ファンデリーJP:3137

時価総額
¥21.5億
PER
健康食宅配事業(MFD)、冷凍食宅配事業(CID)、マーケティング事業(広告枠販売、サンプリング、健康食レシピ情報サイト運営)を展開。

沿革

2000年9月

東京都北区赤羽西に「一人でも多くのお客様に健康で楽しい食生活を提案し、豊かな未来社会に貢献

すること」を目的として、株式会社ファンデリーを設立

2001年4月

栄養士による宅配サービス『カウンセリングデリバリー』を開始

2001年7月

食材の宅配サービス「こだわり便」を開始

2004年3月

東京都北区赤羽一丁目に本社を移転

2004年4月

健康食通販カタログ『ミールタイム』を創刊

2004年4月

プライベートブランド商品の販売を開始

2005年3月

東京都北区赤羽二丁目に本社を移転

2005年4月

『ミールタイム』の発行を年2回に変更

2005年9月

健康食通販サイト『ミールタイム』開設

2007年4月

自動発送サービス「ミールタイム定期コース」を開始

2008年10月

管理栄養士・栄養士コミュニティサイト『Foodish(フーディッシュ)』開設

2009年8月

大阪府大阪市東淀川区に大阪支社を開設

2009年10月

薬局向け健康食通販カタログ『ミールタイム ファーマ』を創刊

2009年10月

介護食系健康食通販カタログ『ミールタイム ケア』を創刊

2009年11月

栄養士の交流会「輝く栄養士の会」をスタート

2009年12月

栄養相談サポート付おせち『私のおせち』の販売を開始

2011年4月

カウンセリングデリバリー事業の展開を目的に、当社の100%子会社として埼玉県川口市に株式会社

カウンセリングデリバリーを設立

2011年10月

『ミールタイム ケア』を『ミールタイム』に統合し、発行を年4回に変更

2011年10月

「ミールタイム定期コース」を「栄養士おまかせ定期便」に名称変更

2012年7月

神奈川県川崎市川崎区に神奈川支社を開設

2013年3月

東京都北区赤羽二丁目に株式会社カウンセリングデリバリーを移転

2014年1月

株式会社カウンセリングデリバリーを吸収合併

2014年6月

神奈川支社を閉鎖

2015年3月

大阪府大阪市淀川区に大阪支社を移転

2015年6月

東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場

2015年11月

管理栄養士考案のレシピサイト『はちまるレシピ』開設

2016年9月

身近な疾病に着目、予防が期待できる食材を使用した新ブランド「medical+mealtime」の販売を開始

2016年10月

食や健康に関する情報配信サービスAIoTメディア『ポイント家電』開始

2017年11月

WEB版家庭の医学書「メディカルネットブック」開設

2019年3月

健康食通販カタログ『ミールタイム』各号の発行部数を75万部から80万部へ増刷

2020年1月

埼玉県本庄市児玉町に埼玉工場を竣工

2020年7月

国産食材を100%使用し、旬の美味しさを提供する食事サービス『旬をすぐに』の販売を開始

2021年12月

AIが食事の嗜好を学習し、最適なメニューを提案する定期購入サービス「AI旬すぐ」を開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2022年5月

神奈川県小田原市に神奈川支社を開設

事業内容

ファンデリーは、健康食宅配事業(MFD事業)、旬や国産の食材にこだわった冷凍食宅配事業(CID事業)、そしてマーケティング事業を展開しています。MFD事業では、疾病や栄養制限を持つ顧客に向けた健康食「ミールタイム」を提供し、栄養士による無料カウンセリングや定期的なメニュー選択サービスを行っています。CID事業では、旬の国産食材を使用した冷凍食「旬をすぐに」を提供し、健康な若年層や忙しい方々をターゲットにしています。

マーケティング事業では、健康食通販カタログ「ミールタイム」や「ミールタイム ファーマ」の広告枠販売、サンプリング業務の受託、健康食レシピ情報サイトの運営などを行い、食品メーカー等のマーケティング支援をしています。これらの事業は、ファンデリーが構築した紹介ネットワークを活用し、収益源を多様化させています。

ファンデリーは、健康食宅配サービスを通じて、生活習慣病患者などの健康管理をサポートし、将来的にはヘルスケア総合企業を目指しています。同社は、医療機関や調剤薬局などの紹介ネットワークを通じて、健康食を提供することで、顧客の健康に貢献し、活力ある社会の実現を目指しています。

経営方針

ファンデリーは、健康食宅配サービスを中心に展開する企業であり、少子高齢化社会や生活習慣病患者の増加といった社会的背景を踏まえ、中長期的な収益力向上を目指しています。同社は、健康増進を推進するための「食事コントロール」と「医療」の重要性を提唱し、これを「一食二医」という独自の概念で表現しています。この考え方に基づき、MFD事業とCID事業を成長戦略の中心に据え、健康食宅配サービス『ミールタイム』や旬の国産食材を使用した冷凍食宅配サービス『旬をすぐに』を提供しています。

また、マーケティング事業を通じて食品メーカー等への提案やコミュニケーションの強化を図り、顧客との接点拡大や関係強化に努めています。同社は、新たな中期経営計画の策定を進めており、従前の計画「Will 2022」での経験を踏まえ、事業構造の転換や大型契約の獲得推進、新事業の創出などを通じて、今後の収益拡大に向けた戦略を立案しています。

対処すべき課題としては、定期購入顧客数の拡大、紹介ネットワークの拡大・深耕、顧客層の拡大、商品・製品開発の充実、コスト削減、人材の確保及び教育体制の強化などが挙げられます。これらの課題に対して、同社は、顧客の健康状態改善を目指したサービス提供や、AIを活用した顧客嗜好に合った製品の自動選択サービス、健康食通販カタログ『ミールタイム』を通じた新規顧客獲得など、多角的なアプローチで取り組んでいます。

ファンデリーは、これらの成長戦略と課題対応を通じて、健康で楽しい食生活の提案と豊かな未来社会への貢献を目指しています。