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ハピネス・アンド・ディJP:3174
沿革
1990年9月 |
千葉県香取郡小見川町(現千葉県香取市)に資本金20,000千円で株式会社ジュエリーデン(現 株式会社ハピネス・アンド・ディ)を設立 DEN鹿島店を茨城県鹿嶋市にオープン |
1990年11月 |
DEN小見川店内に本社事務所を開設 |
1993年12月 |
DEN神栖めがね館(メガネ専門店)を茨城県神栖市にオープン |
1994年11月 |
DEN鹿島店を移転しブランドショップDEN鹿島店として茨城県鹿嶋市にオープン、同時に当店内に本社事務所を移転 |
2000年3月 |
ハピネス成田店を千葉県成田市イオンモール成田内にオープンし、初のモール型ショッピングセンターへ出店 |
2002年9月 |
ハピネス高岡店を富山県高岡市イオンモール高岡内にオープンし、中部地区へ進出 |
2003年8月 |
ハピネス盛岡店を岩手県盛岡市イオンモール盛岡内にオープンし、東北地区へ進出 |
2004年11月 |
ハピネス泉南店を大阪府泉南市イオンモールりんくう泉南内にオープンし、関西地区へ進出 |
2005年4月 |
ハピネス直方店を福岡県直方市イオンモール直方内にオープンし、九州地区へ進出 |
2005年6月 |
本社事務所を東京都中央区京橋に移転 |
2006年1月 |
株式会社ハピネス・アンド・ディに商号変更 |
2007年3月 |
ハピネス高知店を高知県高知市イオンモール高知内にオープンし、中国・四国地区へ進出 |
2007年3月 |
ハピネス札幌店を北海道札幌市清田区イオン札幌平岡内にオープンし、北海道地区へ進出 |
2008年10月 |
本社事務所を東京都中央区銀座に移転 |
2012年6月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2012年7月 |
GINZA Happinessを東京都中央区銀座にオープン |
2013年3月 |
韓国現地法人 株式会社ハピネス アンド ディ コリア(非連結子会社)を設立 |
2013年5月 |
海外店舗1号店として韓国ソウル特別市にHappiness D-cube CITY店をオープン |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2013年11月 |
登記上の本店の所在地を東京都中央区銀座に移転 |
2015年4月 2016年6月 |
ハピネス沖縄ライカム店を沖縄県中頭郡北中城村イオンモール沖縄ライカム内にオープンし、沖縄地区へ進出 韓国現地法人 株式会社ハピネス アンド ディ コリアを解散 |
2019年4月 |
ブランド品の買取事業者との協業を開始し、下取り・買取りに伴う当社商品の販売機会を拡大 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022年12月 |
株式取得により、株式会社AbHeriを100%子会社化 |
事業内容
株式会社ハピネス・アンド・ディは、宝飾品、時計、バッグ・小物などの製造・販売を手掛ける企業であり、全国のショッピングセンターや商業施設を中心に、ブランド品のセレクトショップやジュエリー専門店を展開しています。同社は、インポートブランド品を中心に、幅広い商品を取り揃え、流行をいち早くキャッチして商品を選定・販売しています。また、2016年からはEC(ネット通販)事業に本格参入し、自社公式通販サイトのほか、Yahoo等のショッピングサイトにも出店しています。2019年からはブランド品買取り事業者と協業による下取り・買取り事業も開始しています。
店舗の基本コンセプトは、「アニバーサリーコンセプトショップ」として、人生の節目や大切な記念日に贈るプレゼント選びの場を提供し、高級感を重視した店舗に、インポートブランド品を豊富に品揃えしています。また、オリジナルブランド商品として、H&D(エイチ アンド ディ)を展開し、買いやすい価格帯、シンプルで飽きのこないデザイン、社会課題の解決テーマを包含した商品開発を行っています。
同社は、大都市周辺部及び地方都市のショッピングセンターを中心に、主として大型及び中型店舗を展開しており、将来の成長を見据えた新規出店・移転改装や店舗の統廃合を含む新たな展開を進めています。外部環境の変化を見極めつつ、ショッピングセンターとの共働に加えて、消費者動向・採算性等を検討し店舗展開を進めています。
連結子会社である株式会社AbHeriは、強いブランド力を持つジュエリーを自社工房でデザインから一貫して製作し、卸売りに加えて都市型の直営店舗及びECでの販売を行っています。
経営方針
株式会社ハピネス・アンド・ディは、宝飾品、時計、バッグ・小物などの製造・販売を手掛ける企業であり、顧客に感動を与えるアニバーサリーコンセプトショップの提供を事業コンセプトとしています。同社は、売上高、客数・客単価の推移、営業利益を重要な経営指標とし、これらの向上を目指しています。経営環境の変化に対応するため、事業モデルの多様化、構造改革、新規事業の開発、M&Aの積極的推進、出店政策の再構築、マーチャンダイジングの強化、店舗DXの推進、人材の確保と育成、財務上の課題への対応など、多角的な成長戦略を推進しています。
具体的には、事業モデルの多様化を進めることで業績の回復と中長期的な成長を目指し、商品改革や不採算店舗の閉店による収支改善、ジュエリー新規事業の開発、M&Aによる収益基盤の確立などを行っています。また、出店政策の再構築を通じて、将来の成長を見据えた店舗網の拡大を図り、マーチャンダイジングの強化や店舗DXの推進、人材の確保と育成にも力を入れています。
これらの戦略は、人口減少・少子高齢化、お客様ニーズの多様化、ネット通販の拡大、リユース・個人間売買との競合増加、円安・物価高騰による消費者マインドの変化など、急速に変化する経営環境に対応し、持続的な成長を目指すものです。株式会社ハピネス・アンド・ディは、これらの成長戦略を通じて、業績の回復と中長期的な発展を目指しています。