トレジャー・ファクトリー (3093) 株価

時価総額
¥452.4億
PER
12.8倍
総合リユースショップ運営の有力企業。衣料・家電・家具など幅広い中古品を扱う7つの店舗業態を展開。持込・出張・宅配の3つの買取チャネルに加えBtoBオークションも運営。子会社を通じタイ・台湾にも進出し、アジア展開を推進。関東・関西を中心に国内外で事業拡大。

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事業内容

トレジャー・ファクトリーは、中古品や未使用品を扱うリユースショップチェーンを全国展開している総合リユース企業です。同社は衣料品から家電、家具、ブランド品、スポーツ用品、楽器まで幅広い商品を取り扱い、「トレジャーファクトリー」を中心とした複数の店舗業態を運営しています。店舗販売に加えて、インターネットを通じたオンライン販売も積極的に展開しています。

同社の主要顧客は、不要品を売却する一般消費者と、リユース品を購入する一般消費者の両方です。収益構造は、一般顧客からの商品買取と新品・中古品業者からの仕入れを通じて商品を調達し、それらを店舗やオンラインで販売することで利益を上げています。買取サービスは店頭持込、出張買取、宅配買取の3つの方法で提供し、効率的な仕入体制を構築しています。

同社は商品カテゴリー別に7つの専門業態を展開しており、総合業態の「トレジャーファクトリー」を筆頭に、衣料専門の「トレファクスタイル」、ブランド古着の「ブランドコレクト」、スポーツ・アウトドア専門の「トレファクスポーツアウトドア」などを運営しています。また、引越と買取を組み合わせた「トレファク引越」、ファッションレンタルサービス「Cariru」、不動産事業なども手がけ、事業領域を拡大しています。

経営方針

トレジャー・ファクトリーは、2029年2月期に売上高710億円、営業利益63.8億円の達成を目指す意欲的な中期経営計画を掲げています。同社は年間30から40店舗のペースで新規出店を継続し、関東、関西、中部、九州を中心にリユースネットワークの拡大を図ります。営業利益率は9%台を維持しながら、3年間で売上高を約3割押し上げる計画です。

同社の差別化戦略は、リユース事業を核とした多角的な事業展開にあります。店舗での買取・販売拠点をオンライン販売の拠点としても活用し、リアルとデジタルを融合させた販売網を構築しています。商品確保の面では、店頭買取、出張買取、宅配買取の3本柱に加え、買取と引越を組み合わせた「トレファク引越」など独自サービスで競合との差別化を進めています。正社員を中心とした質の高い買取査定サービスの提供も強みとしています。

新市場開拓では、海外展開とM&Aによる成長を重視しています。タイ、台湾、アメリカに続く新規地域への進出を計画し、各地域の状況に応じて体制整備と収益改善を進めています。国内では、同社と補完関係があるリユース企業やグループ内でシナジーが発揮できる企業のM&Aを積極的に実行し、成長を加速させる方針です。また、レンタル事業「Cariru」やリユースのBtoB事業など周辺サービスの強化により、リユースのプラットフォーム構築を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社は自社システム部門とシステムグループ会社の開発力を活用したDX投資を推進しています。ITやAIを活用した業務効率化とイノベーション創出により、新たなビジネス機会の創出を図ります。特に一品物である中古品をECサイトに出品するオペレーションの効率化や、各種オンラインサービスのユーザビリティ向上に注力し、顧客の利便性向上とグループ収益の拡大を同時に実現する戦略を展開しています。

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