レスターホールディングスJP:3156

時価総額
¥877.8億
PER
13.9倍
半導体及び電子部品事業では、国内外の半導体・電子部品の販売、システム提案、ソリューション提供、技術サポート、設計受託・製造受託、LSI設計開発・支援、信頼性試験受託サービスを展開。調達事業では、エレクトロニクス関連のグローバル調達トレーディング及び調達関連業務の受託サービスを提供。電子機器事業では、放送、企業、教育、医療・ライフサイエンス、公共施設、FA、セキュリティ、電子計測器向けの映像・音響・通信・計測ソリューション、設計・施工、保守エンジニアリングサービスを手掛ける。環境エネルギー事業では、自社太陽光発電所や風力発電所による再生可能エネルギーの導入・普及に向けた運営管理サービス、再生可能エネルギーを中心とした電力供給及び電力コンサルティング、完全閉鎖型植物工場産野菜の生産・販売、システムコンサルティングを展開。

沿革

2009年5月

株式会社ユーエスシー(以下「ユーエスシー」)と共信テクノソニック株式会社(以下「共信テクノソニック」)が共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に合意し、統合契約を締結。

2009年10月

ユーエスシーと共信テクノソニックが株式移転の方法により共同持株会社「株式会社UKCホールディングス」を設立(東京証券取引所市場第一部に上場)。

2010年10月

株式取得により、CU TECH CORPORATION及びその子会社である、東莞新優電子有限公司を子会社化。

2011年10月

存続会社を共信テクノソニックとする吸収合併により、ユーエスシーと共信テクノソニックが合併し、商号を「株式会社UKCエレクトロニクス」へ変更。

2015年4月

吸収分割により、株式会社UKCエレクトロニクスの半導体及び電子部品事業に関する権利義務を承継。株式会社UKCエレクトロニクスは、商号を「株式会社UKCテクノソリューション」へ変更。

2018年5月

株式取得により株式会社LSIテクノを子会社化し、商号を「株式会社UKCシステムエンジニアリング」へ変更。

2018年6月

監査等委員会設置会社へ移行。

2019年4月

株式会社UKCホールディングスと株式会社バイテックホールディングスが経営統合し、商号を「株式会社レスターホールディングス」へ変更。本店所在地を現在地に移転。

2020年4月

革新的グループ経営体制へ移行。

2021年6月

株式取得により株式会社PALTEKを子会社化。

2022年2月

株式取得によりカードサービス株式会社を子会社化。

2022年4月

東京証券取引所プライム市場へ移行。

事業内容

レスターホールディングスは、2019年4月1日に株式会社UKCホールディングスと株式会社バイテックホールディングスが経営統合して誕生した企業です。同社は、半導体及び電子部品事業、調達事業、電子機器事業、環境エネルギー事業の4つの主要セグメントを有しています。

半導体及び電子部品事業では、国内外の半導体・電子部品及び関連商材の販売、システム提案、高付加価値ソリューションの提供、技術サポート、設計受託・製造受託、LSI設計開発・支援、信頼性試験受託サービスを手掛けています。また、EMS(電子機器実装受託製造サービス)を提供し、最先端の実装技術と購買、生産管理、品質保証機能を付加した電子部品・モジュール等の電子機器実装受託製造サービスを展開しています。

調達事業では、エレクトロニクスに関するグローバル調達トレーディング及び調達関連業務の受託サービスを通じて、最適なサプライチェーンマネジメントのオペレーションと提案を行っています。

電子機器事業では、放送、企業、教育、医療・ライフサイエンス、公共施設、FA、セキュリティ、電子計測器等、多岐にわたる分野への映像・音響・通信・計測のソリューション、設計・施工、保守エンジニアリングを提供しています。さらに、デジタル通信等の基幹技術とNFC(近距離無線通信)技術を融合したキャッシュレス端末の開発製造及び海外端末の販売・アプリケーション開発、マイナンバー個人認証関連製品の開発、製造、販売も行っています。

環境エネルギー事業では、自社太陽光発電所(国内外)、風力発電所等による再生可能エネルギーの導入・普及に向けた地域共存型運営管理サービス、再生可能エネルギーを中心とした公共施設、民間企業への電力供給及び地域活性化に向けた電力コンサルティング、完全閉鎖型の植物工場産野菜の生産・販売、及びシステムコンサルティングを展開しています。

これらの事業を通じて、レスターホールディングスは多様なニーズに応える幅広いサービスとソリューションを提供しています。

経営方針

レスターホールディングスは、情報と技術を駆使して新たな価値やサービスを創出し、社会の発展に貢献することを経営理念としています。同社は、エレクトロニクスの情報プラットフォーマーとしての地位を確立するため、グループの統合と事業の最適化、共創ビジネスの展開、新規事業の拡大に注力しています。持続可能な社会への貢献を目指し、再生可能エネルギーの発電拡大など、社会的課題の解決に向けた取り組みを強化しています。

将来の成長に向け、積極的な戦略投資と合理化投資を進めることで、利益の拡大と資本効率の改善を図り、企業価値の向上に努めています。事業環境の変化に対応し、永続的な成長と進化を目指す長期経営戦略を推進しています。

主要な事業領域では、半導体及び電子部品事業においてEV、IoT、AI関連分野の事業拡大やグローバル展開の加速、調達事業ではSCMを基盤とした新サービスの提供、電子機器事業では顧客ニーズの先取りと付加価値創出、環境エネルギー事業では再生可能エネルギー事業の拡大や新電力供給事業の推進など、各事業部門での主要課題に対する継続的な対応策の推進を図っています。

レスターホールディングスは、これらの成長戦略を通じて、変化する事業環境に柔軟に対応し、未来に向けた長期的な経営基盤の構築を目指しています。