マーケットエンタープライズJP:3135

時価総額
¥37.8億
PER
持続可能な社会を目指し、ネット型リユース事業(「高く売れるドットコム」などの中古品買取・販売)、メディア事業(消費者向け情報提供メディア運営)、モバイル通信事業(「カシモWiMAX」などの通信サービス)を展開。

沿革

2006年7月

格安中古乾電池の仕入・販売及びフリーマーケットの主催業務(企画・制作・運営)を事業目的として、株式会社マーケットエンタープライズを資本金1,000千円で東京都墨田区亀沢に設立

2006年11月

業容拡大のため、東京都墨田区太平に本社を移転

2007年7月

ネット型リユース事業(「高く売れるドットコム」「安く買えるドットコム」)を開始

2007年10月

業容拡大のため、東京都墨田区太平内で本社を移転

2010年2月

業容拡大のため、東京都墨田区亀沢に本社を移転

2010年12月

ネット型リユース事業規模拡大のため、東京都江東区千石に東京リユースセンターを新設

2012年3月

ネット型リユース事業規模拡大のため、大阪府吹田市垂水町に大阪リユースセンターを新設

2013年1月

ネット型リユース事業規模拡大のため、愛知県名古屋市中区栄に名古屋リユースセンターを新設

2013年7月

ネット型リユース事業規模拡大のため、神奈川県横浜市港北区新羽町に横浜リユースセンターを新設

2013年10月

ネット型リユース事業への経営資源集中による成長加速を目的として、株式会社オークファンへフリーマーケット事業を譲渡

2014年6月

ネット型リユース事業規模拡大のため、福岡県福岡市南区清水に福岡リユースセンターを新設

2015年3月

ネット型リユース事業規模拡大のため、埼玉県和光市丸山台に埼玉リユースセンターを新設

2015年6月

東京証券取引所マザーズ市場に上場

2015年8月

業容拡大のため、東京都中央区京橋に本社を移転

2015年10月

ネット型リユース事業規模拡大のため、兵庫県神戸市兵庫区下沢通に神戸リユースセンターを新設

2016年4月

ネット型リユース事業規模拡大のため、宮城県仙台市若林区六丁の目中町に仙台リユースセンターを新設

2016年6月

ネット型リユース事業規模拡大のため、徳島県徳島市東船場町に徳島オフィス(コンタクトセンター)を新設

2016年8月

中古端末に特化したMVNO(仮想移動体通信事業)事業を開始するため、連結子会社として株式会社MEモバイルを設立

2017年9月

ネット型リユース事業規模拡大のため、東京都府中市に西東京リユースセンターを新設

2018年1月

ネット型リユース事業規模拡大のため、北海道札幌市北区に札幌リユースセンターを新設

2019年2月

株式会社プロトコーポレーションから「おいくら」(消費者と全国のリユースショップをマッチングするメディアプラットフォーム)の運営に係る事業を譲受

2019年8月

ENECHANGE株式会社から「SIMCHANGE」(格安SIMやスマートフォンに関する総合情報サイト)の運営に係る事業を譲受

2020年2月

株式会社ジラフから「最安修理ドットコム」(国内最大級の修理業者情報プラットフォーム)の運営に係る事業を譲受

2020年4月

メディア事業の規模拡大のため、連結子会社として株式会社UMMを設立

2020年4月

ネット型リユース事業の規模拡大のため、連結子会社として株式会社MEトレーディングを設立

2020年5月

当社グループ事業に関するシステム開発を目的に、連結子会社MARKETENTERPRISE VIETNAM CO., LTD.を設立

2020年5月

連結子会社株式会社MEトレーディングが、株式会社旺方トレーディングから中古農機具の買取・販売・海外輸出等に係る事業を譲受

2020年5月

連結子会社株式会社UMMが、株式会社アグリステージからインターネットで中古農機具売買を行う「JUM 全国中古農機市場」の運営に係る事業を譲受

2021年2月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2021年10月

ネット型リユース事業規模拡大のため、茨城県結城市新矢畑に北関東リユースセンターを新設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年4月

株式会社ファーマリーから中古農機具の買取・販売に係る事業を譲受

2022年10月

ネット型リユース事業規模拡大のため、千葉県千葉市に千葉リユースセンターを新設

2023年5月

ネット型リユース事業規模拡大のため、東京都品川区に品川リユースセンターを新設

事業内容

マーケットエンタープライズとそのグループ会社は、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業の3つのセグメントで事業を展開しています。同社は、インターネットを通じて最適な消費選択肢を提供し、持続可能な社会の実現を目指しています。

ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」をはじめとする30カテゴリーの買取サイトを運営し、年間約47万件の買取依頼を受けています。買取方法には宅配買取、店頭買取、出張買取があり、全国14拠点のリユースセンターを通じて広範囲の顧客に対応しています。買い取った商品は、主要なインターネットマーケットプレイスや自社ECサイト「ReRe」で販売され、農機具に関しては越境ECサイト「FARMMART」で海外販売も行っています。

メディア事業では、消費者の関心が高い通信関連、リユース関連、消費関連の分野にフォーカスし、有益な情報を提供する8つのメディアを運営しています。これらのメディアは、商品やサービスの詳細説明、比較記事を通じて、自社サービスだけでなく他社サービスへの送客も行っています。

モバイル通信事業では、株式会社MEモバイルが「カシモ WiMAX」を展開し、シンプルで分かりやすいサービスプランとインターネット特化の販売・サポート体制を提供しています。これにより、顧客は来店の必要なく、最短で申込当日の商品発送を受けられます。

マーケットエンタープライズグループは、これらの事業を通じて、リユース市場の活性化と消費者の利便性向上に貢献しています。

経営方針

マーケットエンタープライズは、持続可能な社会の実現を目指し、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開しています。同社は、消費者に最適な消費選択肢を提供することで、サーキュラーエコノミーの発展に貢献しています。

経営戦略として、2023年8月14日に新たな3ヵ年中期経営計画を策定しました。この計画では、2024年6月期に売上高200億円、営業利益8億円の達成を目標に掲げています。特に、基幹事業であるネット型リユース事業において、個人向けリユース分野への投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を図ることが重点領域とされています。

具体的な成長戦略として、ネット型リユース事業では、買取能力の増強と潜在的な買取ニーズの掘り起こしに注力します。また、メディア事業では、インターネットメディアの収益性向上を目指し、新たな送客先の開拓を進めます。モバイル通信事業では、新規回線契約の獲得強化と解約率の抑止に努め、中長期的な収益基盤の拡充を図ります。

さらに、優秀な人材の確保・育成と組織体制の強化、経営管理体制の強化にも取り組みます。これらの戦略を通じて、マーケットエンタープライズは、ビジョンに掲げる「持続可能な社会を実現する最適化商社」の実現に向け、企業価値の最大化に取り組んでいます。