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ブロンコビリーJP:3091
沿革
1983年12月 |
ステーキレストラン経営を目的として名古屋市北区に株式会社ブロンコ(資本金200万円)を設立(店舗数3店) |
1992年9月 |
名古屋市外の出店1号店、春日井高蔵寺店(愛知県春日井市)開店 |
1993年6月 |
多店舗出店に備え、愛知県春日井市にコミサリー(自社工場)を開設 |
1995年1月 |
株式会社ブロンコビリーに商号変更 |
1996年8月 |
岐阜県での第1号店、大垣垂井店(岐阜県不破郡垂井町)開店 |
1997年8月 |
三重県での第1号店、四日市生桑店(三重県四日市市)開店 |
1997年12月 |
本社を名古屋市名東区に移転し、本社内にトレーニングセンターを開設 |
2000年12月 |
静岡県での第1号店、浜松有玉店(浜松市中央区)開店 |
2004年6月 |
オープンキッチンによる炭焼き台、大かまど、サラダバーを導入し3店舗を改装 |
2005年4月 |
上記改装を植田店(名古屋市天白区)を除き全店終了 |
2006年4月 |
本社内に、ケーキ工場を開設 客席数の増加、分煙、内外装のリニューアルを開始 |
2007年11月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2007年12月 |
2006年4月から開始したリニューアルを尾張旭店(愛知県尾張旭市)を除き全店終了 |
2008年9月 |
東京都での第1号店、昭島昭和の森店(東京都昭島市)開店 |
2008年11月 |
埼玉県での第1号店、大宮三橋店(さいたま市大宮区)開店 |
2009年10月 |
コミサリー(自社工場)を愛知県春日井市に拡大移転し、ファクトリー(自社工場)に名称を変更 本社内のトレーニングセンター及びケーキ工場をファクトリー(自社工場)内に移転 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場 |
2010年9月 |
神奈川県での第1号店、青葉台店(横浜市青葉区)開店 |
2011年8月 2012年8月 2013年2月 |
東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部上場 大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))の株式上場を廃止 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 千葉県での第1号店、東千葉店(千葉市中央区)開店 |
2013年3月 2014年5月 2014年11月 2015年9月 |
竹市克弘が代表取締役社長に就任 竹市靖公が代表取締役会長に就任 滋賀県での第1号店、彦根店(滋賀県彦根市)開店 神奈川県厚木市に関東ファクトリー(自社工場)を新設 京都府での第1号店、伏見桃山店(京都市伏見区)開店 |
2016年6月 2017年3月 2017年6月 2019年4月 2021年9月 2022年4月 2022年7月 2022年9月 |
大阪府での第1号店、枚方招提店(大阪府枚方市)開店 竹市靖公が代表取締役会長を退任し、取締役会長に就任 名古屋市中村区に名古屋駅オフィスビル(BBビル)を取得し、ファクトリー(自社工場)内のトレーニングセンターを移転 東京都足立区にトレーニングセンターを新設 兵庫県での第1号店、宝塚店(兵庫県宝塚市)開店 奈良県での第1号店、奈良押熊店(奈良県奈良市)開店 新業態「とんかつ かつひろ」(愛知県豊田市)開店 証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 株式会社松屋栄食品本舗の全株式を取得し子会社化 福岡県での第1号店、大野城御笠川店(福岡県大野城市)開店 |
事業内容
ブロンコビリーは、1978年に名古屋市北区でステーキハウス「ブロンコ」として創業しました。以来、同社は名古屋市内から郊外へと店舗を拡大し、駐車場を完備した郊外型レストランとして、幹線道路沿いに店舗展開を進めています。同社のメインメニューには、豪州産や米国産の牛肉を使用したステーキやハンバーグがあり、新鮮なサラダ(サラダバー)を提供しています。また、原材料の牛肉や野菜、ステーキソースに至るまで、こだわりを持って選んだ食材を使用し、バランスの取れた商品構成を心がけています。
ブロンコビリーは、ステーキやハンバーグを毎日店舗へ出荷できるよう自社工場で加工し、野菜は新鮮な状態で提供できるよう毎日配送する物流体制を整えています。2022年7月には、子会社化した株式会社松屋栄食品本舗で同社向けの製造ラインを拡張し、商品向上と店舗数増加に対応する生産体制をグループとして整えています。
2023年12月31日現在、ブロンコビリーは愛知、岐阜、三重、静岡、東京、埼玉、神奈川、千葉、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡の1都2府11県下で直営店139店舗を展開しています。同社は、「食を通じて人を幸せにしたい」という想いを込め、「ご馳走カンパニー」の実現という長期ビジョンを掲げ、持続的な付加価値創造と企業価値向上に取り組んでいます。なお、ブロンコビリーは飲食事業の単一セグメントを持っているため、セグメント別の記載はありません。
経営方針
ブロンコビリーは、顧客創造を使命とし、「最高の料理」「最高のサービス」「最高の空間」の提供を経営の基本方針としています。同社は、直営店舗を中心に、東海地区、関東地区、関西地区、九州地区への拡大を目指しており、人材確保と早期育成、店舗の調理及び接客サービスのレベル向上に取り組んでいます。また、売上高経常利益率を重要な経営指標として掲げ、原価率の低減やコスト管理に努めています。
経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢の長期化など、先行き不透明な状況が続いています。これに対し、ブロンコビリーは商品やサービスの価値づくり、新規出店及び既存店の改装等の設備投資を実施し、厳しい状況に対応しています。
具体的な取り組みとして、商品・メニュー開発力の強化、店舗力の強化、人材確保と人財育成、新規出店の4つの課題に注力しています。商品・メニュー開発では、自社工場と子会社を活用した一貫した商品開発を行い、店舗力の強化では、顧客に心地よいひとときを提供し、収益力と生産性の向上を目指しています。人材確保と育成では、新卒・中途採用の強化とトレーニング・研修の充実を図り、新規出店では、収益力の高い物件の厳選と新業態の開発に取り組んでいます。
これらの戦略を通じて、ブロンコビリーは「ご馳走カンパニー」の実現を目指し、持続的な付加価値創造と企業価値向上に努めています。