八洲電機JP:3153

時価総額
¥333.3億
PER
11.6倍
電気機器、情報機器、産業用設備、空調関連機器の販売・システム工事、低炭素・循環型社会向けプラントソリューション、化学・医薬・紙パルプ業界向けユーティリティ設備、鉄道安全・サービス支援。

沿革

1946年8月

東京都千代田区神田須田町において八洲電機商会を創業

1947年4月

株式会社八洲電機商会に組織変更

1950年3月

株式会社日立製作所と日立特約店契約証書を締結

1956年12月

本社を港区芝田村町(現 港区新橋)に移転

1960年2月

八洲電機株式会社に商号変更

1962年7月

中国連絡所(現 岡山支店) 開設

1963年10月

広島事務所(現 中国支店) 開設

1968年10月

徳山出張所(現 周南営業所) 開設

1970年5月

大阪連絡所(現 関西支店) 開設

1974年12月

建設業法に基づく建設大臣許可(特-49)第5842号を取得

1975年6月

千葉連絡所(現 千葉営業所) 開設

1975年11月

水島出張所(現 倉敷営業所) 開設

1976年9月

サービス部門を分離し、八洲電機サービス株式会社を設立

1984年5月

堺連絡所(現 堺営業所) 開設

1987年3月

呉営業所 開設

1987年7月

八洲電機サービス株式会社から八洲エンジニアリング株式会社に商号変更

1988年2月

株式会社中国パワーシステム(現 連結子会社)を設立

1996年5月

茨城営業所 開設

1997年7月

東予営業所(現 東予事務所) 開設

1999年6月

有限会社テクノエイトを八洲エンジニアリング株式会社が設立

2003年7月

八洲エンジニアリング株式会社から株式会社ヤシマ・エコ・システムに商号変更

2004年4月

有限会社テクノエイトから株式会社テクノエイトに組織変更

2004年10月

大成電機株式会社と合併

2009年6月

東京証券取引所市場第二部に上場

2011年10月

幸栄電機株式会社を全株式取得により子会社化

2011年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2012年4月

九州営業所(現 福岡営業所) 開設

2012年10月

東北営業所 開設

2014年10月

水島事務所 開設

2015年4月

幸栄電機株式会社からヤシマコントロールシステムズ株式会社に商号変更

2015年11月

ヤシマコントロールシステムズ株式会社がカミヤ電機株式会社を全株式取得により子会社化

2016年4月

会社分割(新設分割)により、電子デバイス・コンポーネント事業を分社化し、八洲電子ソリューションズ株式会社を設立

2016年4月

大分事業所(現 大分営業所) 開設

2017年4月

会社分割(吸収分割)により、産業電機機器事業を八洲産機システム株式会社(現 連結子会社)に承継

2017年4月

エンジニアリングセンター 開設

2017年4月

ヤシマコントロールシステムズ株式会社がカミヤ電機株式会社を吸収合併

2018年4月

会社分割(吸収分割)により、空調・給排水衛生設備工事事業を八洲環境エンジニアリング株式会社に承継

2018年4月

株式会社テクノエイトから八洲ビジネスサポート株式会社(現 連結子会社)に商号変更

2018年4月

株式会社三陽プラント建設を株式取得により子会社化

2018年11月

株式会社西日本パワーシステム(現 連結子会社)を設立

2019年4月

会社分割(吸収分割)により、情報・通信システム事業を八洲情報システム株式会社に承継

2019年4月

株式会社ヤシマ・エコ・システムから八洲ファシリティサービス株式会社(現 連結子会社)に商号変更

2019年6月

エンジニアリングセンターを東京都港区に移転

2020年4月

八洲電子ソリューションズ株式会社の全株式を譲渡

2021年6月

ヤシマコントロールシステムズ株式会社から八洲制御システム株式会社(現 連結子会社)に商号変更

2021年7月

株式会社三陽プラント建設から八洲プラント建設株式会社(現 連結子会社)に商号変更

2022年4月

八洲環境エンジニアリング株式会社を存続会社とし、八洲情報システム株式会社を消滅会社として合併し、八洲EIテクノロジー株式会社(現 連結子会社)に商号変更

2022年4月

東京証券取引所プライム市場に移行

事業内容

八洲電機は、電気機器、情報機器、産業用設備、空調関連機器の販売及びシステム工事を主軸に事業を展開しています。同社グループは、八洲電機を含む9社で構成され、幅広い分野でのソリューション提供を行っています。

事業セグメントは、プラント事業、産業・設備事業、交通事業の3つに大別されます。プラント事業では、低炭素社会・循環型社会の実現に向けたエンジニアリング力を活かし、電機制御、発電設備、電源設備、生産管理システム、省エネ・環境技術を主体としたグリーン製品などのソリューションを提供しています。

産業・設備事業では、化学、医薬、紙パルプ、精密機器製造業向けに受変電設備、空圧設備、空調・冷熱設備などのユーティリティー設備や産業機器全般、情報・環境製品・システムを提供しています。また、通信・データセンター事業者向けには大規模サーバー設備用冷却装置、公共社会インフラ施設向けには設備機器・システム、ビル・店舗建設業向けには業務用空調機やLED照明など、幅広いサービスを提供しています。

交通事業では、鉄道の安全・安定輸送を支える車両や設備の提供からアフターサービスまでを一貫して行っており、鉄道事業者が運営する不動産、ホテル、流通、福祉等の各種事業にも設備機器、情報・環境製品等を提供しています。

これらの事業を通じて、八洲電機グループは持続可能な社会の実現に貢献しています。

経営方針

八洲電機は、環境配慮型社会への貢献を経営ビジョンとして掲げ、ステークホルダーとの共創を通じて企業価値の向上を目指しています。同社は、連結経常利益を重要な経営指標とし、収益力の強化と事業領域の拡大を図ることで、さらなる成長を目指しています。経営環境の変化に対応し、2024年度を最終年度とする中期経営計画を策定し、事業規模の拡大と収益力の強化に取り組んでいます。

八洲電機グループは、電機制御システム、電源システム、空調システムの3つのコア技術を活かし、ソリューションエンジニアリング力の強化を図ります。また、グループ各社の連携により、顧客のグリーン化(GX)投資、デジタル化(DX)投資、事業変革投資を取り込み、社会課題や顧客の経営課題を解決することで、事業規模の拡大を目指します。

さらに、ウェルビーイング経営の推進により、従業員のエンゲージメント向上と生産性の向上を図ります。コンプライアンスとCSR活動の推進を通じて、サステナビリティ経営に取り組み、社会貢献と持続可能な社会の構築に努めます。これらの戦略を実行することで、八洲電機は企業価値の向上とエンジニアリング会社としてのさらなる進化を目指します。