TOKAIホールディングスJP:3167

時価総額
¥1380億
PER
41.4倍
エネルギー(LPガス、LNG、石油製品販売)、建築設備不動産(住宅、店舗建築、リフォーム)、CATV事業、情報通信(ソフトウェア開発、通信サービス)、アクア(飲料水製造販売)、その他(婚礼催事、船舶修繕、介護事業)を展開。

沿革

2010-11株式会社ザ・トーカイ及び株式会社ビック東海(以下、「両社」という。)が経営統合を行い、株式移転により当社を設立することに合意。
2011-01両社の臨時株主総会において、当社設立に係る株式移転計画を承認。
2011-04当社設立により、両社が当社の完全子会社となる。
株式会社ザ・トーカイより東海ガス株式会社の株式を取得し、当社の完全子会社とする。
当社普通株式を東京証券取引所に上場。
2011-10株式会社ザ・トーカイの情報通信事業を吸収分割により株式会社ビック東海に承継。
株式会社ビック東海が社名を株式会社TOKAIコミュニケーションズに変更。
2012-04総合リフォーム事業へ本格進出。
株式会社TOKAIコミュニケーションズがCATV事業を分社化し、株式会社TOKAIケーブルネットワークを設立。
2013-03株式会社TOKAIコミュニケーションズが凌群電腦股份有限公司と合弁で台湾に雲碼股份有限公司を設立。
2013-05株式会社ザ・トーカイがアクア事業において本格的に全国展開を開始。
2013-10当社より間接部門業務を分社し、株式会社TOKAIマネジメントサービスを設立。
2013-11株式会社TOKAIマネジメントサービスが株式会社マックスフィールズと合弁で株式会社TOKAIヒューマンリソースエボルを設立。
2014-04ミャンマー連邦共和国におけるエネルギー事業の展開を目的にTOKAI Myanmar Co., Ltd.を設立。
2014-12LPガス事業の配送業務の効率化を推進するため、株式会社エナジーラインを設立。
2015-04福島県にいわき営業所を開設し、LPガス小売事業で東北エリアに進出。
2015-10東京電力株式会社(現:東京電力エナジーパートナー株式会社)と業務提携し、高圧向け電力販売を開始。
愛知県に豊川営業所を開設し、LPガス小売事業で中京エリアに進出。
2016-04電力小売全面自由化を機に、低圧向け電力販売を開始。
2017-02株式会社TOKAIコミュニケーションズがMVNO事業に本格参入。
2017-07東京ベイネットワーク株式会社を連結子会社化。
2017-08岡山県に岡山営業所を開設し、LPガス小売事業で中国エリアに進出。
2018-02株式会社テレビ津山を連結子会社化。
2018-06福岡県に九州営業所を開設し、LPガス小売事業で九州エリアに進出。
2018-09株式会社サイズを連結子会社化。
2019-04東海ガス株式会社が群馬県下仁田町で都市ガス事業を開始。
伊勢崎ガス株式会社を関連会社化。
2019-07株式会社アムズブレーン、株式会社アムズユニティーを連結子会社化。
2019-08秋田県にかほ市における都市ガス事業の展開を目的ににかほガス株式会社を設立。
2019-09日産工業株式会社、株式会社テンダー等を連結子会社化。
2019-10株式会社ザ・トーカイが、東京電力エナジーパートナー株式会社と合弁でT&Tエナジー株式会社を設立。
2020-03仙台CATV株式会社を連結子会社化。
2020-06MIEN TRUNG GAS JOINT STOCK COMPANY及びV-GAS PETROLEUM CORPORATIONを関連会社化し、ベトナムLPガス事業に進出。
2020-08中央電機工事株式会社を連結子会社化。
2020-11株式会社イノウエテクニカを連結子会社化。
2021-04新規事業の創出及びグループの既存事業の強化を目的に、株式会社TOKAIベンチャーキャピタル&インキュベーションを設立。
株式会社マルコオ・ポーロ化工、株式会社クエリを連結子会社化。
2022-06株式会社ウッドリサイクルを連結子会社化。
2022-10沖縄ケーブルネットワーク株式会社、株式会社ジェイ・サポートを連結子会社化。
2023-03連結子会社の株式会社TOKAIキッズタッチが一時預かり託児所サービスを提供開始。
愛媛県に松山営業所を開設し、LPガス小売事業で四国エリアに進出。
2024-01株式会社ユー・アイ・エスを連結子会社化。
2024-02REPOWER ENERGY DEVELOPMENT CORPORATIONを関連会社化。

事業内容

TOKAIホールディングスグループは、子会社39社及び関連会社10社を含む広範な事業体で、エネルギー、建築・設備・不動産、CATV、情報通信、アクア、介護サービスなど多岐にわたる事業セグメントを展開しています。エネルギーセグメントでは、LPガス、LNG、石油製品の販売や関連機器工事を手掛け、海外ではミャンマーやベトナムでのLPガス販売事業も行っています。建築設備不動産セグメントでは、住宅や店舗の建築、設計、設備機器の販売、リフォーム事業や不動産事業を展開。CATVセグメントでは、複数の地域でケーブルテレビ事業や関連事業を提供しています。

情報通信セグメントでは、ソフトウェア開発、情報処理サービス、光ファイバー賃貸サービス、データ伝送サービス、ブロードバンドサービス、モバイル事業などを手掛けており、特に静岡県ではTOKAIネットワーククラブ(TNC)、その他全国では@T COM(アットティーコム)ブランドでサービスを提供しています。アクアセグメントでは、天然水の製造・販売やウォーターサーバーの製造を行っており、中国上海市でも事業を展開しています。その他の事業としては、婚礼催事ホテル事業、船舶修繕事業、保険代理店事業、介護事業、一時預かり託児所サービス、労働者派遣事業、ベンチャー企業への投資・支援事業などがあります。これらの事業を通じて、TOKAIホールディングスグループは幅広いニーズに応える多角的なサービスを提供しています。

経営方針

TOKAIホールディングスは、多岐にわたる事業を展開する総合企業グループです。同社は、社会環境や顧客ニーズの急速な変化に対応し、持続的な成長を目指しています。そのために、企業理念「TOKAI-WAY」を基に、「顧客力」、「総合力」、「機動力」を活かした経営を推進しています。具体的には、地域社会や地球環境と共に成長し、お客様の幸せに貢献することを信条として掲げています。

中期経営計画2025では、事業収益力の成長、持続的成長基盤の強化、人財・組織の活力最大化を重点テーマとしています。これにより、売上高や利益の増加、顧客件数の安定的な増加を目指しています。また、営業キャッシュフローの効率的な配分や株主還元の安定化、資本効率の向上にも注力しています。

さらに、サステナビリティ宣言を通じて、脱炭素やクリーンエネルギー、スマート社会の実現、地域共存などの社会課題解決に取り組んでいます。これらの活動は、専門部署を設置し、目標達成に向けた取り組みを進めています。

事業ごとの課題に対しても、エネルギー事業ではカーボンニュートラルの実現、建築設備不動産事業では災害時の安心・快適・便利な住宅提供、CATV事業では地域密着型の番組作りやサービスの提供、情報通信事業では技術革新への対応や技術者の確保、アクア事業では環境に配慮した製品の提供など、各セグメントで特有の課題に取り組んでいます。

これらの戦略と取り組みを通じて、TOKAIホールディングスは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。