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ミサワJP:3169
沿革
1959年2月 |
精密機械の製造販売を目的に、大阪府大阪市に資本金4,000千円にて株式会社三沢精機製作所を設立。 |
1977年12月 |
本店を栃木県宇都宮市雀宮町(現:宇都宮市五代)に移転。 |
1988年2月 |
商号を株式会社ミサワに変更して貿易部を設立し、輸入雑貨の卸小売事業に参入。 |
1994年4月 |
宇都宮本社新社屋及び配送センターを竣工。 |
1995年8月 |
フィリピン共和国アンティポロ市に海外直営工場としてLamon Bay Furniture Corp.(現在、清算手続き中)設立。 |
1996年4月 |
東京都中野区東中野に東京支店を開設。 |
1998年10月 |
東京支店を東京都渋谷区恵比寿に移転。 |
1998年11月 |
関東地区に第1号店となるunico代官山をオープン。unicoブランドの誕生。 |
2000年1月 |
精密機械の製造販売を中止。 |
2000年5月 |
栃木県河内郡上三川町に家具配送センターを設立。 |
2000年6月 |
関西地区で第1号店となるunico大阪(現:unico堀江)を大阪府大阪市西区にオープン。 |
2001年10月 |
九州地区で第1号店となるunico福岡を福岡県福岡市中央区にオープン。 |
2002年4月 |
東海・中部地区で第1号店となるunico名古屋を愛知県名古屋市中区にオープン。 |
2003年3月 |
北海道地区で第1号店となるunico札幌を北海道札幌市中央区にオープン。 |
2003年8月 |
家具配送センターを宇都宮市高松町に移転。 |
2005年2月 |
東北地区で第1号店となるunico仙台を宮城県仙台市青葉区にオープン。 |
2006年9月 |
food事業部を設立し、第1号店 Brasserie ON HOAを東京都渋谷区恵比寿にオープン。 |
2007年5月 |
東京支店を東京都目黒区青葉台に移転。 |
2008年2月 |
中国・四国地区で第1号店となるunico広島を広島県広島市中区にオープン。 |
2009年7月 |
初のカフェ併設店となるunico二子玉川を東京都世田谷区玉川にオープン。 |
2010年2月 |
宇都宮本社、東京本社の2本社体制とする。 |
2010年12月 |
bistro oeuf oeufを東京都世田谷区玉川にオープン。 |
2011年2月 |
兵庫県西脇市平野町に兵庫物流センターを開設。 |
2011年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
2012年5月 |
宇都宮本社と東京本社を統合。本社を東京都目黒区とする。 |
2012年8月 |
北陸地区で第1号店となるunico金沢を石川県金沢市にオープン。 |
2012年9月 |
中華人民共和国上海市に日本株式会社三泽上海代表处を開設。 |
2013年2月 |
Lamon Bay Furniture Corp.をフィリピン共和国 カルモナ市に移転。 |
2014年9月 |
ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に株式会社ミサワ駐在員事務所を開設。 |
2014年12月 |
本社を東京都渋谷区に移転。 |
2015年1月 |
関西物流センターを大阪府泉大津市に移転。 |
2015年4月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更。 |
2016年6月 |
インド支店「Misawa Co., Ltd. Indian Branch」をインド ハリヤーナー州 グルガオン市に開設。 |
2016年11月 |
既存ブランド「unico」のセカンドブランド「unico loom」を立ち上げ。旗艦店「unico loom自由が丘」を東京都世田谷区奥沢にオープン。 |
2018年7月 |
関西物流センターを大阪府堺市に移転。 |
2019年11月 |
関西オフィスを大阪府大阪市に開設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
ミサワは、家具・ファブリックやインテリア・雑貨の企画・販売を主軸に据える「unico事業」を展開しています。同社は、ほぼ全ての商品の企画開発を自社で手掛け、「unico」と「unico loom」のブランド名で全国の直営店及びオンラインショップで販売しています。インテリア・雑貨に関しては、国内外から仕入れた商品を販売し、ブランドイメージを補完しています。
商品開発は、「自分にも地球にも心地良い、健康で感性豊かなライフスタイルの普及」という経営理念に基づき、国内外の協力工場で製造を行っています。価格とデザイン、機能のバランスに重点を置き、コストコントロールを通じて納得感のある価格を実現しています。
主なターゲットは、20代中盤から30代の女性で、個性や感性を重視し、情緒的で心の満足を追求する層です。店舗展開は、このターゲット層が集まるエリアや商業施設に重点を置いています。
また、ミサワは「food事業」も展開しており、直営レストランを運営しています。この事業も、家具・ファブリック事業と同様に、肩の力を抜いた自分らしい暮らしの提案をコンセプトにしています。
ミサワの事業は、家具やインテリアの販売だけに留まらず、食に関する事業も手掛けることで、ライフスタイル全般にわたる提案を行っています。
経営方針
ミサワは、家具・ファブリックやインテリア・雑貨の企画・販売を中心に展開する「unico事業」と、直営レストランを運営する「food事業」を通じて、健康で感性豊かなライフスタイルの普及を目指しています。同社の成長戦略は、顧客満足度の最大化とブランド信頼の獲得を通じて、顧客の生涯価値を高めることに重点を置いています。また、スタッフの成長と評価を重視し、会社としてのスパイラルアップを目指しています。
経営上の目標には、売上高、営業利益、営業利益率の向上を掲げ、持続的な成長を追求しています。インテリア・家具業界の厳しい競争環境の中、EC市場の拡大と消費者の行動変化に注目し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と顧客満足度(CS)の追究を継続しています。これにより、購買後も継続的な成功体験を提供し、ユニークなライフスタイルブランドの実現を目指しています。
対処すべき課題としては、配送コストの上昇、人材の確保と育成、知名度の向上が挙げられています。これらの課題に対して、物流業者の新規開拓や物流センター業務の見直し、採用チームの体制強化や人材教育の充実、コンテンツマーケティングやSNSマーケティングを通じたブランド認知力の向上など、具体的な取り組みを進めています。
新型コロナウイルス感染症への対応としては、従業員や顧客の安全を最優先に、テレワークの推進やWeb会議の導入など、感染予防と拡大防止に努めています。ミサワは、これらの戦略と取り組みを通じて、持続可能な成長を目指しています。