トレジャー・ファクトリーJP:3093

時価総額
¥397.1億
PER
19倍
リユースショップ「トレジャーファクトリー」、専門店「トレファクスタイル」「ブランドコレクト」など、多様なリユース品を扱う事業展開。

沿革

1995年5月

神奈川県横浜市に有限会社トレジャー・ファクトリーを設立。

1995年10月

東京都足立区舎人に当社第1号店となる総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー 足立本店」を開店。

1998年11月

埼玉県に初進出。埼玉県草加市に「トレジャーファクトリー 草加店」を開店。

1999年12月

資本金を1,000万円に増資し、株式会社に組織変更。

2000年9月

東京都足立区入谷に物流センターを開設。

2002年5月

東京都足立区竹の塚に本社を移転。

2003年3月

神奈川県に初進出。神奈川県横浜市に「トレジャーファクトリー 鶴見店」を開店。

2004年7月

FC事業を開始。福島県いわき市にFC1号店「トレジャーファクトリー いわき鹿島店」を開店。

2006年1月

千葉県に初進出。千葉県千葉市に「トレジャーファクトリー 若葉みつわ台店」を開店。

2006年10月

衣料・服飾雑貨専門の新業態「トレファクスタイル」を開始。千葉県千葉市に1号店を開店。

2007年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2008年2月

東京都足立区梅島に本社を移転。

2010年2月

「トレジャーファクトリースタイル」オンラインショップをオープン。

2010年10月

事業譲受により取得したブランドバッグ・ファッションレンタル事業「Cariru」を開始。

2013年5月

関西エリアに初進出。兵庫県神戸市に「トレジャーファクトリー 神戸新長田店」を開店。

2013年11月

幅広いファッション商品を低価格で提供する新業態「ユーズレット」を開始。埼玉県久喜市に1号店を開店。

2014年9月

スポーツ・アウトドア専門の新業態「トレファクスポーツ」を開始。神奈川県横浜市に1号店を開店。

引越事業「トレファク引越」を開始。

2014年10月

事業譲受により取得したブランド古着専門業態「ブランドコレクト」を開始。

2014年12月

2016年3月

2016年5月

2016年7月

2016年8月

2016年9月

2017年10月

2018年3月

2019年1月

2019年10月

2020年2月

2020年3月

2020年10月

2020年11月

2021年4月

2022年2月

2022年12月

東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部に市場変更。

タイ王国に海外現地法人Treasure Factory (Thailand) Co., Ltd.を設立。

中部エリアに初進出。愛知県名古屋市に「トレジャーファクトリー 名古屋徳重店」を開店。

九州エリアに初進出。福岡県春日市に「トレジャーファクトリー 福岡春日店」を開店。

東京都千代田区神田練塀町に本社を移転。

タイ・バンコクに海外1号店となる「トレジャーファクトリー スクンビット39店」を開店。

電化製品・家具を中心に扱う大型店舗の新業態「トレファクマーケット」を開始、千葉県千葉市に1号店を開店。

株式会社カインドオルの株式を取得し、子会社化。

総合リユースオンラインショップ「トレファクONLINE」をオープン。

株式会社ゴルフキッズ(現 株式会社GKファクトリー)の株式を取得し、子会社化。

株式会社デジタルクエストの株式を取得し、子会社化。

不動産事業「トレファク不動産」を開始。

株式会社STANDING OVATIONの株式を取得し、資本業務提携を締結。

オークション事業「トレファクライブネットオークション」を開始。

株式会社ピックアップジャパンの株式を取得し、子会社化。

終活・生前整理事業「Regacy」を開始。

台湾に海外現地法人台灣寶物工廠股份有限公司を設立。

株式会社デジタルクエストを分割し、株式会社トレファクテクノロジーズを設立。

株式会社デジタルクエストの株式を売却。

台湾・新北市に台湾1号店となる「トレジャーファクトリー新莊幸福店」を開店。

事業内容

トレジャー・ファクトリーは、リユース事業を中心に展開している企業で、その他にもレンタル事業やシステム事業など多岐にわたるサービスを提供しています。リユース事業では、衣料品、家電、家具、生活雑貨、ブランド品、スポーツ・アウトドア用品、楽器、ホビー用品など、幅広いカテゴリーの中古品を取り扱っており、未使用品やメーカーの在庫処分品も含まれます。

同社は、様々な店舗業態を展開しており、「トレジャーファクトリー」では幅広い分野のリユース品を、「トレファクスタイル」では衣料服飾雑貨を、「ブランドコレクト」ではブランド古着を、「トレファクスポーツアウトドア」ではスポーツアウトドア用品を、「ユーズレット」では低価格の衣料服飾雑貨を、「トレファクマーケット」では家電や家具等を中心に扱っています。

また、インターネットを通じた販売も行っており、一般顧客からの買取に加え、業者仕入れや古物市場からの仕入れを通じて、店舗に安定的に多様なリユース品が常時揃う仕入体制を構築しています。さらに、オンラインベースのBtoBオークション、リユース一体型引越サービス「トレファク引越」、終活・生前整理サービス「Regacy」など、特化したサービスも提供しています。

連結子会社を通じてもリユース事業を展開しており、ブランド古着、ゴルフ用品、総合リユースショップなど、特定の分野に特化した店舗を国内外で運営しています。レンタル事業ではファッションレンタルサービス「Cariru」を、不動産事業では「トレファク不動産」を、システム事業ではアプリ開発やWEB開発を行っている株式会社トレファクテクノロジーズがそれぞれの分野でサービスを提供しています。

経営方針

トレジャー・ファクトリーは、リユース事業を核として、継続的かつ安定的な成長を目指しています。同社は、生活ニーズに密着した分野での事業展開を進め、循環型社会の実現に貢献することを経営理念としています。中期経営計画では、リユース事業の成長、新規事業への投資、海外市場での成長、M&Aによる成長、そしてDX投資による成長を5つの経営方針として掲げています。

リユース事業では、年間25~35店舗のペースで新規出店を行い、リユースのネットワークを拡大しています。また、BtoBオークション事業の本格展開や、買取と引越をセットで行う独自の事業を加速させることで、新規事業の成長を目指しています。さらに、タイや台湾でのリユース事業の展開を通じて、海外市場での成長を図っています。

M&A戦略では、グループ内でシナジーが発揮できる企業の積極的な買収を進めています。DX投資に関しては、AIを活用した業務効率化や査定効率化、新たな買取機会や販売機会の創出により、グループ収益の向上を目指しています。

これらの成長戦略を背景に、同社は2024年2月期から2026年2月期にかけて、売上高と経常利益の増加を見込んでいます。また、経常利益率の向上も計画しており、安定した成長を目指しています。同社の成長戦略は、リユース市場の拡大とともに、社会の持続可能な発展に貢献することを目的としています。