マツキヨココカラ&カンパニーJP:3088

時価総額
¥9540.9億
PER
18.8倍
ドラッグストア・保険調剤薬局のチェーン経営、フランチャイズ事業、介護施設運営、商品供給、管理サポート事業。

沿革

年月

事項

2007年10月

当社設立 東京証券取引所市場第一部に上場

2008年1月

株式会社マツモトキヨシ(現・連結子会社)の子会社管理・支配事業を会社分割により当社が承継

2008年7月

株式会社マツモトキヨシの仕入れ事業を会社分割により当社が承継

2008年7月

株式会社マツモトキヨシの東日本地区(茨城県を除く)の薬粧に係る販売事業を吸収分割により、株式会社エムケイ東日本販売(現・株式会社マツモトキヨシ東日本販売)へ承継

2008年9月

首都圏の幅広いエリアを中心に一般用医薬品の専門卸売業を営む株式会社茂木薬品商会の発行済株式総数の53.25%を株式取得により子会社化(2008年10月に同社との株式交換及び同社の第三者割り当て増資を経て、同社発行済株式総数の90%を取得)

2009年7月

株式会社健康家族(吸収合併存続会社)と株式会社マックス(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併し、株式会社健康家族の社名を「株式会社マツモトキヨシ甲信越販売」(現・連結子会社)へ変更

2009年12月

鹿児島県を中心とした九州地域において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社ミドリ薬品(現・株式会社マツモトキヨシ九州販売)の発行済株式総数の56.37%を公開買付により子会社化(2010年4月に同社との株式交換を経て、同社発行済株式総数の100%を取得)

2010年1月

長野県において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社中島ファミリー薬局(現・株式会社マツモトキヨシ甲信越販売)の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化

2010年4月

岡山県を中心とした山陽地域において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社ラブドラッグス(現・株式会社マツモトキヨシ中四国販売)の株式を追加取得し、発行済株式総数の90.8%を所有し子会社化

2010年4月

株式会社エムケイ東日本販売の千葉地区の薬粧に係る販売事業を吸収分割により、株式会社マツモトキヨシへ承継

2011年3月

多様化するお客様ニーズや地域環境に対応した品揃え、店舗事業の強化・他社との差異化戦略の推進による更なる事業規模の拡大と顧客主義の徹底を図るため、株式会社キリン堂とプライベートブランド商品の共同開発及び相互供給を行うことに関して合意書を締結

2012年1月

株式会社マツモトキヨシ甲信越販売(吸収合併存続会社)と株式会社中島ファミリー薬局(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2012年2月

山梨県において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社イタヤマ・メディコ(現・株式会社マツモトキヨシ甲信越販売)ならびに大阪府において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む弘陽薬品株式会社(現・株式会社マツモトキヨシ)の各社の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化

2012年4月

株式会社マツモトキヨシの九州地域の薬粧に係る販売事業を吸収分割により、株式会社ミドリ薬品へ承継し、株式会社ミドリ薬品の社名を「株式会社マツモトキヨシ九州販売」(現・連結子会社)へ変更

2012年4月

株式会社エムケイ東日本販売の社名を「株式会社マツモトキヨシ東日本販売」(現・連結子会社)へ変更

2012年4月

調剤事業の更なる拡大、より高い専門性をもとに医療機関と連携した様々な医療分野への進出を図るため、株式会社マツモトキヨシファーマシーズ(現・株式会社マツモトキヨシ)を設立

2012年5月

宮城県を中心とした東北地域において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社ダルマ薬局(現・株式会社マツモトキヨシ東日本販売)の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化

年月

事項

2012年10月

株式会社マツモトキヨシの中四国地域の薬粧に係る販売事業を新設分割により、株式会社マツモトキヨシ中四国販売(現・連結子会社)へ承継し、同社の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化。これと同時に株式会社マツモトキヨシ中四国販売が、株式会社ラブドラッグスの発行済株式総数の100%を株式取得

2012年10月

兵庫県の南部地域において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営むモリスリテール株式会社の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化

2013年2月

愛知県を中心に東海地域において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む杉浦薬品株式会社(現:株式会社マツモトキヨシ)の株式を追加取得し、発行済株式総数の98.4%(議決権割合:100%)を所有し子会社化

2013年4月

エリアドミナント戦略に向けた各地域における卸売事業の機動的な対応と経営資源の一元化による経営基盤の強化・効率化を図るため、中間持株会社として株式会社マツモトキヨシホールセール(現・連結子会社)を設立

2013年11月

「セントラルグループ」の中核企業であるCentral Food Retail Company Ltd.とタイ王国での新たなヘルス&ビューティの事業展開について協議・検討することを目的とした基本合意書を締結

2013年12月

石川県を中心に北陸地方において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社示野薬局(現・株式会社マツモトキヨシ甲信越販売)の発行済株式総数の100%を株式取得により子会社化

2013年12月

東京都を中心とした首都圏において医薬品、化粧品、日用雑貨品等を販売する小売業を営む株式会社ぱぱす(現・連結子会社)の株式を追加取得し、発行済株式総数の100%を所有し子会社化

2014年3月

モリスリテール株式会社のネット通販事業を株式会社マツモトキヨシへ吸収分割により承継させるとともに、分割後のモリスリテール株式会社(吸収合併消滅会社)と株式会社マツモトキヨシ中四国販売(吸収合併存続会社)を吸収合併の方式により合併

2014年10月

株式会社茂木薬品商会が営む一般用医薬品関連商品の卸売事業を、新設分割によりアルフレッサ ヘルスケア株式会社へ譲渡し、株式会社茂木薬品商会の社名を株式会社マツモトキヨシアセットマネジメントへ変更

2015年8月

Central Food Retail Company Ltd.と当社との間で、タイ王国におけるドラッグストア事業を開発・運営するための合弁会社Central&Matsumotokiyoshi Ltd.を設立

2015年10月

株式会社マツモトキヨシ東日本販売(吸収合併存続会社)と株式会社ダルマ薬局(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2015年10月

株式会社マツモトキヨシ甲信越販売(吸収合併存続会社)と株式会社イタヤマ・メディコ(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2015年10月

株式会社マツモトキヨシ中四国販売(吸収合併存続会社)と株式会社ラブドラッグス(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2015年10月

伊東秀商事株式会社(吸収合併消滅会社)と株式会社PALTAC(吸収合併存続会社)を吸収合併の方式により合併

2016年10月

株式会社マツモトキヨシ(吸収合併存続会社)と杉浦薬品株式会社(吸収合併消滅会社)を吸収
合併の方式により合併

2016年10月

株式会社トウブドラッグ(吸収分割会社)のドラッグストア事業を株式会社マツモトキヨシ
(吸収分割承継会社)へ吸収分割により承継、分割後の株式会社トウブドラッグ(吸収合併消滅
会社)と株式会社マツモトキヨシファーマシーズ(吸収合併存続会社)を吸収合併の方式によ
り合併

2017年4月

株式会社マツモトキヨシ(吸収合併存続会社)と弘陽薬品株式会社(吸収合併消滅会社)を吸収
合併の方式により合併

2017年10月

臺隆工業股份有限公司と当社との間で、台湾におけるドラッグストア事業展開を目的とした基本合意書を締結

2018年1月

臺隆工業股份有限公司と当社との間で、台湾におけるドラッグストアを開発・運営するための合弁会社台湾松本清股份有限公司(現・連結子会社)を発足

2019年7月

中華人民共和国香港特別行政区におけるドラッグストア事業展開を目的とした現地法人マツモトキヨシ香港株式会社を開設

2019年11月

ロータス・フード・グループ株式会社と当社との間で、ベトナム社会主義共和国におけるドラッグストアを開発・運営するための合弁会社設立に関する合弁事業契約を締結

2019年11月

臺隆工業股份有限公司から合弁会社台湾松本清股份有限公司の株式を取得し、100%子会社化

年月

事項

2020年1月

株式会社ココカラファインと当社との間で、経営統合に関する基本合意書及び経営統合に向けた資本業務提携契約を締結

2020年4月

株式会社マツモトキヨシ甲信越販売(吸収合併存続会社)と株式会社示野薬局(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2020年7月

ロータス・フード・グループ株式会社と当社との間で、ベトナム社会主義共和国におけるドラッグストアを開発・運営するための合弁会社Matsumoto kiyoshi Vietnam Joint Stock Companyを
設立

2021年2月

株式会社ココカラファインと当社との間で、経営統合に関する経営統合契約等を締結
経営統合に向けて、当社が全額出資しMKCF分割準備株式会社(現・株式会社MCCマネジメント)を設立

2021年4月

株式会社ココカラファインと当社との間で、経営統合に際しての吸収分割契約を締結

2021年10月

株式交換契約に基づき、当社(株式交換完全親会社)と株式会社ココカラファイン(株式交換完全子会社)は株式交換により経営統合し、当社の社名を「株式会社マツキヨココカラ&カンパニー」へ変更

当社を分割会社として、株式会社マツモトキヨシその他の子会社等の株式の保有及び経営管理等を主たる目的とする株式会社マツモトキヨシグループ(現・連結子会社)を新設分割により設立

当社(分割会社)の営業企画・運営支援機能等をMKCF分割準備株式会社(承継会社)へ吸収分割により承継

株式会社ココカラファイン(分割会社)の本部機能を当社(承継会社)へ吸収分割により承継

株式会社ココカラファイン(分割会社)の営業企画・運営支援機能等をMKCF分割準備株式会社(承継会社)へ吸収分割により承継

株式会社ココカラファインヘルスケア(分割会社)の本部機能を当社(承継会社)へ吸収分割により承継

株式会社ココカラファインヘルスケア(分割会社)の営業企画・運営支援機能等をMKCF分割準備株式会社(承継会社)へ吸収分割により承継

株式会社ココカラファインの社名を「株式会社ココカラファイングループ」(現・連結子会社)へ変更

MKCF分割準備株式会社の社名を「株式会社MCCマネジメント」(現・連結子会社)へ変更

2022年4月

グループ内組織編成(連結子会社間での吸収分割)により、株式会社マツモトキヨシグループ(吸収分割会社)及び株式会社ココカラファイングループ(吸収分割会社)の子会社のうち、株式会社エムケイプランニング、株式会社マツモトキヨシ保険サービス、株式会社マツモトキヨシホールセール、株式会社シーエフエナジー、株式会社ココカラファインアソシエ、株式会社ココカラファインソレイユ、株式会社ココカラファインフリュアヴァンスの株式を株式会社MCCマネジメント(吸収分割承継会社)へ吸収分割により承継、グループ全体をサポートする観点から、当機能会社の社名を「株式会社MCC~」へ変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年7月

株式会社マツモトキヨシファーマシーズ(吸収分割会社)の派遣事業を株式会社MCCアソシエ(吸収分割承継会社)へ吸収分割により承継、分割後の株式会社マツモトキヨシファーマシーズ(吸収合併消滅会社)と株式会社マツモトキヨシ(吸収合併存続会社)を吸収合併の方式により合併

2022年10月

株式会社MCCマネジメント(吸収合併存続会社)と株式会社MCCプランニング(吸収合併消滅会社)を吸収合併の方式により合併

2023年2月

アメリカ合衆国の準州グアムにおけるドラッグストアを開店・運営するための子会社MATSUMOTOKIYOSHI GUAM Co., LTD.を設立

事業内容

マツキヨココカラ&カンパニーは、ドラッグストア・保険調剤薬局のチェーン店経営を中心とした小売事業と、管理サポート事業を展開しています。同社グループは、マツモトキヨシグループ事業として、ドラッグストアや保険調剤薬局の運営、フランチャイズ事業の展開、フランチャイジーへの商品供給を行っています。また、ココカラファイングループ事業では、ドラッグストアや保険調剤薬局のチェーン店経営のほか、介護施設の運営、訪問介護、介護用品のレンタル・販売、医薬品や化粧品、日用品雑貨等の商品供給を手掛けています。

管理サポート事業では、小売事業を営むグループ会社の商品仕入・販売、経営管理・統轄、間接業務の受託、プライベートブランド商品の企画開発などを行っています。さらに、資産の管理・運用、店舗の建設・営繕、生命保険・損害保険の販売代理業も展開しています。

2023年3月31日現在、マツキヨココカラ&カンパニーは、本社を含む29社(連結対象会社22社、非連結対象会社3社、非持分法適用関連会社3社)で構成されており、幅広い事業を通じて、健康と美容に関する多様なニーズに応えています。

経営方針

マツキヨココカラ&カンパニーは、デジタル化やグローバル展開を含む先進的な取り組みを通じて、顧客の多様なライフステージに応じた高品質なサービスを提供し、人々の楽しみを創出することを基本方針としています。同社は、地域社会や顧客に寄り添い、豊かな生活の実現を支えることを目指しており、そのためのグループ理念、ビジョン、スローガンを設定しています。

中期経営計画では、社会・生活のインフラ企業としての地位を確立し、ヘルス&ビューティー分野での圧倒的なプレゼンスを目指しています。具体的には、2026年3月期にグループ売上高1.5兆円、営業利益率7.0%を達成することを目標として掲げています。また、将来的には「美と健康の分野でアジアNo.1」を目指すとしています。

経営環境の変化に対応し、持続可能な成長を目指すため、同社は国内戦略とグローバル戦略に分けて4つの重点戦略を設定しています。国内では、顧客との繋がりの深化、体験やサービス提供の新化、トータルケアの進化を重視しています。グローバル戦略としては、アジア市場での更なるプレゼンス向上を目指し、新たな進出国の開拓や海外店舗展開、越境EC事業の拡大に取り組んでいます。

これらの戦略を通じて、マツキヨココカラ&カンパニーは、美と健康を軸に新しい技術やアイデアを積極的に取り入れ、顧客の日常生活をより楽しく、豊かにすることを目指しています。