メディアスホールディングスJP:3154

時価総額
¥180億
PER
15.7倍
医療機器の販売・メンテナンス、介護福祉機器の販売・レンタルを主軸に、医療材料の購買・在庫管理ソフトのASPサービスも提供。

沿革

2009年7月

単独株式移転の方法により協和医科ホールディングス㈱(当社)(現:メディアスホールディングス㈱)を静岡県静岡市清水区に設立。

2009年7月

ジャスダック証券取引所に株式上場。

2009年10月

協和医科器械㈱(現:連結子会社)との吸収分割を行い、同社の子会社である㈱オズ(本社:静岡県静岡市駿河区)(2021年10月、当社連結子会社4社による合併で消滅)(現:㈱アルバース(本社:東京都中央区))(現・連結子会社)の株式100%を承継。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場。

2010年5月

SPD事業強化のため、㈱ケー・エス・ピー・ディ(本社:群馬県太田市)(現:メディアスソリューション㈱(本社:東京都千代田区))(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2010年7月

北関東及び首都圏における販売力強化のため、㈱栗原医療器械店(本社:群馬県太田市)(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2010年10月

商号をメディアスホールディングス㈱に変更。

2010年10月

本社を東京都中央区へ移転。

2012年7月

首都圏地域における販売力を強化するため、㈱ネットワーク(本社:東京都渋谷区)(2021年10月、当社連結子会社4社による合併で消滅)(現:㈱アルバース(本社:東京都中央区))(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2013年7月

秋田県内における販売力を強化するため、㈱秋田医科器械店(本社:秋田県秋田市)(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2013年11月

インド共和国国内において医療材料データベースの構築とその配信、データベースを用いた物流ネットワークの構築を目的に鴻池運輸㈱(本社:大阪府大阪市中央区)と合弁会社CARNA MEDICAL DATABASE PVT.LTD.(本社:インド ハリヤーナ州グルガオン市)(現・持分法非適用関連会社)を設立。

2014年7月

福島県内における販売力を強化するため、㈱ジオット(本社:福島県郡山市)(2019年7月 売却)の株式100%を取得。

2014年10月

医療介護向け機器の販売力強化のため、医療用及び介護向け機器の輸入・販売を行う㈱ケアフォース(本社:東京都中央区)(2020年4月 協和医科器械㈱に吸収合併)を設立。

2016年9月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所市場第二部へ市場変更。

2017年3月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2018年7月

北陸エリアにおける販売力を強化するため、㈱ミタス(本社:福井県福井市)(現・連結子会社)の株式90.5%を追加取得(計100%)し、ディーセンス㈱(本社:石川県金沢市)(2021年10月、当社連結子会社4社による合併で消滅)(現:㈱アルバース(本社:東京都中央区))(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2019年7月

㈱ジオットの全株式譲渡により、連結子会社から除外。

2020年3月

首都圏における循環器領域の販売シェアの拡大のため、旧・㈱アクティブメディカル(本社:東京都文京区)(2021年10月、当社連結子会社4社による合併で消滅)(現:㈱アルバース(本社:東京都中央区)(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2020年4月

協和医科器械㈱が㈱ケアフォースを吸収合併。

2021年5月

旧・㈱アクティブメディカルの北海道エリアにおける医療機器販売事業を吸収分割するため、アクティブメディカル分割準備㈱(本社:北海道札幌市)(現:新・㈱アクティブメディカル)(現・連結子会社)を設立。

2021年10月

旧・㈱アクティブメディカルを存続会社として、㈱オズ、イーバスメディカル㈱、ディーセンス㈱の吸収合併を実施し、㈱アルバースへ商号変更。

2021年10月

京滋地区における内視鏡分野の販売シェアを拡大するため、佐野器械㈱(本社:京都府京都市南区)(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2021年12月

本社を東京都千代田区へ移転。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年10月

北海道内における販売力を強化するため、㈱アクティブメディカルがノアインターナショナル㈱(本社:北海道札幌市)(現・連結子会社)の株式100%を取得。

2023年2月

整形外科領域の販売力強化のため㈱栗原医療器械店が㈱オーソエッジジャパン(本社:東京都中央区)(現・連結子会社)を設立。

2023年5月

関西エリアにおける販売力を強化するため、㈱アルバースが㈱アルセント(本社:兵庫県神戸市兵庫区)(現・連結子会社)を設立。

2023年9月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。

事業内容

メディアスホールディングスとそのグループ会社は、医療機器の販売及びメンテナンス、介護福祉機器の販売及びレンタルを主軸に事業を展開しています。同社グループは、連結子会社11社、持分法適用非連結子会社1社、非連結子会社1社、持分法非適用関連会社4社を含む計18社で構成されており、医療機器販売事業と介護・福祉事業の2つのセグメントに分かれています。

医療機器販売事業では、国内の医療機器メーカー、代理店、商社から仕入れた医療機器を国内の病院等医療施設に販売し、販売した医療機器の修理やアフターサービス、保守契約に基づくメンテナンスを行っています。また、医療材料の購買・在庫管理ソフトのASPサービスも提供しており、これにより医療材料の購買・在庫・消費を最適化するための各種分析機能を内包した業務アプリケーションを国内の病院等医療施設、医療材料ディーラー、SPD事業者向けに提供しています。

介護・福祉事業では、国内の介護福祉機器メーカー、代理店、商社から仕入れた介護福祉機器を国内の病院、リハビリ施設、介護・療養施設、個人への販売及びレンタルを行っています。この事業は、㈱栗原医療器械店のライフケア事業本部、協和医科器械㈱のベネッセレ事業部、㈱ミタスのライフケア事業部及び石川医療器㈱が担っています。

メディアスホールディングスグループは、これらの事業を通じて、医療機器と介護福祉機器の分野で幅広いサービスを提供し、医療・介護分野のニーズに応えています。

経営方針

メディアスホールディングスとそのグループ会社は、医療機器の販売及びメンテナンス、介護福祉機器の販売及びレンタルを軸に、医療・介護分野でのサービス提供を行っています。同社は、地域医療への貢献を理念に掲げ、迅速かつ適切で安定した医療機器の供給や、地域に適応した付加価値の高いサービス提供を目指しています。そのため、顧客から最も信頼される存在となることをビジョンに、経営環境の変化に対応するための戦略を推進しています。

中期経営計画では、サービス提案の強化、M&Aによる企業規模の拡大、効率的な資源配分、シナジー創出を通じて安定的な成長を目指しています。また、従業員の人的資本強化や、リスク管理・コンプライアンス体制の強化、ESGやSDGsへの取り組みも重視しています。

具体的な成長戦略として、顧客価値の最大化に注力しており、首都圏を中心に医療機器の販売だけでなく、物流管理システムや手術室運営支援プログラムなどのソリューションツールを組み合わせた提案を行っています。また、M&A及びアライアンスの推進、グループ経営管理体制の強化を通じて、事業規模の拡大や生産性の向上を図っています。

これらの取り組みを通じて、メディアスホールディングスグループは、医療機器販売業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し、長期にわたる安定的な成長を目指しています。