り扱う業態や、品物で寄付できるサービスを提供する事業も展開しています。これらの事業を通じて、買取王国は「もったいない」の精神に基づき、地球に優しい循環型社会づくりに貢献しています。
経営方針
買取王国は、リユース業界において、顧客の期待を超える商品とサービスを提供し続けることを経営方針としています。同社は、経営理念「夢ある商品とサービスを通して、喜びと心の満足を創りだしていきます。」のもと、持続可能な環境・社会づくりに貢献することを目指しています。経営上の目標達成のためには、売上高、営業利益、経常利益、売上高経常利益率を重要な指標(KPI)として設定し、2024年2月期には売上高61.59億円、営業利益4.17億円、経常利益4.39億円、売上高経常利益率7.1%の目標を掲げています。
経営環境の変化に対応するため、買取王国は、商品政策の見直しや店舗政策の強化に注力しています。具体的には、店頭買取システムの効率化、買取専門店・宅配買取・法人仕入・海外買付の強化を進め、多様な調達ルートの確保を目指しています。また、取扱商品においては、成長性の高い工具、ファッション、ホビー、ブランド商品に力を入れ、スマートフォン・生活用品の保護、トレーディングカード・家電の育成に取り組んでいます。
店舗政策では、総合リユースショップ業態の業務の単純化・標準化・専門化を推進し、お客様が再来店したくなる売場づくりを目指しています。また、工具専門店業態や買取専門店業態の展開を加速し、新たな販売手法の構築やインターネットを介した広範な顧客ニーズの満たし方を模索しています。
さらに、人財育成や3S+1C(標準化、単純化、専門化、集中化)の仕組み構築にも力を入れ、事業の更なる発展を目指しています。これらの取り組みを通じて、買取王国は継続的な成長を目指し、リユース業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものにしていく戦略を推進しています。